21日の日曜日はアトムとしつけのトレーニングに参加してきました。
ずーっと前にもしつけ教室に通っていた事のあるアトムと私ですが、アトムの捻挫と私のヘルニアの発作でお休みしている間にチケットの有効期限が切れ、残念ながらアトムはしつけ教室中退となっていました。
今回参加したしつけ教室は、ヒヨとさよならした日に偶然発見した『Hillock Dog Run』で月に2回行われているお教室です。ドッグランの使用料のみでしつけ教室の参加料は無料です。
私とアトムの参加は今回が初めてですが、お教室自体は9月から始まっていました。何故今回参加しようと思ったのか。
それはお友達の
きなままさんのブログにあった
あなたの愛犬・ドッグラン適性診断がきっかけです。
ぶっちゃけてしまうと、私はこの適正診断で
60点!という悲惨な点数をたたき出してしまったのです。
落ち込みました。
きなままさんのブログにコメントを残していた人の中で私はダントツの最下位!
あまりのショックにコメントを残す事もできず、60点という数字が頭から離れず、一人悲しみにくれていたのでした。そんな私の元にヒルロックドッグランからご案内状が届いたんです。
オープンのご挨拶と一緒にしつけ教室のご案内が書かれていました。
その時決意しました!脱、60点飼い主!!
その夜、パパに適正診断で60点だった事、とても落ち込んだ事を白状し、とにかくヒルロックのしつけ教室に参加したいと言いました。
パパに異論があるはずはなく、そうして日曜日の朝になりました。
トリート用のレバーを茹で、1センチ角にカット。
もっとも食いつきの良さそうなおやつでアトムを誘導しようという魂胆です。
レバー下さい
いつものお山でのお友達、柴のハルちゃんも参加です。
奥には前にランで遊んだダルメシアンの「はなちゃん」も一緒。
参加者が多かったので今回は2チームに分かれてのレッスン。
まずはお座りをさせ、リラックスしたところでご褒美。そしてお座りをキープするところから。
早くレバー!
最初、アトムは「レバーをくれ~」と吠えてしまい、トレーナーさんに「アトム君は今まで吠えるともらえると学習してきていますよ」とか「飼い主さんが家来になってしまっていますよ」等注意を受けました。
はっきり言って、アトム目立ってました。ダメっぷりが目立つなんて恥ずかしい!
でも、これが現実。沢山指導してもらって得をした!と開き直って受講しました。
他にも「アトム君は褒められる喜びを知りません」とも言われました。
全部私が日頃感じている事です。それでも3歳になって少し改善されたと思っていたことばかりでした。
次はパイロンを置いてのスラローム歩行訓練。
ねぇ、レバー
リードを引っ張ったりせずに脚側歩行する練習です。
レバーだってばぁ
アトムは左を歩かなければいけないのに、ズルして右に来てしまったリしましたが、その直前でリードを引いたり「アトム」と声掛けすることで左の脚側歩行をキープさせます。キープして歩いていたらご褒美です。
レバーうまーい!
この後は「待て」をキープする練習。
「待て」をさせ少し離れます。犬が動かなかったら戻ってご褒美。
その繰り返しで徐々に距離を広げていくんです。
10時過ぎに始まったお教室は2チームに分かれ交代しながらでしたが終わったのは12時を回っていました。
最後の方はアトムも相当に疲れたのか、こんな写真がありました。
明らかにパパに救いを求めている目ですね。でも、2チームに分かれたことで休憩時間が持て、その度に少しリラックスできたのが良かったようです。アトムの集中力をキープする事ができ、最後まで訓練できました。
この日勉強になったのはご褒美やリードを引く時、叱る時のタイミング。
大きな声(毅然として)で短く叱る。
私は「どうして悪い事するの!ダメでしょ」なんて具合にお説教しちゃう。
トレーナーさんには「余計なことを言わない。犬には判りませんよ」って注意されました。
それから、要求吠えには徹底無視!
時にはマズルパンチ。これには賛否両論かもしれませんが、大型犬をしつける為には時として必要だろうと私は思っています。
勿論、無闇に殴っていいわけはありません。加減も必要でしょう。
でも、アトムに「してはいけない事」「守らなければいけない事」を覚えさせるためには私はやります。真剣勝負なんです。
頑張ってトレーニングを終えたアトムの首にはパラパラとフケが。
アトム、相当緊張していたんですね。
次回のお教室は28日です。私とアトムは勿論参加します!
なぜなら、すでに効果が出ているような気がするからです。
トレーニングを受けた日から少し違うんです。落ち着いているというか、無駄に吠えることが減ったような。
今まで先住犬であるはなを尊重するあまりに、性格的には明るくて屈託のないアトムに甘え過ぎていたようです。
アトム、ママ頑張るからね!一緒に頑張ろうね!
はなも「ママ、はなはしつけ大丈夫なの?」って言ってます。
今度ははなも参加しますか?
レバーくれる?