高尾・日影沢の画像整理がまだ終わっていないので、
先に9/27(水)、granmaさんと行った瀬上市民の森の秋の花をご紹介します。
9月に入ってから4回目の瀬上ですので、
前3回では登場していなかった花を今日はアップします(^^♪
アカネ(茜) アカネ科
散策路脇のフェンスにこれでもか…というほど、たくさんの花をつけていました。
根を乾燥させると赤紫色になり、臼でつき、熱湯で煮だした液で染めたのが茜染めだそうです。
非常に時間と手間がかかるため、秋田県鹿角市に伝わっているだけと図鑑には書いてあります。
葉柄などには下向きの棘があり、触るとザラザラしていました。
花の直径は3~4ミリ、とても小さくて砂糖細工のようです。
メガネをかけても雌しべと雄しべの様子がよくわかりませんでしたが、
雌しべは花柱が2個、雄しべは5個です。
6枚目の画像で花弁に張り付いているように見える5個の茶色いのは雄しべの葯です。
画像をトリミングして拡大して初めてわかりました。
ベニイタドリ(?)
イタドリ(虎杖) タデ科
子供のころ、タケノコに似た新芽をポクっと折って食べた記憶があります。
酸味があって美味しくはないのですけど…
雌雄異株だそうですが、画像のは雄株ですね。
残念ながら、雌株は撮っていませんでした。
たぶん今度の日曜に5回目の瀬上♪の予定ですので、探してみようと思っています。
ユウガギク(?) キク科ヨメナ属
カントウヨメナ(?) キク科ヨメナ属
アメリカセンダングサ キク科
北アメリカ原産の1年草です。
湿り気のある荒地や道端にふつうに生えています。
北鎌倉の線路沿いにはセイタカアワダチソウやススキなどと競うように生えています。
シュウブンソウ(秋分草) キク科ヤブタバコ属
とても地味な花、きっと見つけて立ち止まってくれる人は少ないのではないでしょうか。
この花を初めて見たのは(気づいたのは)、高尾・小下沢の林道脇でした。
林道脇でも少し暗いところに生えているように思います。
ですので、この4~5ミリの小さな花を撮るのは至難の業。。
図鑑には『葉腋からでた短い柄の先に淡黄緑色の頭花をつける。頭花は直径4~5ミリ。
中心部には先が5裂した両性の筒状花がある。
まわりには非常に小さいがれっきとした舌状花が2列に並んでいる』と書いてあります。
うぅ~む"(-""-)"
エノキグサ(榎草) トウダイグサ科エノキグサ属
別名:アミガサソウ
とてもとても地味な花、シュウブンソウに同じく気づいてくれる人はかなりのマニア(かも…)
でもよく見ると面白い、摩訶不思議な…
今度の日曜日にもう一度雌花・雄花をちゃんと撮ってきたいと思います。
コメナモミ(?) キク科メナモミ属
アキノタムラソウ(秋の田村草) シソ科アキギリ属
長い花穂に青紫色の花が輪生しているので、林道わきで目立っていました。
ツルニンジン(蔓人参) キキョウ科ツルニンジン属
別名:ジイソブ
小さな小川を隔てた山の斜面に生えていたので、下から広鐘形の中を撮ることができませんでした。
先日、高尾でも見ることができましたが、花が4つもかたまってついていたのは初めてです。
( 撮影日:2017年9月27日 )