8月2日(土)
その日の夕方近く、JR徳島駅ビル内の書店に向かうため、線路に沿って駅を見下ろせる駐車場からの連絡通路を歩いて居ました。何気なく徳島運転所方向を眺めると、見慣れない車両が佇んでいます。
「何だ、あれは!連邦軍の新兵器か?」
と思わず叫びそうになります。「ステンレス車体にオレンジの窓周り(そう見えた)と言えばJR東海の気動車?!秘密裡に製造されたイベント車両なのか?でも何故それが徳島に居るの?よく目をこらすと、窓や扉が小振りで少ない・・・・。て言うことは《事業用車》!そういえばJR 西日本にも、新系列の検測用車両*がいたな・・・」という事で、ようやく納得。見慣れない車両は、JR西日本から出張してきた、キヤ141系気動車でした。 本来はイエローの窓周りなのですが夕日に映えてどう見てもオレンジに見えます。ここで、私がまず考えたことは、「駅のホームから遠来の珍客の形式写真がバッチリ撮れる!嬉しいことに足回りも光線が当たっている!こんな鴨ネギ状態で撮影するチャンスは滅多にない・・・・!まだ日が落ちるまで時間があるから、家にカメラを取りに帰るぞ。」という事を頭に描いていました。が、そこまで考えてから気が付きました・・・・。大事なことを!<この前、カメラを修理に出したままだって事を・・・。>仕方がないので、携帯のカメラを使い、キヤ様の徳島訪問記念のスナップを撮影するのみでした・・・。こんな時に限って・・・・。ハプニングってあるんですね・・・・。それにしても、カメラはいつ帰ってくるんだろうか・・・。
*検測車とは線路や電気系統などの状態を走りながら測定する車両。新幹線のドクターイエローが有名。数が少ないから、見かけるだけで、ラッキーな気分になるのは子供達と私だけか・・・。