大晦日なのに

あと２時間足らずで２００８年も終わります。
年末のドタバタで年内のブログ更新は無理だと思っていましたが、なんだか書きたくなってＰＣに向かっています。

クリスマスイヴに大騒ぎしたアトムは、すっかりいつもの通りのアトムで一安心したパパと私なのに、今度ははなです。
２９日に４回もゲボしました。３０日はお医者様が年内最後の診療日だったので朝一番に病院へ行って来ました。５日分のお薬を貰ってお粥を食べさせていましたが、とても元気だったので安心したのに、今日の夕方に再びゲボです。
元旦でも診察してくれる獣医さんを念のため見つけておきました。
比較的近場にありました。
お薬を飲ませ、今は様子を見ています。

はなのゲボの騒ぎのあとに我家の前で救急車が停まりました。６時半頃です。
何故か消防車までもがサイレンを鳴らしながら近づいてきました。
大晦日に火事？しかもご近所？と慌てて表に出ると、我家の右隣のお家です。
お向かいのご夫婦も外に出て様子を伺っています。
我家の右隣は７０過ぎのご夫婦二人。お子さんは離れた場所で家庭を持っており、時々遊びに来る程度。
奥様が２、３年前に脳梗塞で倒れられ、一人では歩けない体になり、だんな様が介護しつつ家事をしていらっしゃいました。

お向かいの方が仰るには、２日前にだんな様に会ったときに様子がおかしかったのだそうです。スリッパを履いたまま、スリッパの上にサンダルを履き、決められた清掃日でもないのに一人お掃除をしていたのだとか。
お向かいのご夫婦はお年が近いこともあって気になっていたのでしょう。
昨日も今日も点きっぱなしの外灯に開けたままの障子も気になって夕方電話をかけてみたのだそうです。

何度鳴らしても出ない電話。何度インターフォンを鳴らしても出ない。
でもガレージには車が止まっていて。

お向かいのご夫婦は、そのお宅の娘さんに連絡してみる事にし、娘さんからも電話をかけてもらっていましたが一向に応答が無い。
娘さん（宇都宮在住）が救急車を要請したようです。

到着した救急隊はロックされたドアにしばし様子を伺い、庭に面した窓の鍵を壊し室内に入り、倒れているご主人を発見しました。

２階の寝室で救助された体のご不自由な奥様は意識があり無事救急車に収容されたのに、だんな様が救出される気配が無く、そうこうする内にお巡りさんが出入りするようになったんです。

詳しい様子は近所の私たちには聞かせてもらえませんでしたが、一人救急車に乗った奥様が搬送された時、心配してずっと様子を見ていた私たち近所の者にもだんな様が亡くなっていた事が解りました。

なんて事…。一年の最後の日に。あと数時間で「おめでとう」と新しい年を祝うはずなのに、奥様のお世話をしていただんな様が亡くなられていただなんて。郵便受けには３０日、３１日と２日分の新聞が入ったままでした。
いったい『何時』お倒れになったのか。事情の解らない奥様が、どれ程不安なままベッドに横たわっていたのか。お父様の死を知らされ車を走らせているであろう娘さんのお気持ちは…。

お隣のご家族の気持ちを思うとやり切れませんが、他のご近所の皆さんより一足早く家に戻った私とパパ。我家の玄関を一歩中に入ると、そこには薄情だけれど我家の暮らしがありました。作りかけていた料理を作り、はなとアトムにもご飯を食べさせ、シャンパンで「お疲れ様」の乾杯をして食事を食べました。
紅白歌合戦だって見ています。

１０時頃には、ずっと我家の前にまで停まっていた警察車両もいなくなりました。
様々な調べも終わったのでしょう。隣の我家に聞き込み（？）も無かった事から事件性は無いのかもしれません。時折気になっていましたが、お酒がメチャクチャ弱いパパはほんの少しのシャンパンでスヤスヤ眠ってしまう有様です。
でも、これでいいのだと思います。生活ってこういう事なんだと思います。

ただ、離れて暮らす両親の事が少し心配になりました。
年末年始は弟が実家に行っているので安心ですが、２人きりで暮らしている父や母、もしくは２人ともに何かあったら…。
新年になったら一番に両親に相談しようと思います。

今年の大晦日、我家は例年よりも少しだけ静かな気持ちで過ごしています。
神聖な気持ちな感じです。

亡くなられたお隣のご主人が安らかでありますように。
ご不自由な奥様が苦しまれませんように。



新しい年まで５０分を切りました。『日々是わんこ』を見てくださっている方皆さんが暖かく、素敵な新しい年を迎えられますように。
２００８年はありがとうございました。

クリスマスに苦しめられてます

年末・年始になると『何かしら』仕出かしてくれるアトムですが、今年もやらかしてます。

　　　　　　　　　　　　　　今年もやっちまいましたぁ

仕込みは２０日頃のお山でした。
お気に入りのフライピュートーイを噛み壊し、ゴックン。

壊したおもちゃの破片を拾い集めましたが、みつからなかった部分がありました。
何故？アトムがお腹の中にしまいこんでしまっていたからです。

２１日、２２日と何事も無く、２３日も無事終わろうとしていた深夜の１時半（正確には２４日ですね）。
アトムの作戦が始まりました。この時パパはお風呂。
ソファーで眠っていたアトムが目を覚まし、「お外にだせぇ」と窓をドゲン、ドゲン叩きだしました。庭に放してやると中々戻ってきません。
心配になり玄関から外に出て「アトムー」と呼べど戻ってこない。
門扉は閉まっていたから脱走はあり得ません。カーポートを見ても庭に廻ってもアトムの姿は無く、「おっかしいなぁ」と思いながら庭からカーポートに戻ってみると、ゲートの側、ブロック塀に寄りかかるようにしてうずくまるアトムを見つけました。アトムの側には下痢ッピのような痕跡と匂い。
『下痢してしまったんだなぁ、気の毒に』と思いつつ「アトム、お家に入るよ」と声を掛けても、アトムは震えながらうずくまったまま動きません。

『様子がおかしい！』と感じた瞬間から半ばパニック！
まさか、恐ろしい『胃捻転』なんじゃないか？と私の思考は悪い事、悪い方へと偏りだします。こんな時にパパは呑気にお風呂に入っているし～！

手遅れになっては大変！とばかりに「パパ、アトムの様子がおかしいから、早くお風呂出てぇ！なりたさんに電話していい？」と慌てながら声を掛け、訳は解らないけれど、私の緊張感だけは感じたパパは「電話して！」と一言。
この後、大慌てのパパはヒゲも剃らずにお風呂から出てきたのです。

そして私は掛かりつけの獣医さんに電話。先生が折り返しの電話をくれるまでの間、アトムのお腹の張りをみたり、熱があるんだろうか？とおでこ（？）を触ってみたり（解るはずないのにねぇ。慌てると可笑しな事をするものです）。
当のアトムは比較的落ち着いていて、震えも止まっていました。

深夜２時、獣医さんから「どんな感じですか？」と電話が入りました。
そこでアトムの状態について数分やり取り。先生が「胃捻転の心配はないと思いますが、どうしますか？」との言葉。アトムの落ち着いている様子に「朝まで様子を見て状態が良くならなかったら伺います」と伝え、深夜の電話のお詫びをし、電話を切りました。

パパは翌日も仕事です。
その夜は私がソファーでアトムに付き合って眠りました。
その後アトムが動いたので２回ほど目を覚ましましたが、アトムは落ち着いていて、体の向きを変えては再び眠っていました。

パパの出勤時にも私もアトムもソファーで寝ており、パパが出かけてしまってからは私とアトムにはなも加わり一人と２匹はグースカ眠り続けてしまいました。
いつものように「メシ食いたーい！」のアピールもしませんでした。
そして９時頃。眠っていたアトムがウグッウグッとゲボが出る様子。
はなのオシッコトレーの上に少しだけ戻しました。
でも、そのゲボがメチャクチャ臭い！あまりの匂いにうんＰをゲボしたんじゃないかと思ってしまうほどです。
その後、アトムを庭に出してやり、私も様子を見るために外へ。
するとアトムはまたもやゲボしたようです。そのゲボの正体は…
飲み込んだおもちゃ達！

ゲボったおもちゃをビニール袋に入れ獣医さんの元へ。
アトムは注射を３本（抗生物質と胃酸を抑える薬２種）打ってもらい経過を見ることに。
食事はおかゆを少量与えるようにして、夕方アトムの様子を電話で報告することになりました。
そして夕方、アトムの様子を電話で伝えると「内服薬を取りに来れますか？」との事。
私は薬を頂きに本日２度目の獣医さんへ。
３日分の抗生物質と胃酸抑制剤を頂いてきました。

その後はアトムの食欲も戻り、私たちの食べているものを欲しがる『いつもの』アトムです。でも食事はおかゆ。
アトムの食事に付き合わされて、はなもおかゆを食べています。
でも、はなちゃんおかゆが気に入ったようで白粥を美味しそうに食べています。

今年のイヴもアトムのお陰で散々！
ケーキもご馳走も無いイヴでした。

アイリッシュ飼いに『ホーリーナイト』は来るのでしょうか？

今更だけど（益子編）

何を今更！なんですが、今年の秋の陶器市の記事です。
１１月１日、朝５時に我家を出発して初めての益子、初めての陶器市へ出かけた我家。この日、陶器市を楽しんだ後は那須へ移動し『ラリュール』さんも初訪問。
そして帰宅。となかなかにハードスケジュールだった我家。盛りだくさんの一日が今まで記事にならなかった理由とは…ダメダメブロガーな私に原因があります。

それはろくな写真が撮れていなーい！事に尽きるわけですが…。

折角みいゃさんのブースの前でお会いした皆さんやワンちゃん達の写真が枚数が少ない上に酷い！

そんな訳で「クッソー！」と毒づきながら今まで記事にせずにおりました。

でもぉ、ブログは我家の記録、はなやアトムの記録。
折角の初益子や初ラリュールを記録しないのは心残りな年の瀬です。
なので、恥ずかしながら今頃記事にしておきます。ざーっとね。

まず、この日の我家の戦利品のご紹介。

　　　　　　　　　　　　　　ハ～イ

我家の現地到着は９時を回った頃。一目散にみいしゃさんのブースを目指しましたが、少々出遅れ。「あっ、これカワイー」と思った作品は既にお手つき（売約済み）が多く、焦って選んだアトムに似ていそうな子達です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　プチアトム・その１

　　　　　　　　　　　　　　プチアトム・その２

　　　　　　　　　　　　　　プチアトム・その３

これで我家のココちゃん達（プチアトム）は８匹になりました。


折角の陶器市。一通り見て歩いたものの、わんこ連れではお店の中へも入れず、ピカピカの好天気が災いしてワンズを車でお留守番させる事もできず、ゆっくり見て歩けなかったのがとても残念。次に来る時はゆっくり見て歩きたーい。それでもパパはご飯茶碗を、私はマグカップを買って、次なる目的の地『ラリュール』さんを目指した我家でした。

が、その模様は次回。

挑戦するぞ！

　　　　　　　　　　　　　

我家から車で１０分程の場所に『中島酒造所』という蔵元さんがあります。
高尾山に御神酒を納めている蔵元さんです。
製造はもちろん、小売もしてくれるというので先週末に行ってみました。
買ってきたのは『活性』という酵母が生きている（火入れしていない）お酒と酒粕。

自宅でお魚の『粕漬け』を作ろうという企みです。
スーパーなどで売っているのは『西京漬け』が多いし、たまに出合った『粕漬け』も美味しいお店の粕漬けと比べるとアレレ？って思っちゃう。
だから自分で作ってみる事にしたんです。

我家は日本橋にある『魚久』の粕漬けが大好き。
目標としては限りなく『魚久』の味に近づけること。
（目指せ！魚十（うおじゅう）！！　あっ、この洒落解ってもらえた？久と九…）

ネットでレシピを調べ、何種類かあるレシピの中から「なんとなーく」これ！と思うレシピを採用させてもらうつもりですが、『魚久』の味に近づけるには『魚久』の粕床の味を見なくちゃ作れません！！
この前食べた時は味見をし忘れちゃったんだもん。

なので、パパ、会社の帰りに買ってきてくださ～い！
そうしないと粕漬け作れないよー！ヘヘッ。

おやすみなさい

週末は「これでもかぁ～」って言うほどお山で遊んでいるはな。

家に戻るなりお水をガブ飲み。その後足を舐めたりして身だしなみを整えれば、あとは眠るだけ。

そりゃあ気持ち良さそうに眠ってます。
出来れば『私は犬になりたい』と思うくらいです。

では、あなたも犬になりたくなる！はなの寝姿をどうぞ！

　　　　　　　　　　　　　　ＺＺＺ…

奥には添い寝のパパ。横にいるのは最近のお気に入りねずみとカエルのぬいぐるみです。

冬季限定

　　　　　　　　　　　　　　　　超密着！


はなとアトムがこんなに仲良くくっついているのは、我家の『冬季限定』の風物詩。
お二人の斜め左上にはファンヒーターの吹き出し口です。
ヌクヌクの風を競って浴びているという訳。

この少し後、程よく暖まったはなはアトムの側を離れていきました。
暖まりさえすればアトムとくっついているのはイヤみたい。
そんなはなも毎年恒例。

いつになったら本当の仲良しさんになってくれるんだろう？

休日のお山で

週末のお散歩は全員でお山です。
みんなで遊びに行ける週末ははなもアトムも嬉しそうです。

でも、だからといって特別な遊びをするわけではなく、
はなは『バカの一つ覚え』のようにお気に入りのボールを追いかけては「蹴ってぇ」と吠え、蹴ってやると追いかけては吠えの繰り返しです。

　バカの一つ覚えなの？

　解ってないわねぇ、超楽しいんだから！

そしてアトムは…

　追いかけるパパと逃げるアトム

アトムもお気に入りのおもちゃを投げてもらって爆走。拾ってきたおもちゃはパパに渡して投げてもらう…というのが普通ですよね。
でもアトムはパパにおもちゃを渡すのがイヤで逃げ回っています。

　追いかけてもらうのが嬉しそうなアトム

そんな時、お友達のバンリ君がサーッと走り寄ってきてアトムをたしなめていました。お仕事大好きなボーダーコリーのバンリ君にとって、持ってきたおもちゃを飼い主さんに渡さずに逃げ回っているアトムが許せないのかな？

　アトム、態度悪いぞ by バンリ

同じ犬でもこんなにも違うバンリ君とアトム。
１歳年上のバンリ君。はなの一番最初のお友達でしたが、今ではすっかりアトムの教育係をしてくれています。
アトムが１歳くらいまでは体格的にもバンリ君の方が勝っていましたが、今ではアトムの方が大きくなって、重くなって…バンリ君も必死です。

バンリ君の必死の指導もアトムにはどこ吹く風。
ちーっとも学習する気がありません。

　だってぇ大事なおもちゃだもん

　パパにだって渡したくないよ

ずーっとこんな調子のアトム。
車の中でも離しません。

　だからぁ、これはオラの！

　成長のない男ね

と呆れるはなでした。



こんなにアトムが気に入っているおもちゃですが廃盤になる（なった？）そうで、困っちゃうなぁ。

１１月２７日・東京ドーム

　　　　　　　　　　　　　

開演前の写真のアップだけで放り投げてあったコンサート記事。今頃な感じだけど記録しておきましょう。

小田和正・東京ドーム公演の２日目の１１月２７日です。
前日には妹が観ており、小田さんが腰を痛めている情報がありましたが、痛めているのは腰ではなく足だった事が小田さんの告白により判明しました。
自転車で派手に転倒して傷めたのですって。
小田和正６１歳…無茶してますねぇ。

現在『めざましＴＶ』のテーマ曲として流れている「いつかどこかで」からオフコース時代（しかも初期）の曲まで約３時間のステージでした。

私のお付き合いで渋々（？）観ているパパは…途中眠る有様でしたが、私は久々の生音に感激！だけどドームは音が反響してしまって曲と曲の間のトークは聞き取りにくい事極まりなく、Ｓ席なはずの２階席からでは小田さんは豆粒同然。という訳で不満な点も多々ありながら６１歳であれだけ声の出る小田さんに感激。
あの分なら、この先数年は生歌が聞けそうです。頑張れ！小田和正～！！

私が一番感激したのはオフコース時代の曲。初期の鈴木康博さんと２人時代の曲から５人時代での曲。そして巨大スクリーンにはオフコース時代のコンサートでも使われていた広大なひまわり畑の映像や大間ジローさん、清水仁さんなどのメンバー達の姿まで！
ここで私はダラダラ涙をこぼしてしまいました。恥ずかしいから「涙止まれぇ～」と念じても「あの頃確かに僕らがいたね♪」などとオフコース時代の曲を歌われたり、昔のメンバーの映像を映し出したりされるとファンとしては色々感じる事も多くて涙腺がぶっ壊れてしまったんです。

あーっ、有り得ないのかなぁ。

オフコースの再結成～！！

いつか観たいなぁ。

アンコールの曲も全部しっかり聴いて（アンコール聞かずに帰る人も結構いたの）ギューギューの電車に久々に乗って、ごはんもお預けでケージで長時間お留守番しているアトムのために（モチロンはなのためにも）夕食もとらずに帰宅したのは１１時を少し過ぎた頃。

アトムからは猛抗議を受けましたぁ。
ご飯の用意が出来るまで「ワン、ワン」とお叱りを受けて、いつもよりおやつも奮発して、やっと許してもらえたみたいでしたよ。

　　　　　　　　　　　　　　おー怖っ！

怒っていてもアトムのキャラに不似合いな長いまつ毛が笑えます。
（一番長いまつ毛は２センチぐらいあるの。大事にしなくちゃ）

はなとアトムのごはんの後、パパと私はコンビニ弁当でお夕飯。
でも楽しい一日でした。

パパ、またコンサート連れてってね！