●オリンピックとプレッシャー
ソチオリンピックが終わった。
金メダルを目指し、世界中のアスリートの祭典。
素晴らしいドラマが数々生まれた。
レジェンドと言われるジャンプの葛西選手。
1日にして大変身した浅田選手。
あの涙から笑顔に変わった瞬間は、世界中の人々の記憶に永遠に残るであろう。
まさに、記録ではなく記憶に残る選手である。
一方で、多くの選手が苦杯をなめている。
プレッシャーという魔物に負けてしまった。
プレッシャーがストレスとなり、平常心を保てなくなったためと思われる。
仮に、プレッシャーを感じず、平常心で戦うことができたら、結果は大きく変わっていたはずである。
メダルの数も今の倍は取れていたと思う。
「オリンピックの舞台は違う」
この言葉を聞いたのは、今回のソチオリンピックだけではない。
過去のオリンピックにおいて、多くの選手が発した言葉である。
であるならば、どのような方法でメンタル面を強化していたのだろうか?
相撲の世界ではよく「心・技・体」という。
身体も技術も大切であるが、一番大切なものは「心」である。
他のスポーツも同様であろう。
では、他のスポーツでは、どのようにして「心」を鍛えているのだろうか?
実践を経験して、鍛錬することも重要である。
どのスポーツでも基礎体力強化のために、
腹筋・背筋・腕立て伏せなどの基礎トレーニングを行う。
スキーもスケートもゴルフも野球もサッカーも、
どのスポーツ選手でも肉体的基礎トレーニングを行う。
では、精神的な基礎トレーニングはやっているのだろうか?
●精神的基礎トレーニング
インターネットをみると、メンタル強化方法が様々記載されている。
・自分に自信を持つこと
・自己肯定感を持つこと
・プラス思考になること
・潜在意識を活用すること
・コミュニケーション力を高めること
・感謝の気持ちを持つこと
・ポジティブな言葉を発すること
・夢を描くこと
などなど、様々な切り口から言われている。
言っていることはすべて正しい。
しかし、腹筋・背筋トレーニングが、体力面の基礎トレーニングであるように、
精神面の基礎トレーニング方法は、何かあるのではないか、
との疑問に対する答えを見出すことが難しい。
●10数年前の出来事
ある本を読んで、マイナス思考からプラス思考に一瞬にして変化した経験がある。
まるでオセロゲームであった。
白い石をひとつ、ポン、と置いた瞬間に、
「パタパタパタ」と黒い石が白い石に変わった。
盤上の黒い石が全て白い石に変わった。
このような経験をしたことがある。
それ以来、超マイナス思考から超プラス思考に変わった。
このことは、ブログに書いてあるので見てほしい。
http://blog.goo.ne.jp/hakuun101/e/22bb757c4a8b7d7fe9e374f6e563373e
●ウォーキング
私は、本社勤務となり約20年間が経過している。
家から会社まで、5km余りの距離である。
往復ほぼ毎日歩いているのはないだろうか。
雨の日などは電車に乗るから、年間200日は歩いていると思う。
先日その距離を計算してみた。
一日で歩く距離は、5km×2=10km
年間200日歩くので、10km×200日=2000km
20年間続けているから2000km×20年=40,000km
40,000km、4万km、これは地球一周の距離である。
つまり、20年間、毎日毎日毎日毎日歩いて、地球一周歩いたことになる。
私の場合、毎日毎日、歩くことにより、脳内モルヒネはバンバン出てくる。
歩きながら考えることは、将来のことや楽しいこと。
10年後、20年後の自分を考えることは楽しい。
100歳の自分を想像することはウキウキする。
目標は、笑顔の日野原先生。
半分瞑想しながら歩いているから、ストレスは無くなり、活性酸素は皆無となる。
腹筋・背筋の体力的基礎トレーニングと同様に、日々歩いている。
これが私の基礎トレーニング方法である。
実際に、最初からメンタル面を強化しようと思って、歩いていたのではない。
結果として、自分の経験を振り返ってみたところ、
メンタル面の基礎トレーニングになっていた、というのが本音である。
どのような歩き方をするかは、下記を見てほしい。
http://blog.goo.ne.jp/hakuun101/e/e276e4f0253f53746a979ddcbcdfadbc
あなたはこのブログを読んで、どうのように感じましたか?
「ウォーキングをやってみよう!」と考えた人は、必ず、できますよ。
その理由は、
あなたがプラス思考ですから。