アトム、プチ脱走

今朝、のんびり新聞など眺めていると「ピンポ～ン」。
我家のワンたちは、この音に思い切り反応するので、途端に「ワン、ワン」ハモリ出します。ただ、「アトム」は庭に出ていたので外で吠えてます。
ピンポ～ンの主は簡保の集金のおじさんでした。

我家の周辺は簡保の掛け金を毎月集金に来てくれます。それまでは口座引落でしたが、集金に来てもらえれば郵便局に入金に行かなくて済むし、割引になる！というので（何故？）今では毎月寄ってもらっています。

おじさんが入ってこれるように、「アトム」の首輪を持って待っていました。玄関に入るのを見届け「アトム」の首輪から手を離すと、エーッ！門扉が開いてるじゃないですか。おじさん、そりゃあないっす！門扉は閉めるでしょう！
「アトム」はラッキーとばかりに開いている門扉からスルリと抜け出し、全力で走り出しました。

私はといえば、夫が踵を潰してサンダルみたいになったスニーカーをガバガバ言わせながら走って追いかけますが弄ばれるだけで捕まりません。ヘルニアが…と思いながらも「アトムゥ～」と叫ぶのも虚しく、ただ声が大きいのでお向かいのＮさんが玄関先から顔を出してくれました。奥様が「アトム」と優しく声を掛け、お家の門扉を開けてもらうと「アトム」はあっさりＮさんの奥様のところへ。奥様はそこで門扉を閉め「アトム」のプチ脱走は終了。
Ｎさんありがとうございますぅ。

Ｎさんはご夫婦とも犬が大好きで、お宅にはダックスちゃんが４匹。２階にはワンちゃん仕様のお部屋があり、お部屋続きのテラスまであります。同じダックスと言うことで「はな」を可愛がってくださり、「アトム」が我家に来てからは「アトム」のこともとても可愛がってくださっています。
特にご主人は、家の前のお掃除などをしながら、それを眺めている「アトム」にニコニコと近づき「アートーム、アト」なんて声を掛けナデナデしてくれたりしてます。
なんで私が知っているかと言うと、調度その時キッチンにいた私はご主人の声に気づき、キッチンの出窓から覗いていたのでした。エヘッ。

きっとＮさんは普段から「アトムゥ！」と怒鳴っている私の声を聞いているのでしょう。リードを持って「アトム」を引き取りに行く私に「アトム君はお利口ね」だなんて、「アトム」が叱られないようにと庇ってくださっています。
お恥ずかしい…。

まぁ、こんな訳で「アトム」の脱走は今回も失敗に終わりました。ホッ。