hakuunの未来ノート

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人に好かれる話し方 その4

2012-08-17 | コミュニケーション
本日は、野口敏著『一瞬で人に好かれる話し方 第2章 「話しかけやすい人」になれるテクニック』から引用する。なお、『 』が引用部分である。


01 「反応」をよくするだけで素敵な人間関係ができ上がる

この節の「気持ちが伝わる会話の極意」は、
『人に話しかけられたとき、反応をよくするだけで好感度は上昇する。反応は、あなたの人生を好転させる必殺テクニックだ』


02 話しやすい人は誰でも聞き上手

この節の「気持ちが伝わる会話の極意」は、
『誰かが話しかけてきたら、その人の言うことにしっかり反応しよう。気がつけばあなたのまわりは仲間でいっぱいだ。』

『相手はあなたにわかってほしいことがあるから話しかけてきているのだ。そのとき、あなたは話を聞いてわかったことを、相手に直接フィードバックする必要がある。あなたが相手の言うことを、ただ頭の中で理解しただけでは、会話は完結しない。

あなたが“反応してくれる人”とわかったら、部下も、上司も、妻も、夫も、子供も、あなたに話しかけてくるだろう。みんながあなたから愛されていることを喜ぶからだ』


03 「はい」と相づちを打つだけで相手はどんどん話だす

この節の「気持ちが伝わる会話の極意」は、
『会話のスタートでの相づちは特に重要。相手が何か話してきたら、相手の顔を見て、少し大きめの声で相づちを打ってみよう』

『聞き上手な人は必ず「はい」とか「ええ」と力強く相づちを打つ。「あなたの話を聞きますよ」と意思表示をするわけだ。すると話しては話を聞いてもらえるという安心感を持ち、話しやすさを感じる』

『はじめの相づちは、「会話のスイッチ」だと思ってほしい。あなたが大きくうなずき「はい」と言うことで、相手の心も躍り、会話への意欲がONになるのだ』


04 相手が一番わかってほしいところに反応する

この節の「気持ちが伝わる会話の極意」は、
『「この人が一番わかってほしいのはどんな気持ちか」と常に意識しながら相手の話を聞こう。すると、あなたは信頼される人になれる』

『ふだんから相手の言うことを聞きながら、「この人が一番わかってほしい気持ちは何だろう」と感じる努力をしてみよう。じょじょにではあるが、、共感の上手な人間に成長できるはずである』

この共感もスキルである。
スキルアップには、場数を踏む必要がある。
仕事を含め、おしゃべりをする機会が多い人は、当然その場数も多い。
一方で、技術職やPCで仕事をしている人はその機会が少ない。
自分がいかなる立場にいるか、また過去はどうであったかを考えることで、今後の対応の仕方が見えてくるであろう。


05 話下手は絶対に気づかない! 話がはずむ会話術

この節の「気持ちが伝わる会話の極意」は、
『相手をよく見て、ひとつ話し、相づちを待ち、また話す・・・。お互いの間合いを意識してテンポ良い会話を続ければ、会話が盛り上がり、親近感も高まる』

『話し上手な人は、本当の意味で、「気持ちのキャッチボール」ができるのである』

『気持ちのキャッチボールができるとお互いの心に橋が架けられ、気分もよくなってくる。そうなると聞き手はイメージがふくらみ、今度は自分から気の利いた質問もひらめくようになり、会話はテンポよく続く』

確かに、「気持ちのキャッチボール」ができれば、お互いに心地よいだろう。
私などは、一方的に話すことが多いので反省をしなければならない。
そのためには、まず意識することである。
今回のテーマは「気持ちのキャッチボール」
そのためには、「相づちを行うこと」と「アイコンタクトを行うこと」である。
そして、相手の気持ちに焦点を当て「どんな気持ちをわかってほしいのだろう」と推測することである。
このプロセスを踏むことで、「気持ちのキャッチボール」ができるようになりだろう。
その結果として、人間関係の輪も広がっていくだろう。


06 プラスワン情報で、とても話しやすい人になれる

この節の「気持ちが伝わる会話の極意」は、
『問いかけられたら、ひとつ情報を付け加えて返し、相手の出方をみてみよう。会話はお互いに協力しあうことで広がっていくのだ』

『会話はお互いの協力なくして前には進まない。会話下手な人は自分が話すことばかりに意識を向けて、基本的なところに注意を払わない。たとえ自分が会話が苦手としていても、相手の問いかけに少し協力するだけで、話はふくらんでいくものなのだ』


07 会ったばかりの人と打ち解けるためには

この節の「気持ちが伝わる会話の極意」は、
『自分を少しオープンにすれば、相手もオープンになってくれる。そこから人間同士の触れ合いが始まる。何気ない日常をよく観察して、まずは親しい人に話してみよう。』

『人と仲よくなるためには、まず先に自分を少し見せてあげる必要がある。それはあなたの日常をオープンにするだけでいい。そこに人間的な部分が漂っていればさらにいい』

『小さなエピソードからあなたの人柄や暮らしぶりを感じ取り、親しみを持つ。自分の平凡な暮らしぶりが話題になるなら、だれでもすぐにたくさんの話題が手に入るだろう』

『昨今は、オープンになって自分を見せることを恥ずかしがる風潮があるが、私は他人に話せる範囲で自分を開示すべきだと強く思っている。人と人が親しくなっていく過程は、これまで知らなかったお互いの状況を少しずつ知っていくことから始まりだ』


08 間違っていると思っても、まずは受け入れる

この節の「気持ちが伝わる会話の極意」は、
『相手の話に間違いがあっても。本筋とは関係ないならば、そっと聞き流してあげる優しさを持とう』


09 「婚活」で成功できるのは反応がいい人

この節の「気持ちが伝わる会話の極意」は、
『よい反応は出会いのチャンスをつくる。話し手と聞き手のこれからに、明るい未来を想起させてくれるからだ』

『反応のいい人は、出会いのチャンスもつかみやすい。婚活の条件というと、収入やルックスをあげたがるが、最後に人の心を動かすのは、やはり人が持つ人間的な部分だ』
『結婚とは平凡な毎日の積み重ねだから、パートナー候補が自分の話にどんな反応をしてくれるかは、当然気になる部分である。反応がいい人なら、朝起きた時や家に帰ってきたとき、いつもこんなふうにふるまってくれるだろうという、明るい未来を連想させてくれる』
『こういう人と暮らせたら毎日が幸せで楽しいだろうな、と思うから、人は結婚を決意するのだ』

『人間関係が苦手な人は、小さな気遣いを示すことに無関心である。反応することにためらいがあり、愛想をよくすることに恥ずかしさや「偽善的」な部分をみつけ、そこから逃げようとする。そして、結果として素晴らしい人間関係を自ら遠ざけてしまう』

『反応がいいことは、あらゆる人を喜ばせる素敵なふるまいだ。それは恋愛や結婚に限らず、さまざまな人脈やチャンスを自分に引き寄せてくれる』

確かに、よい反応は出会いのチャンスをつくることができるであろう。
話し手と聞き手のこれからに、明るい未来を想起させてくれるからだ、ということを意識するか品、しないかではその結果は大きく異なる。

ぜひ、より良い出会い、人間関係を作るためにも、反応をよくしよう!!