この講座は、月1回のペースのため、1か月振りである。
速いような遅いような気がする。
やはり、1か月間、間を置くということは遅い。もっと回数があれば、と個人的には思う。
一方で、この1か月間は速かったという感もする。
理由の一つとして、「3分間メッセージ」が頭の中にあったためだと思う。
今回研修の中で、「3分間メッセージ」を行うことが前回の宿題であった。
そのために、試行錯誤の繰り返しで台本を作成し、練習も行い、かなりの時間を費やした。
たかが3分間であるが、されど3分間である。
結果からすると、実りの多い3分間であった。
「実りが多い」ということは、自分の良い点の発見もあると同時に、数多くの課題を発見することができたことである。
●チェックリスト
「フレンドシップ・カード」という、相互チェックリストである。
発表者に対して、受講者メンバー全員がチェックするのである。
約20人にチェックしていただくと、自分の成果や課題点が見つかる。
チェック項目の構成は以下のとおりである。
○態度
・姿勢がよく、好感がもてる。
・熱意が感じさせる。
・ジェスチャー(身振り・手振り)が効果的である。
・アイコンタクト(視線・目配り)が良い。
・表情が明るく、親しみを感じる
○話し方
・言葉が明瞭で、はっきりしている。
・声が大きくて分かりやすい。
・メリハリのある話し方で分かりやすい。
・話の速さが適正である。
・気になるような言葉のクセはない。
○内容・構成
・話の構成が良い
・ポイントが明確である。
・具体的で理解しやすい。
・聞き手の立場への配慮が感じられる。
・時間配分が良い。
○コメント
●評価の分析
全員で20名であるので、評価していただく方は、19名である。
評価は、各項目に対して、良ければ「○」をつける方式である。
自分に対する評価を、エクセルを使い、分析をしてみた。
90%以上の方が「○」をつけていただいた項目は
「話し方」に2項目あった。
・言葉が明瞭で、はっきりしている
・声が大きくて分かりやすい
この評価は、嬉しいことである。
毎朝、トイレでボイストレーニングをしている成果の表れと自己診断する。
トイレのドアに、ボイストレーニング表を貼っている。
自分の課題である、「唇の動き」や「舌の動き」を活性化するために、基礎トレーニング日々行い、「早口言葉」もその練習の一環としている。
「唇の動き」や「舌の動き」もスキルであるので、日常のトレーニングが必須である。
数か月間、毎朝トイレでトレーニングした成果として、素直に喜びたい。
80%以上の評価は
次の2項目である
・熱意が感じさせる
・具体的で理解しやすい
これも嬉しい評価である。
宿題としてでてから1ヶ月間、テーマを考え、内容構成を自分なりに行ってきた。
ビデオに撮影し、自分の結果を改善し、さらに練習をしてきた。
その評価だと思うと、努力の甲斐があったと思う。
一方で、評価の低い項目は
次の3つである。
・アイコンタクト(視線・目配り)が良い。
・表情が明るく、親しみを感じる
・聞き手の立場への配慮が感じられる
「アイコンタクト(視線・目配り)」については、確かに下手である。
今回、自分の発表をビデオ撮影したので、その様子を分析するとよく分かる。
ビデオを見ると目線の動きが、うつろ(?)である。
本来なら、ジグザク法とアイコンタクトを組み合わせて、「ワンセンテンス、一人」で話すことが基本であるが、これは全くできていない。
日常会話でも、人の目を見て話すのが得意でない。
そのため、スピーチする際も、目線が定まらず、結果的にこちらの想いや熱意が半減してしまうことになりかねない。
これでは、講演講師は務まらない。
ぜひ、ジグザク法とアイコンタクトをマスターして、ワンラックアップしたい。
そのためには、言うまでもなく、日々のトレーニングである。
「聞き手への配慮」について
これに関しては、アイスブレイクが該当するかもしれない。
聞き手の気持ちをほぐすために、気の効いた話をするのがプロの技である。
今回の参加者の中には、このアイスブレイクの上手い人が何人かいた。
自分の名前の由来や名前にひっかけてウイットの効いたコメントを言われる方がおり、参考にしたいと思う。
●ビデオからの反省
今回、自分でビデオ撮影したので、そこからの反省点も多い。
・あいさつが情けない
頭の下げ方や言葉に心がこもっていない。
「みなさん、こんにちは。○○です」
とはっきり言うべきあいさつにメリハリが無く、大いに反省すべき課題である。
・手の動きが曖昧
手で何かを表現しようとしているが、何なのかわからない。
自然に出ているのかもしれないが、ただ動かしているのであれば、無駄な動きである。
ビジュアルハンドのトレーニングが必要である。
これは講座の演習の中で、トレーニング課題でもあった。
・物の形状を体で使って表現する時(四角、丸や三角)
・量を表す時(大きい、小さい、増える、減る、伸びる、拡大、圧縮等)
これは、売上の推移、売上向上、経費削減、販路拡大など、コンサルタントとして使える要素が多分に含まれている。
・数字を表わす時
これは多用している。今回のプレゼンでも、腕を伸ばし、指を立てて1・2・3とサインを出すことで、「分かりやすさ、力強さ」の印象を与えることだが、ビデオを見るとメリハリがなく、力強さを感じることができなかった。
・うわずった声
やはり緊張していた。
準備はしていたが、まだまだ不十分である。
先生によれば、どんな人でもあがる。それは『やる気のある証拠』である。
その対策として、
・原稿(レッスンプラン)をしっかり作る
・リハーサルを行う
・前日に声を出す練習をする
・教室には早めに入っておく
・すぐに話しださない。ゆっくりはじめる
・呼吸を整え、挨拶。第一声。
・早めに受講者に作業や発言の機会を提供する
・うなずく人に話す(うなずく人を探す、作る)
自分なりに、上記のことはそこそこやってきたつもりでいた。
しかし、結果として、緊張して声が上ずっていた。
今思えば、「呼吸を整える」ことに関しては、不十分であった。
以前、このブログにも書いたことだが、呼吸を整えるためには、腹式呼吸をすることである。
特に、息を吐くことで、副交感神経を活性化することで、気持ちを落ち着かせることができる。
これもスキルであるから、日々トレーニングをしていたつもりであったが、今振り返ると、かなりサボっている。
湯船の中と通勤途上が練習の場であったはずだが、最近はやっていない。
練習は正直である。
ボイストレーニングのように、毎日練習すれば成果が出るし、腹式呼吸のようにサボれば、結果はそのとおりになる。
そのほかにも、上記にも書いたが、視線の動きやアイコンタクトは意識してトレーニングが必要である。どのようなトレーニング方法を採用すれば、長続きするか検討する必要がある。
●メラビアンの法則
情報伝達の有名な法則がある。
・言葉(話の内容等)
・話し方、言い方(声の調子、高低等)
・ボディランゲージ(態度、姿勢、身振り、視線等)
今回の講座でも登場した。
相手に伝わる割合は、
言葉・・・・・・・・7%
話し方、言い方・・・38%
ボディランゲージ・・55%
この数字からしても、もっともっと身振りやアイコンタクトについて研究し、トレーニングをすべきと改めて思う次第である。
●K先生からのアドバイス
休み時間に、個人的にK先生に相談してみた。
そのアドバイスは、事前準備の方法として、タイムテーブルを作ることである。
1日のスケジュールであれば、タイムテーブルを作る意味は分かる。
先生も講義の中で言われていたことだが、遠方からきている受講者もいれば、帰りの飛行機の予約、さらに終了後、別件を抱えている受講者もいる。決して講演者の都合で時間を延ばしてはいけない、と言われたことは心にストンとおちた。
このアドバイスは、将来の自分の姿を重ねると、肝に銘じる大切なことであった。
さらに、先生のアドバイスは、「3分のメッセージ」の場合でも同じというのである。
20秒単位に、言うべきことを考えて、台本を作るということである。
私の原稿は、当初は、全体の要点をマインドマップで書き出した。
その後に、ブレイクダウンして、台本に近い原稿を仕上げた。
しかし、その中には、タイムスケジュールが入っていなかった。
先生のアドバイスによると、20秒間の各パートをしっかり組み立てることで、全体として完成度が高まる、ということであった。
まさに、そのとおりである。
今回の原稿も来週使い予定があるので、しっかりとタイムテーブルを組み込み、「20秒構成」で磨きをかけたいと思う。
最後の振り返りでは、私しか知らない秘伝「20秒構成」について全員の前で発表した。
情報の共有化ということで、気持ち良く話すことができた。
今回の研修は、実り多い一日であったことは言うまでもない。
改めて、K先生に感謝したい。
速いような遅いような気がする。
やはり、1か月間、間を置くということは遅い。もっと回数があれば、と個人的には思う。
一方で、この1か月間は速かったという感もする。
理由の一つとして、「3分間メッセージ」が頭の中にあったためだと思う。
今回研修の中で、「3分間メッセージ」を行うことが前回の宿題であった。
そのために、試行錯誤の繰り返しで台本を作成し、練習も行い、かなりの時間を費やした。
たかが3分間であるが、されど3分間である。
結果からすると、実りの多い3分間であった。
「実りが多い」ということは、自分の良い点の発見もあると同時に、数多くの課題を発見することができたことである。
●チェックリスト
「フレンドシップ・カード」という、相互チェックリストである。
発表者に対して、受講者メンバー全員がチェックするのである。
約20人にチェックしていただくと、自分の成果や課題点が見つかる。
チェック項目の構成は以下のとおりである。
○態度
・姿勢がよく、好感がもてる。
・熱意が感じさせる。
・ジェスチャー(身振り・手振り)が効果的である。
・アイコンタクト(視線・目配り)が良い。
・表情が明るく、親しみを感じる
○話し方
・言葉が明瞭で、はっきりしている。
・声が大きくて分かりやすい。
・メリハリのある話し方で分かりやすい。
・話の速さが適正である。
・気になるような言葉のクセはない。
○内容・構成
・話の構成が良い
・ポイントが明確である。
・具体的で理解しやすい。
・聞き手の立場への配慮が感じられる。
・時間配分が良い。
○コメント
●評価の分析
全員で20名であるので、評価していただく方は、19名である。
評価は、各項目に対して、良ければ「○」をつける方式である。
自分に対する評価を、エクセルを使い、分析をしてみた。
90%以上の方が「○」をつけていただいた項目は
「話し方」に2項目あった。
・言葉が明瞭で、はっきりしている
・声が大きくて分かりやすい
この評価は、嬉しいことである。
毎朝、トイレでボイストレーニングをしている成果の表れと自己診断する。
トイレのドアに、ボイストレーニング表を貼っている。
自分の課題である、「唇の動き」や「舌の動き」を活性化するために、基礎トレーニング日々行い、「早口言葉」もその練習の一環としている。
「唇の動き」や「舌の動き」もスキルであるので、日常のトレーニングが必須である。
数か月間、毎朝トイレでトレーニングした成果として、素直に喜びたい。
80%以上の評価は
次の2項目である
・熱意が感じさせる
・具体的で理解しやすい
これも嬉しい評価である。
宿題としてでてから1ヶ月間、テーマを考え、内容構成を自分なりに行ってきた。
ビデオに撮影し、自分の結果を改善し、さらに練習をしてきた。
その評価だと思うと、努力の甲斐があったと思う。
一方で、評価の低い項目は
次の3つである。
・アイコンタクト(視線・目配り)が良い。
・表情が明るく、親しみを感じる
・聞き手の立場への配慮が感じられる
「アイコンタクト(視線・目配り)」については、確かに下手である。
今回、自分の発表をビデオ撮影したので、その様子を分析するとよく分かる。
ビデオを見ると目線の動きが、うつろ(?)である。
本来なら、ジグザク法とアイコンタクトを組み合わせて、「ワンセンテンス、一人」で話すことが基本であるが、これは全くできていない。
日常会話でも、人の目を見て話すのが得意でない。
そのため、スピーチする際も、目線が定まらず、結果的にこちらの想いや熱意が半減してしまうことになりかねない。
これでは、講演講師は務まらない。
ぜひ、ジグザク法とアイコンタクトをマスターして、ワンラックアップしたい。
そのためには、言うまでもなく、日々のトレーニングである。
「聞き手への配慮」について
これに関しては、アイスブレイクが該当するかもしれない。
聞き手の気持ちをほぐすために、気の効いた話をするのがプロの技である。
今回の参加者の中には、このアイスブレイクの上手い人が何人かいた。
自分の名前の由来や名前にひっかけてウイットの効いたコメントを言われる方がおり、参考にしたいと思う。
●ビデオからの反省
今回、自分でビデオ撮影したので、そこからの反省点も多い。
・あいさつが情けない
頭の下げ方や言葉に心がこもっていない。
「みなさん、こんにちは。○○です」
とはっきり言うべきあいさつにメリハリが無く、大いに反省すべき課題である。
・手の動きが曖昧
手で何かを表現しようとしているが、何なのかわからない。
自然に出ているのかもしれないが、ただ動かしているのであれば、無駄な動きである。
ビジュアルハンドのトレーニングが必要である。
これは講座の演習の中で、トレーニング課題でもあった。
・物の形状を体で使って表現する時(四角、丸や三角)
・量を表す時(大きい、小さい、増える、減る、伸びる、拡大、圧縮等)
これは、売上の推移、売上向上、経費削減、販路拡大など、コンサルタントとして使える要素が多分に含まれている。
・数字を表わす時
これは多用している。今回のプレゼンでも、腕を伸ばし、指を立てて1・2・3とサインを出すことで、「分かりやすさ、力強さ」の印象を与えることだが、ビデオを見るとメリハリがなく、力強さを感じることができなかった。
・うわずった声
やはり緊張していた。
準備はしていたが、まだまだ不十分である。
先生によれば、どんな人でもあがる。それは『やる気のある証拠』である。
その対策として、
・原稿(レッスンプラン)をしっかり作る
・リハーサルを行う
・前日に声を出す練習をする
・教室には早めに入っておく
・すぐに話しださない。ゆっくりはじめる
・呼吸を整え、挨拶。第一声。
・早めに受講者に作業や発言の機会を提供する
・うなずく人に話す(うなずく人を探す、作る)
自分なりに、上記のことはそこそこやってきたつもりでいた。
しかし、結果として、緊張して声が上ずっていた。
今思えば、「呼吸を整える」ことに関しては、不十分であった。
以前、このブログにも書いたことだが、呼吸を整えるためには、腹式呼吸をすることである。
特に、息を吐くことで、副交感神経を活性化することで、気持ちを落ち着かせることができる。
これもスキルであるから、日々トレーニングをしていたつもりであったが、今振り返ると、かなりサボっている。
湯船の中と通勤途上が練習の場であったはずだが、最近はやっていない。
練習は正直である。
ボイストレーニングのように、毎日練習すれば成果が出るし、腹式呼吸のようにサボれば、結果はそのとおりになる。
そのほかにも、上記にも書いたが、視線の動きやアイコンタクトは意識してトレーニングが必要である。どのようなトレーニング方法を採用すれば、長続きするか検討する必要がある。
●メラビアンの法則
情報伝達の有名な法則がある。
・言葉(話の内容等)
・話し方、言い方(声の調子、高低等)
・ボディランゲージ(態度、姿勢、身振り、視線等)
今回の講座でも登場した。
相手に伝わる割合は、
言葉・・・・・・・・7%
話し方、言い方・・・38%
ボディランゲージ・・55%
この数字からしても、もっともっと身振りやアイコンタクトについて研究し、トレーニングをすべきと改めて思う次第である。
●K先生からのアドバイス
休み時間に、個人的にK先生に相談してみた。
そのアドバイスは、事前準備の方法として、タイムテーブルを作ることである。
1日のスケジュールであれば、タイムテーブルを作る意味は分かる。
先生も講義の中で言われていたことだが、遠方からきている受講者もいれば、帰りの飛行機の予約、さらに終了後、別件を抱えている受講者もいる。決して講演者の都合で時間を延ばしてはいけない、と言われたことは心にストンとおちた。
このアドバイスは、将来の自分の姿を重ねると、肝に銘じる大切なことであった。
さらに、先生のアドバイスは、「3分のメッセージ」の場合でも同じというのである。
20秒単位に、言うべきことを考えて、台本を作るということである。
私の原稿は、当初は、全体の要点をマインドマップで書き出した。
その後に、ブレイクダウンして、台本に近い原稿を仕上げた。
しかし、その中には、タイムスケジュールが入っていなかった。
先生のアドバイスによると、20秒間の各パートをしっかり組み立てることで、全体として完成度が高まる、ということであった。
まさに、そのとおりである。
今回の原稿も来週使い予定があるので、しっかりとタイムテーブルを組み込み、「20秒構成」で磨きをかけたいと思う。
最後の振り返りでは、私しか知らない秘伝「20秒構成」について全員の前で発表した。
情報の共有化ということで、気持ち良く話すことができた。
今回の研修は、実り多い一日であったことは言うまでもない。
改めて、K先生に感謝したい。