浜松市の二〇一五年の交通人身事故が八千六百九十七件を数え、人口十万人当たりの発生件数が千八十九件と、速報値で政令市最多となった。市が二十一日の市交通事故防止対策会議で報告した。〇九年から七年連続のワーストとなる。
市によると、次に多いのは北九州市で同八百三十九件。三番目は静岡市の同八百十件。浜松市の人身事故は四年連続で減少しているが、主に自家用車の利用が多いことから、ワーストの状況が続いている。
市の分析では、事故は通勤時間帯に多く、死亡者の八割は六十五歳以上の高齢者だった。対策会議では、通勤通学者への啓発の強化や、高齢者向けの安全教室に力を入れることを確認した。
中日新聞 2016年7月22日付(朝刊)
市によると、次に多いのは北九州市で同八百三十九件。三番目は静岡市の同八百十件。浜松市の人身事故は四年連続で減少しているが、主に自家用車の利用が多いことから、ワーストの状況が続いている。
市の分析では、事故は通勤時間帯に多く、死亡者の八割は六十五歳以上の高齢者だった。対策会議では、通勤通学者への啓発の強化や、高齢者向けの安全教室に力を入れることを確認した。
中日新聞 2016年7月22日付(朝刊)