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しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

厚い雲の下、飛行機は飛ぶ!小松航空祭2010(後篇)

2010-10-19 22:59:58 | 飛行機

10月3日(日)のつづき

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小松基地は民間と共用しています。旅客機の離着陸の合間を縫って飛行展示を行っているという感じです。軍用機と民間機、両方ウオッチ出来てお得感充分です。ANAのモヒカンジェットも飛来し、祭りに華を添えます。

Img_14298機のImg_1462 F15が美しい編隊を組んで、眼前を横切ります。

見事な密集隊形を目の当りにして私のテンションも上がります。「圧倒的じゃないか!我が軍Img_1449は・・・!」とギレン

総帥になった気分で呟きます。

イベントもよいよ、大詰め。いよいよ、ブルーインパルスの飛行が始ります。

Img_1535Img_1534あいにくの、曇り空でありますが、 パイロットの皆さんの凄技に、ただただ圧倒されます。T4の素早い動きにレンズが追いついていけません。各機は、ほとんどくっ付いているんじゃないかと錯覚する位、接近しています。観客は、手に汗握る演技にくぎ付け・・・・!

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ブルーインパルスの飛行が終わると同時に楽しい祭りも終わり、数万のギャラリーが一斉に帰路にに就こうとします。私も、その列に就きますが、JR駅までのシャトルバスの列はまるで万里の長城の様につづいています。楽しい事の後には、苦難が待ち構えています。基地から脱出出来るのは、何時の事になるのでしょうか・・・・。


厚い雲の下、飛行機は飛ぶ!小松航空祭2010(前篇)

2010-10-19 22:59:14 | 飛行機

10月3日(日)

Img_1720 前日、福井で宿泊。早朝の普通電車で石川県の小松に向かいます。九頭竜川にかかる森田鉄橋では、上り「日本海」狙いの、撮り鉄さんが待機しています。思わずここで途中下車をしてブルトレ撮影の列に加わる誘惑に駆られますが、ここは初心を貫徹して、小松駅にまっすぐ向かいます。小松駅北口でシャトルバスに乗り込み、10分ほどで基地に到着。昭和30年~40年代の東宝特撮映画に出てきそうな、巨大なパラボラアンテナが林立していて、如何にもベースという感じです。本日、開催される<小松航空祭2010>の会場。航空自衛隊小松基地にやってきました。巨大なハンガーでは、F15のコックピットを見せてくれます。民間人にここまで見せるかというくらいのサービスぶりで、驚かされます。とはいえ、つい最近まで世界最強と言われたF15といえども、初飛行から40年近い今となってはシークレットな部分も少なくなったのでしょうか・・・。

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Img_0590 Img_0601ハンガー内は初めて見る、機械がいっぱい

↓←20㎜機関砲用自動給弾装置

こんなことも、当然に自動化されていたんだ・・・。

←曳航標的装置

F15J、F-4EJ型航空機に装着し、機関砲の的を引っ張って飛行し、命中弾数を計測する、機械。興味津津!

ミサイル、各種爆弾も、ふんだんに展示されています。ついつい、長居をしそうにになりますが、それでは、航空ショーの華<飛行展示>が見られなくなります。

すでにエプロンの前の方は、人でいっぱいです。前方のカメラマンの頭に注意しつつ、カメラを抱えます。残念な事に、分厚い雲に覆われて、飛行機日和とは言えない天気です。

Img_0660 空から舞い降りた一羽の鷲!記念塗装機です。

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尾翼に描かれている見慣れないキャラクターは小松市のイメージキャラクター「カブッキー」との事。今年デビューしたばかりのゆるキャラ界のニューフェイス!小松が歌舞伎の勧進帳の舞台という事のようです。

F15の機動飛行に、しばし見とれます。

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岐阜の飛行開発実験団所属のF2が飛来して、ほんの一瞬現れた青空をバックに、軽快な運動性をアピールしてくれます。

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百里基地からやってきたベテランRF-4E[偵察機]が、目の前を横切っていきます。

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後編に、

つづく


ジャンボの日

2010-04-28 23:13:49 | 飛行機

4月17日(土)

F1000159 この日の朝、板野町のあすたむらんどに向かいます。ここは、子供たちが科学と自然にふれる県営の大型公園施設です。ここで、私がお世話になっている鉄道模型の会が入園者向けイベントとして鉄道模型運転会を行う事になっています。私は、お手伝いのため会場に入れてもらいました。

F1000158私は、主要展示コーナーであるHOレイアウトの向かいの機関車トーマス運転コーナーで、子供たちにHOサイズのトーマスタイプの列車を運転させる係を任命されました。小さな子どもたちは、自分でコントローラーを操作して小さなエンドレスを周回させます。嬉しそうにコントローラーを操作する子供たちを見ていると、心が和みますが、中には乱暴な運転を始める子供もいて、目が離せません。レーシングカーじゃないんだから・・・・。大事故続発です。そういうおこちゃまの保護者に限って、我が子をたしなめることをしません。記念写真に異常な熱意をもった親御さんの場合は、子供さんがすでに運転への興味を失っているのに、運転しているポーズをとらせようとします。後ろで、待っている子供がいるんですけど・・・・。人間ウオッチングにはいいかもしれませんが、少々疲れます。

私の席から少し離れた壁面に人型の大きなモニュメントが見えます。手が空いたので、見に行くF1000157_2

と・・・・・。お寺にいる仁王様みたいに起立している

段ボールで作成された連邦軍のRX78ガンダムとジオン軍のMS-09ドムが、敵味方仲良く起立して来館者を見下ろしています。何故かシュールな光景です。この段ボールフィギュア、香川の高校生が作成した作品との事です。なかなか良くできていますが、ガンダムは見慣れたトリコロール色でなく単色なので、第08MS小隊に登場するEz-8に見えてしまい

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ます。一方のドムはボトムズに出てくるスコープドッグの様に見えてしまいます。どちらも同じデザイナーなのですが・・・・。知名度に勝るザクではなくドムなのが私的に嬉しいです。

結局、午前中いっぱい子供たちの相手をして、残った皆さんには申し訳ないですが イベント会場を後にします。

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Img_6735 先日開港したばかりの徳島あわおどり空港へ急ぎます。 開港直後の空港周辺はまだまだ未整備ですが、周辺の空き地という空き地は車で埋まっています。その先の空港方向を見ると、フェンスに人が群がっています!そしてその向こうには、ボーイング747の巨体が横たわっています!今日は、開港を記念してJALのジャンボ機が沖縄行きチャーター機として当地にやってきました。徳島県にとってはジャンボ機寄港は初めてであり、またおそらくこれが最後(大型機を飛ばすほど需要が無い事と、国内航空会社が数年内にジャンボ機を退役させる為)になるかもしれないということで、大勢のギャラリーが押し寄せてきています。このような状況でしたので、ターミナル側での撮影を諦め、反対側の月見ガ丘海浜公園側に移動します。こちらは、一般の方より重装備のマニアの方々が大勢待機しています。どうやら、ここが本日一番のお立ち台の様です。ほとんどの方がフェンス対策のため脚立を使用しています。私もそれら集団の後ろでスタンバイします。少し工夫すればフェンスも気になりません。

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やがてジャンボ機は静かにターミナルを離れ、海側にゆっくりと移動していきます。やがて大きな巨体の向きをこちらに向けて、いったん停止したと思った次の瞬間一気に離陸のため加速し始めます。その姿がカメラのファインダー越しに、みるみる大きくなって行きます。すでにかなり手前からサーボモードでシャッターを切り始めます。2枚目・3枚目連続して切っていきます。そうして次はタイヤが地面を離れるぞと思った瞬間シャッター音がしなくなりました。押してもシャッターが切れない!!なぜだ!慌ててカメラのモニターを見ると<レンズとの接点が不良です>とのエラーメッセージが表示されています。

《このタイミングで、こんなの有りかよ~!》

慌てて、レンズをいったん外しで、再度カメラに装着すると、何事もなかったようにシャッターが下ります。その時すでにジャンボ機は私の真横を上昇しつつありました。

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脱力感だけを残して、ひょっとしたら徳島空港から飛び立つ最後のジャンボジェットかもしれないチャーター機は西方を向いて飛び去って行きました・・・。

周りのマニアさん達は、「成功成功!」「良かった良かった」と声を掛け合っていましたが、その明るい輪の中に一人だけ取り残された様な気がして、いつまでもいつまでも、その場から離れられない自分がいました・・・・。

ジャンボな日にジャンボな失敗とは、これ如何に・・・・!


2009年最後の撮影日記~茶ガマvsモヒカン・・・

2009-12-30 22:00:10 | 飛行機

12月20日(日)

今日は、高松空港に懐かしのモヒカン塗装の飛行機を見に行きます。20年ほど前までは全日空機といえば、天井に明るい青のラインが入った姿がモヒカンのように見えました。尾翼に描かれたレオナルド・ダ・ビンチによるヘリコプターのデッサンを模したマークと共に強烈な印象を私たちに残しています。その姿が、期間限定で復活したのです。現在は、羽田-鹿児島・宮崎便限定ですが、19・20日に限り高松空港開港20周年記念イベントの目玉として、その姿を四国に現します。せっかくのチャンスです。高速にのり高松へ向かいます。飛行機の到着まで少し時間があるので高松貨物ターミナル駅に立ち寄ります。たいした期待もせずにやってきたのですが、出発線にEF65-57号機の茶色い姿を発見。

6300_237_2 13:22に伊予三島行きコンテナがあります。これに充当されるのかも知れません。昨日、須磨駅付近で撮り損ねた思い入れ(因縁)のある機関車です。できることなら今日、ここで押さえて置きたい。とは言えモヒカンジェットの到着は13:30です。貨物列車の出発ともろ重なります。ここで大きな葛藤が・・・。今日を逃すとモヒカンジェット撮影は難しい。東京か南九州まで行かねばならない。とは言え一方の57号機茶釜は、近日中の引退が確実視されている・・・。どちらを取るべきか、ハムレットの心境です。ここは割り切ることに。まず貨物列車の出発を撮影してから、大急ぎで高松空港に向かい、モヒカンジェットの14:10離陸を抑えることにします。着陸時の光景をあきらめることになりますが、仕方ありません。

やがて13時が過ぎ、出発時間10分前が来ても、茶釜には変化がありません。望遠ズームを最大にして茶釜を観察してみて愕然とします。パンタグラフがあがっていない。少なくとも動かすつもりがあるなら前もってパンタグラフを上げておくはずです。ということは本日は伊予三島行きコンテナはウヤ(運休)ということなのでしょう。日曜にはよくあることです。もしかしたら年末年始の荷主の製紙工場の操業に関係しているのかも・・・?どちらにしても茶釜が動かない事には代わりがありません。今にも動き出しそうな、眼前の茶釜に別れを告げて、本来の目的地である高松空港に急ぐことにします。光線の状態を考慮して高松空港の裏手(南側)に位置する<さぬきこどもの国>公園に車を入れます。決して狭くは無い駐車場は県内外ナンバーの車でほぼ満杯でしたが、端っこの小さいスペースを見つけて駐車します。駆け足で広い公園を移動します。いました。絵の具の明るい空色に近いブルーで彩られたボーイング767が!が、公園から駐機場までは距離があり、最大望遠でもその姿は小さい・・・・。着陸時に来ていたらと、悔やんでみますが今更・・・・。こうなれば離陸の1チャンスに賭けるのみ!気持ちを切り替えます。

とは言え、まだそのときまで少し時間があります。公園内には、これまた懐かしいYS11が、きれいな状態で保存されています。うれしいことに内部も公開されています。6300_2476300_2696300_255子供のとき何度もお世話になったYS11の機内に入るのは何十年ぶりなのでしょうか。中に入って感じたことは、こんなに狭かったんだという事。実際60人ちょっとの定員なんだから、観光バスを少し大きくしかくらいか・・・・。とは言え機内のつくりは、記憶の中のYS11と少しも変わりません(当たり前ですが・・・)

驚いたことにコックピットにも入れます。機長席に座り操縦桿も握れます(スイッチ類はアクリルのカバーで覆われ、操縦桿は固定されていますが)。思わず時間を忘れてなつかしのYS11を楽しんでいましたが、気がつけば、本日のメインイベント、モヒカンジェットの離陸の時間です。すでにボーディング・ブリッジが機体から外され、ゆっくりとターミナルビルから離れていくのが確認できます。誘導路を東端まで移動したところで向きを変えた後、一旦動きを止めます。いよいよ始まるのです。次の瞬間、静から動へ劇的な変化が起こり、767は2つのエンジンを全開にして、滑走路を猛ダッシュするする姿に思わず見とれてしまいます。感動すら覚えます。目の前で前輪が地面を離れたと思った次の瞬間には機体全体が宙に舞い上がっていきます。

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         来てよかった・・・。

小さくなっていく飛行機を見送りながら、そう思いました。


徳島で飛行機ウオッチング!

2008-09-24 23:37:59 | 飛行機

9月27日(土)

スカイフェスタ松茂 2008徳島航空基地祭 訪問記

徳島駅付近にある中華そば屋で昼食をいただいていました。これからどうするか、中華そばをいただきながら考えます。そういえば基地祭りがあるみたいだけど、今からでも間に合うかな?と思いつつ松茂町の海上自衛隊徳島航空基地に向かいます。

Img_4590新明和工業US-1Aが遥か向こうの空に飛んで行くのが見えます。どうやら展示されていた飛行機達が自分たちの基地に戻る時間になっているようです。今度はP3Cが飛び立っていきます。これは、急がねば・・・。ゲートにたどり着くと、係の方から「もうすぐ終了ですけど、それでも入りますか?」と言われました。ここまで来て、引き返すという選択肢はありません。「構いません。チョットでも良いから見せて下さい。」そういうやりとりがあり、ゲート内に入れてもらったのはイベント終了10分前。ようやく、基地の中に入れました。遥か向こうに見える誘導路を観ると、レシプロ機が動いています。「あれに見えるは、YS11では!」民間機(国内)の世界では遠の昔に引退していますが、自衛隊(+海上保安庁)ではまだまだ現役!貴重であることには変わりません。今まさに、配属先のImg_4633基地に帰還する為に離陸体制に入っています。「展示時間までまだ10分はあるぞー!待ってくれ!」駐機場まで全力疾走しますが、時すでに遅し。カメラを構えた頃には、既に離陸しておりました。このまま遠ざかっていくのかと思い諦めかけていると、機がゆっくりと戻ってくるではありませんか!「うれしー!」心の中で叫びます。ファン向けにお別れの挨拶をしてくれたのだと解釈します。

Img_4621Img_4593Img_4639そうこうしているうちに、駐機場のAH1-Sが離陸し始めました。目の前をホバリングしながらゆっくりと移動していきます。正味15分ほどの滞在時間でしたが、来て良かった。でもどうせなら朝から来るべきだったなと、反省少々・・・・。ジャンルを問わず動いているビーグルの姿を見るのは楽しいものです。ビーグルと言えば、送迎バスのウオッチングも楽しめました。

Img_4661Img_4674本日は、徳島市交通局がギャラリーを運びます。

以上で、短い飛行機ウオッチングはおしまい。