JR東海は11月25日、東海道新幹線の車両の全般検査を担う浜松工場(浜松市中区)のリニューアル工事がおおむね完了し、2017年1月5日に新たな検査・修繕ラインを稼働すると発表しました。大地震が発生しても機能を維持し、新幹線の長期不通を回避するため、建物を耐震化。ラインも再構築し、検査日数を短縮しました。
同社は1912年(大正元年)の工場創立以来、最大規模の改築工事を2010年7月から進めてきた。工事費は730億円を見込んでいます。
工場建物は約7割を建て替えました。残す既存建物も2018年夏までに補強し、耐震性を高める。複雑に枝分かれしていたラインを一方向にしたことで、検査日数を15日から14日に1日短縮できるといいます。これにより、年間で東京―新大阪間約70往復(約7万5千キロ)分、臨時列車運行などに余裕が出るといいます。
静岡新聞2016年11月26日付(朝刊)
同社は1912年(大正元年)の工場創立以来、最大規模の改築工事を2010年7月から進めてきた。工事費は730億円を見込んでいます。
工場建物は約7割を建て替えました。残す既存建物も2018年夏までに補強し、耐震性を高める。複雑に枝分かれしていたラインを一方向にしたことで、検査日数を15日から14日に1日短縮できるといいます。これにより、年間で東京―新大阪間約70往復(約7万5千キロ)分、臨時列車運行などに余裕が出るといいます。
静岡新聞2016年11月26日付(朝刊)