8月15日(土)
世間はお盆休みのようで、こんな時期は、働いているものの方が少数派に感じられます。休みたいー!でも、私の仕事はカレンダー通りなんです。こんな中でJ南高校映画部時代の高松在住T永先輩よりお誘いが入りました。
「戦場の絆が屋島のゲーセンにあるので、OBの面々誘い合わせて来るように!」
「そのお誘い、乗りました!」とばかり、徳島在住の人間ミサイル先輩、子育てに専念するため半年に1回程しか会えないT次氏と私の三名は金曜の夕方に、阿波踊り最終日に燃え上がる徳島をあとに、高松を目指します。男3人、街のにぎわいからこそこそ逃げ出すみたいですが。
高松在住の阿波影先輩に屋島近郊で合流。まずは、腹ごしらえと言うことで近所(琴電屋島と古高松の中間付近)にある先輩一押しの 「イタリアンパスタマッキーPRIMO」に向かいます。皆さんコースを注文。スープやサラダなどのサイドメニュー の味付けに一ひねりしてあり感心します。肝心のパスタも高レベルです。さすがは<麺王国かがわ>。パスタと言えども高水準!
一同満足したところで、いよいよ「戦場の絆」をしにマルナカ屋島店併設のゲームセンターに向かいます。
ところで、「戦場の絆」て何なのか、そのときまで私はよく知りませんでした。チームを組んで対戦するガンダムの格闘ゲームである旨、車中で説明を受けましたが、どのようなゲームなのかは、未だによく分かっていません。ゲームセンターに入ると、このメンバーはジオン軍か地球連邦軍のどちらの陣営に属するかの決を採ります。わたしは、躊躇なく連邦を主張しましたが、他の3名はジオンを主張!「GM」なんぞに乗れるか!との罵声を浴びてしまいます・・・。民主主義のルールにより、心ならずもジオンの旗の下戦うことになります。
で、ゲームセンターの奥に一見昔懐かしいジュークボックスの様なマシンが鎮座しています。そこに、結婚するまでは<ゲームセンターが青春だった(失礼)>T次氏が近づき、なにやら操作しています。私は、てっきりこのジュークボックスもどきが、「戦場の絆」の本体と思いこんでいましたが、これは、ゲームをする前にプレイヤーをあらかじめ登録するための端末とのこと。私もT次氏にならい300円を投入してカードを発行してもらいます。
←出来たカードは所属軍ジオン公国軍、階級は民間人、名前<ほなけん>となっています。所属は屋島特車2課です。俄然、やる気が出てきました。
因みに、阿波影先輩は名前<ヤ・シマ>で登録していました。
「先輩、マ・クベみたいですね。」と突っ込むと「分かる」と笑っていました。が、なぜか先輩の顔が策士に見えてくるのが不思議です。
ようやく、我々J南高校映画部OB四人組の初陣の時がやって来ました、スペースポッドを思わせる半球スクリーンを持った操縦席型の筐体に身体を滑り込ませます。ハッチを思わせる入り口を閉め切ると、外界の喧噪から切り離され、戦場モードへと気持ちが切り替わります。あまりのコックピットのリアルぶりに、緊張が走ります。ここで私<ほなけん>はモビルスーツ「ザク」を与えられ、サイド7での簡単な練習モードの後、出撃します。
本日は、鉱山都市で連邦軍と戦います。訳の分からないまま、出てくる敵モビルスーツGMにマシンガンを浴びせます・・・。何とか一機撃破して、1プレイ終了・・・。無我夢中でした。
この戦闘の後で、パイロットターミナルにカードを通したところ、階級は二等兵となっていました。ターミナル上部のディスプレイでは、先ほどの戦闘映像がリプレイされ、私のデタラメな戦いぶりが流されています。本来はチームプレイに徹しなければいけないのに・・・。思わず、赤面してしまいます。結局、撃墜数、ポイントとも他のメンバーに水をあけられてしまいました。
MSの操縦ぶりでその人の性格まで表れてしまう、そういう、奥が深いゲームです。この『戦場の絆』とは・・・。
とにかく面白い体験でした。
このようにして屋島の夜は更けていきました・・・・。
後で知りましたが、1ヶ月プレーをしていないと強制的に除隊(データ消去)させられる見たいです。また、戦わねば!
という訳で、皆さん。2回戦、やりましょうね・・・・・。
ジオン大好きのK村さん、これはおもしろいので、ぜひやりましょう!ジークジオン!