2004年、アフリカの女性で初めてノーベル平和賞を受賞したケニヤのマータイが亡くなったそうです。日本語の「もったいない」という言葉を用いて、世界各地で環境保護や循環型社会の大切さを訴え続け、多くの日本人にも親しまれていました(一部ニュースから引用)。
ところが,今の日本では「断捨離」がブームです。不要なものを捨てて身軽になる生活スタイルらしいです。ものが捨てられないオヤジはこのブームを受け入れられません。必要な物だから捨てないで保管しておくのです。他人に「あんたの持っている物は不要なものだ」といわれる覚えはありません。
ものごとに対する価値観は人それぞれで違うはずです。整然より雑然が好きなオヤジは「断捨離」ブームが嫌いです。どうせ,一過性のブームです。数年前は「もったいない」をもてはやしていたくせに,この変わり身の早さは何でしょう?
自分の信念に従うことこそ大事だと思います。
自分が死んだ後の遺品整理に親族や知人に迷惑をかけるのは忍びないという考えもあるでしょう。でも,死んだ後のことなど知ったことじゃありません。遺品がごみとしてそのまま捨ててしまわれるか,整理をしながら故人を忍んでもらえるかは,その人の生き方次第です。死んでから文句はいえないので,残された人に勝手にしてもらって良いです。
「もったいない」はすばらしいと思うオヤジです。