昨日もまた御岳山へ行ってきました。
いつもは御嶽駅からバスとケーブルカーを利用してなのですが、
初めて古里駅から大塚山までハイキング、目的は6月のコアジサイの下見♪
期待通りハイキングコースの脇にはコアジサイがありましたが、
結構な急登の場所もあり1泊しても体力が持ちそうにないと判断。
大塚山から少しだけ下ってコアジサイを撮ろうということになりました。
でも、初めてのコースでは思いがけない花たちに出会え、
やはり御岳山は花の山だと実感しました。
昨日撮った花たちは4月20日の分が終わってからご紹介したいと思っていますので、
また見ていただければうれしいです。
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カタクリ
ほぼ終盤の残り花でしたが、こんなに自生をしていたとはびっくり
また、来年の楽しみができました
(って、毎週のように通わなくてはならなくなりそう・・・)
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センボンヤリ
この花も御岳山ではこのようにちゃんと咲いているのを見るのはたぶん…初めて
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ツクバキンモンソウ
去年と同じ場所で(たぶん・・・♪)
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ツルキンバイ
ちょうど咲き始め、5弁花の中心がオレンジ色なのが可愛いです
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ヒトリシズカ
遊歩道脇の落ち葉の中で咲いている姿は可憐でした
( 撮影日:2025年4月20日 )
今回は御岳山で初めて見ることができた花をご紹介します。
ツルネコノメソウ(蔓猫の目草)
名前の由来は、送出枝がでることによるそうです
茎葉は互生し、葉には5~7個の鈍い鋸歯
まるで赤ちゃんの掌のようでとても可愛い♪
一度見たい見たいと思っていたツルネコノメソウにやっと出会えました♪♪
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ヤマウツボ(山靫)
落ち葉の中からひょっこり頭を出していた謎の物体、
でも、ネットではみたことがあるなぁーと・・・
落葉樹林内のやや湿り気のある場所に生える寄生植物
花茎は高さ10~20センチで、上部に白色で長さ1.2センチ程のたくさんのはなを開くとのこと
撮った画像をトリミングして拡大して見ましたが、構造がいまいちよくわかりません
御岳山のいつものコースで時期が少しずれただけで、こんな植物に出会えるなんて、
毎週でも通いたくなってしまいます
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ミツバコンロンソウ(三葉崑崙草)
ロックガーデンのいたるところで見ることができた花、
どこかで見たことがある・・・と思いながら撮影♪
俯き加減の清楚な白い蕾がかわいくて何枚もシャッターを切りました
もちろん、アブラナ科です
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ハナネコノメ(花猫の目)
今年は裏高尾でたくさんのこの花を見て来ましたが、
御岳山でちゃんと見ることができたのは初めてです
ちゃんととは言っても花後だったんですが、
嬉しくて何枚も撮ってしまいました
遊歩道のいたるところでこのような状態や葉を見ることができたので、
花の時期に訪れれば、水辺の苔むした岩の上で白い花と赤い葯を見ることができるはずです
( 撮影日:2025年4月20日 )
今回の御岳山行はやはりスミレ、中でも昨年同じ時期に見ることができた
フモトスミレとフイリフモトスミレでした。
今年は花々の開花が少し遅めということがあり、会えるかどうかちょっと不安だったのですが、
会えました!!
ということで、今日はスミレをご紹介します。
(横顔もかわいいです)
フモトスミレ
かわいすぎるー
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フイリフモトスミレ
去年見た場所で今年も見ることができました
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ヒナスミレ
もう咲き終わっていると思っていましたが・・・うれしいー
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ヒカゲスミレ
高尾のヒカゲスミレに比べ、花弁に入った筋が赤みを帯びているように感じました
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(このように花弁が濃いピンクのは初めてです)
ナガバノスミレサイシン
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ツボスミレ
唇弁の色が赤紫色で全体的に極淡いピンク色を帯びていました
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(急な斜面や崩れそうな斜面にも根を張って花を咲かせています)
(後姿もかわいいです)
エイザンスミレ
花弁の形や色がいろいろあり、つい枚数が多くなってしまいましたが
かわいさはどれも同じです
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(花が丸顔♪)
マルバスミレ
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アカフタチツボスミレ
( 撮影日:2025年4月20日 )
やっと先週の日曜に行った御岳山で撮った画像をアップします。
画像整理などで時間がかかり、押せ押せのアップ状態、
いつももっと早く風景や花をご紹介したいと思っているのですが、遅くなってしまいます。
今日は、新緑や桜が美しかった風景を、撮影をした順にご紹介しますので、楽しんでいただければ何よりです。
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御嶽駅から乗ったバスをケーブル下で降り、滝本駅へ向かう坂道の途中に咲いていたタチツボスミレ
葉も花もきれいでしたので最初の1カットに♪
富士園地の下の散策路から大塚山へ向かう分岐
分岐から少し大塚山方面に向かう散策路は、ミツバツツジのピンクでいっぱい!
来た道をちょっと振り返るとミツバツツジと桜の競演
日帰りのため大塚山の途中で引き返し、ロックガーデンへ急ぐことに
ケーブルカー・御岳山駅の前を通り御岳山方面へ
サクラとシャクナゲが見頃だったのにびっくり!!
御師集落の中も彩り豊かです
武蔵御嶽神社の石段脇に咲いていた八重の桜
途中花を探しながらロックガーデンへ一目散
思いがけずヒトリシズカが咲いていました
ロックガーデンの散策路は強い雨が降ると冠水してしまうこともあります
新緑の中の彩り
普段はそれほど水量は多くないのですが・・・
崖上に白い花が咲いていましたが・・・
なんでしょうか
綾広の滝に着いたのは16時過ぎ、急ぎ足で戻らねばケーブルに間に合わないー
エゴノキに似ているけど・・・??
巨木の根元にも小さな花が咲いています
散策路脇の斜面は急、そんなところでも花が咲いているんです
神社の石段途中のシダレザクラも見ごろでした
でも、時間が無い!!
御師集落を急いで通り抜け
御師集落を振返りながら、ひたすらケーブルカー・御岳山駅へ
17時45分、ケーブルカーの最終の1本前に乗れそう(^^;
ケーブルに乗る前の最後の1枚はサクラです
( 撮影日:2025年4月20日 )
多摩森林科学園の中には8ヘクタールのサクラ保存林があります。
見学ガイドには
『日本全国の主要なサクラの栽培品種や名木、天然記念物などの接ぎ木クローンが、
約500栽培ライン、1800本植えられています』
と書いてあります。
2023年に初めて訪れ、その美しさに圧倒されながら遊歩道を歩きました。
翌年も・・・と思って楽しみにしていたのですが、
サクラの木の枯れや斜面の崩れなどで公開が中止になってしまいました。
今年4月にやっと公開が再開されたのですが、彼岸通りなど数か所が補修のため閉鎖になっていましたが、
保存林の入り口から昭和林道~釣舟草通りを歩き、いろいろなサクラを楽しみました。
第2樹林園はカエデの新緑がとてもきれいでした
センダイシダレ
センダイシダレ
センダイシダレ
はるか
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2023年4月2日撮影
来年は閉鎖エリアも公開、歩けるようになることを期待して♪♪
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科学園から高尾駅に向かう途中で見つけた花を最後に
たぶん・・・アリアケスミレ(有明菫)ではないかと
花弁の色が濃いアメリカフウロ
初見です!(^^)!
隣には普通の色のアメリカフウロが咲いていました
( 撮影日:2025年4月10日 )
今日は予報通り朝から雨
空は明るいのだけれど、結構な雨降り
本当は近くの市民の森へ久しぶりの花散歩の予定だったのだけれど…
でも、雨に濡れ風に揺れるケヤキの新葉の何と鮮やかで清々しいことか♪
そして、車道脇の満開に近いツツジのなんと美しいことか♪♪
雨の日も良いものです
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日影沢の撮影後、多摩森林科学園に行ったことをうっかり忘れていました。
目的は桜の状態を見ることでしたが、
桜のエリアへ行く前にいろいろな花を撮ることができたので
先にアップをしちゃいます
アマナ(甘菜)
花茎の先端に花を1個つけます
花は白に暗紫色の筋があるそうですが、↑にはありませんね(^^;
イカリソウ(碇草)
エイザンスミレ(叡山菫)
別名:エゾスミレ
青森から九州まで分布する日本特産のスミレです
淡紫紅色が普通なのだそうですが、濃いものや白など変化にあるそうで、
今回見られたのは極々わずかにピンクを帯びた白色でした
キランソウ(金瘡小草)
別名:ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)
ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
他の草に紛れていてもちゃんと見つけてもらえます
タカオスミレ(高尾菫)
散策路の奥には生えていたはず、撮れる距離にはこの1株だけでした
タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)
花がピンクでしたので撮っちゃいました
タチツボスミレ(立坪菫)
大株で元気いっぱい!
フイリヒナスミレ(斑入り雛菫)
もう見られないと思っていましたが、残り花発見
また、前回桜が咲いていなかったので諦めて行かなかったエリアで、
散策路の舗装面から生えているたくさんの斑入り葉を見つけ、
来春は絶対ここまで行こうと・・・
ヒメウズ(姫烏頭)
花を拡大して見るとオダマキに似ている好きな花
でも、少しの風にもゆらゆら
息を止めて撮ろうとしても、こちらの息が続かず酸欠寸前になる悩ましい花です
フデリンドウ(筆竜胆)
日影沢では蕾しか見られなくて残念だったのですが、見ることができラッキーでした
マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草)
マルバスミレ(丸葉菫)
前回見られた場所は土が流れた跡があり、姿はありませんでした
ミツバツチグリ(三つ葉土栗)
キジムシロによく似ていますが、小葉が3枚ということでミツバツチグリ
キジムシロは5枚です
ミミガタテンナンショウ(耳形天南星)
ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)
ヤマウグイスカグラの変種で、
枝や葉、花冠などの毛が密生するそうです
名札が無かったら、私には見分けられなかったはず(^^;
ムラサキケマン(紫華鬘)
ヤブレガサ(破れ傘)
(マルバコンロンソウと仲良く)
(今にも滑り落ちそうな斜面も生えています)
ヤマルリソウ(山瑠璃草)
湿り気のある所に生えるそうですが、意外に乾いたような場所でも多く見ることができました
( 撮影日:2025年4月10日 )
日影沢では様々な花を見ることができる、私にとっては貴重な場所です。
日影沢の花のアップは今日でお終いですが、枚数がまた多くなってしまいました。
見ていただければうれしいです
シロバナエンレイソウ(白花延齢草)
咲き初めでした
エンレイソウ(延齢草)
ニリンソウ(二輪草)
終盤でしたが、あちらこちらで見ることができました
フタバアオイ(二葉葵)
咲いていないかなぁと探していたら、いました!!
みればみるほど不思議な花姿です
マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草)
ミヤマカタバミ(深山片喰)
びっくりするほどたくさん咲いていました
それもちゃんと前を向いて・・・
ミヤマハコベ(深山繁縷)
10枚あるように見える5弁花、離れていてもすぐ見つけることができます
ヤマルリソウ(山瑠璃草)
タチツボスミレ
仲良く木の根元に集まって♪
コチャウメルソウ
ジロボウエンゴサク
数株が咲き始めていましたが、日影の沢沿いでは数が少なくなっているような。。
ムラサキケマン(紫華鬘)
セントウソウ(仙洞草)
ハシリドコロ(走野老)
ヒトリシズカ(一人静)
ミミガタテンナンソウ(耳形天南星)
沢沿いの林は芽吹きの浅黄色
好きな季節
( 撮影日:2025年4月10日 )
昨日(4/20)は御岳山に行ってきました。
目的は、フモトスミレなのですが、
できればツルネコノメも見られるといいなぁと・・・
結果は両方見ることができ大満足の一日になりました(^^♪
まだ日影沢の花のアップが終わっていないので、
終わり次第ご紹介をしたいと思っていますので、
ちょっとお待ちください。
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御岳山の風景を少しだけ・・・
御岳山では桜がまだ咲いていました
新緑と桜とミツバツツジ、春爛漫!
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スミレの次に見たかったトウゴクサバノオ(東国鯖の尾)
咲いていました!
嬉しくて、枚数が多くなってしまいました(^^;
(斑入りの葉、初めて見ました)
(拡大してみると、薬の先に割れ目が!!
花粉が出やすいようにしたのかな?)
ほんとにかわいい!花も葉も立ち姿も全部!!
嬉しすぎて、うっかり名の由来の“果実”を確認し忘れてしまいました
まぁ、いつものことなのですけど…ねー
( 撮影日:2025年4月10日 )
日影沢で見たスミレは今日でお終い、
次回は日影沢の他の花たちをご紹介する予定です。
もうしばらくお付き合いください(*^^*)
エイザンスミレ(叡山菫)
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(花弁がほぼ白色、もしかしたらシロバナナガバノスミレサイシンかもしれません)
(ん? もしかしたら、ヒカゲスミレでしょうか??)
ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)
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マルバスミレ(丸葉菫)
葉の表面がぷっくりしていて、花弁も厚みがあるように感じます
私でも間違えることなく同定ができるスミレのひとつ♪
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アオイスミレ(葵菫)
まるっとしていて愛らしい花弁
今まで見たのは、くしゃっとした花弁でしたが…
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アカフタチツボスミレ(赤斑立坪菫)
葉の赤い葉脈が入っているのと入っていないのが混在しているけれど・・・
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タチツボスミレ(立坪菫)
ニオイタチツボスミレ
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立ち入り禁止区域に後ろ向きに咲いていたので名前不明と思ったのですが、
よくよく見るとヒカゲスミレではないかと・・・
咲いている姿が可愛かったので載せてしまいました
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※スミレの同定はとても難しくて、間違った名前で紹介をしているものがあるかもしれません。
気付かれた方がいらっしゃいましたら、コメントをいただけるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
( 撮影日:2025年4月10日 )
今日は、高尾山のスミレの代表格のヒカゲスミレとタカオスミレ、そして、両方の中間のスミレです
ヒカゲスミレ(日蔭菫)
タカオスミレの基本種で、葉が緑色ということで、私にもすぐに見分けがつきます
白い花弁に濃い紅紫色の筋が入って、清楚で美しいスミレです
ヒカゲスミレとタカオスミレの中間
葉がこげ茶色の一歩手前の色で、緑色のが混ざっていたり・・・
よく見るとヒカゲスミレにも見えるし、葉の色が少し淡いこげ茶色のタカオスミレにも見えて、探すのも楽しいです
もちろん花弁は白に紅紫色の筋入りです(^^♪
タカオスミレ(高尾菫)
高尾で見つけられ命名されたスミレですが、高尾山以外でもみられるそうです
葉の表面がこげ茶色から黒紫色なのが特徴ですので、
他のスミレとの見分けが容易ですし、一度見たら次回からはすぐ見つけることができます
見るたび、シックで大人の雰囲気を感じます
( 撮影日:2025年4月10日 )