宇田川らんちゅう らん丸の池 (宇野系らんちゅう)

宇田川英雄翁は宇野仁松翁より秘蔵らんちゅうの改良を託され,2・3・4・5筋と体系づけた素晴しい魚を残して下さいました.

灘の喧嘩祭り スケジュール&祭りの見どころ

2009-10-03 05:22:47 | 



各戸に配布されている灘祭りの予定表です。
灘七ヶ村の協議で編成され、このスケジュールをもとに祭りが進行するのですが、予定は儘ずれることが常で、さて今年はどうなる事やら。
見どころはと言えば
14日 宵宮
各村の宮入(楼門に到着)
東山の宮入は観客の少ない時間帯なので近くでも叱られずにゆっくりとみられるよ
木場の一つ太鼓“デン ヨッサ”の宮入
松原の幟と紙手とヤッサが一体となった豪壮な宮入
八家はホッサホッサで疾風のような宮入
妻鹿の怒涛のような宮入
宇佐崎の雄々しい宮入
中村のスマートな宮入
各村それぞれの宮入は観客を魅了するものです
次に休憩をはさんだ後
宮出し以降~灯が燈る頃までの楼門前(宮前桟敷前)での
七ヶ村一斉の練り合わせも見事なものです。

15日 昼宮
この日はヤッサは六ヶ村のみとなります
今年は中村が年番(練り番)となり神輿の担当になる。
この日は早朝から
松原の露払い
次いで、練り番・中村の“潮かき”
午前中は各村の宮入とつづき
12時半ころには松原の“てんてんつき”が露払いとなって
そのあとに神官が続き渡御が
そして年番・中村の宮移し・神輿合わせが始まります。
お宮の境内で数度神輿をぶつけた後、楼門を出た神輿はここでも激しくぶつけあいを繰り返します。
そのころ、露払いは櫓畑に到着
ここでは、日本音100選に選ばれた音色で有名な“てんてんつき”が頭上高く差し上げられ、そのまま太鼓打ち共々地面に叩きつけ、練り場を清めます。
この後待つことしばし、やがて宮前での練りを済ませた神輿3基が到着
次々と各村のヤッサも到着して祭りは熱気を帯びてきます。
八家のヤッサが山道を駆け上がったら、前半戦が終了。
(我が家はここで山の桟敷を引き払います)
山上には3基の神輿と6基のヤッサが勢ぞろい
小一時間ほどすると上った順に山を下ってきます。
この後夕暮れまで練り合わせが続き、そのごヤッサに灯がともされての練りが繰り返され、徐々に各村へ帰っていきます。
子供のころは、ヤッサの後をついてヤッサ倉にしまったあと
“祭りが終わってしもた!”と涙を流していたなあ
今でも、ジーンとくるけどね

初めて灘祭りに足を運ばれる方は一つの参考となろうかと思い、
不充分でしょうがざっと祭りの流れを紹介してみました。

注意
実際の流れは予定表と15分~20分位の遅れからスタートします、
そのあとはもっと遅れて来ることが多いので含んでおいてください。
足元は汚れてもいい移動しやすい履物をお勧めします。
踏まれたら、痛いのを通り越すのでハイヒールはご勘弁を
14,15両日 山陽電鉄・白浜の宮駅に直通特急が停車します

コメント (5)
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