メモをとり、仕事力をアップしよう

●メモをとり、仕事力をアップしよう

今日お話しすることは、

「メモをとってあなたの仕事力をアップしよう」

ということです。

今日、お話しするポイントは三点です。

一番目は、メモをとることで、あなたの行動力がアップする。

二番目は、メモをとることで、あなたの信用力がアップする。

三番目は、メモをとることで、あなたの思考力がアップする。

では、一番目の「メモを取ることで、あなたの行動力がアップする」についてお話します。

皆さんは現場にいきますと、いろいろな構造物に出会います。
例えば、ダムの現場、トンネルの現場、造成の現場、高層ビルの現場など様々な現場に行きます。
そこで、メモを取ることを実行しようとしますと、当然、目の前の構造物に集中しないとメモをとることができません。
ですから、メモをとろうとすると、構造物に集中することになります。
集中することで、仕事に対する興味がわいてきます。
興味がわくと、仕事に対する意欲が向上します。
その結果、あなたの仕事に対する行動力がアップします。
ぜひ、メモをとって、あなたの行動力をアップしていただきたいと思います。

二番目は、メモをとることで、あなたの信用力がアップする、についてお話します。

現場に行きますと、様々な人たちが働いています。
大工さんや左官屋さん、電気・水道などの設備屋さん、重機のオペレータなど百人を超す人が働いています。
設計士さんなどもおり、そこで、いろいろな人たちと話す機会が生まれます。
その際、メモをとることで、相手の話に集中し、分からないことがあれば質問することが可能となります。
また、質問を通じて相手とコミュニケーションが生まれ、あなたの仕事の取り組み方が相手に伝わります。
その結果、あなたの熱意がわかり、あなたの信用力がアップすます。
ぜひ、メモをとることで、あなたの信用力をアップしていただきたいと思います。

三つ目は、メモをとることであなたの課題に対する思考力がアップする、ことについてお話します。

現場に出ますと、初めての経験ですから、分からないことばかりです。
そばに人がいれば質問できますが、みなさん忙しく働いており、質問できない場合も多々あります。
自分で気づいた、こと感じたこと、疑問に思ったことを、その場で、メモをとります。
メモをとらないと忙しさで忘れてしまうこともありますが、メモをとることで、それが記録となり後で振り返ることが可能となります。
そこで、メモを確認することで考えるヒントになります。
ある時、メモを見ることで「あ、そうか」と課題を発見することが出てきます。
その課題に対して、どうするか、考えて行動するようになります。
つまり、メモをとることで、あなたの課題に対する思考力がアップすることにつながります。
ぜひ、メモをとって、あなたの思考力をアップさせていただきたいと思います。

以上で終わりですが、本日のテーマを再度確認します。
一番目は、メモをとることで、あなたの行動力がアップする。
二番目は、メモをとることで、あなたの信用力がアップする。
三番目は、メモをとることで、あなたの思考力がアップする。

以上三点を実行することで、ぜひあなたの仕事力をアップさせていただきたいと思います。

ご清聴ありがとうございました。


●プレゼンテーションのの振り返り

以上は、2月に行ったプレゼンテーションの復元版である。

当日はパワーポイントを使い、3分間という短い時間ではあった。
時間は、3分間は短いようで長い。
この3分間という時間で、内容のあることをコンパクトにまとめるには、ちと難しい。
今までは自己流であったが、プレゼンテーションを行う際の考え方や、まとめ方も学び成果はあったと思っている。
また、ビデオをとってもらい、改めて自分のプレゼンテーションを見てみると恥ずかしくなるとともに、改善点も見えてくる。
事前に、20回ぐらいは練習したが、それでもまだまだ改善点があるのはいとめない。
また、10数名の参加者全員から評価をしていただい、細かな点までチェックできたことはよかった。