たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

DAHON インパルス改造 その2 「フロントホイールを組み替える,だが,またやっちまった!」

2010年07月19日 | DAHON インパルス改造 18段化

フロントホイールがフレームに入らない。原因はフレームのハブを取り付ける部分の幅(フロントエンド幅)とハブのロックナット間距離(OLD)が違うためである。
フロントエンド幅は100㎜のものが一般的だが,このインパルスは74㎜程度と極めて特殊なサイズである。

いくつか手段を考えてみた。
1 OLD74㎜のフロントホイールを新たに買う。→お金がかかるので却下。
2 OLD74㎜のフロントハブを購入し,ホイールを組み替える。→フロントハブだけでも数千円する。おまけに28ホールのハブは見つけられない。となると「1」と同じくリムまで新たに購入する必要がある。従ってこれも却下。

結論。「元から付いていたホイールのフランジ部分を新しいホイールのフランジと取り替える」である。フランジの直径は使用するベアリングの大きさによって異なる。ハブに使用するベアリングはせいぜい2種類しかない。後輪が大きく,前輪が小さい。ならば何とかなるだろう。


左:試しに元ホイールのフランジ内径を測ってみた。約26㎜である。新ホイールの内径は27㎜程度だった。
右:早速,元ホイールのスポーク外しに取りかかる。始めて使うニップル回しという工具を使用した。


左:バラバラになった元ホイール。使用するのは中心にある鼓のような形をした「フランジ」のみ。同じ作業を新ホイールにも行う。
右:新ホイールのフランジ。こちらは不要品。エッグスタンドくらいしか用途がない。


左:いきなりホイール組が完了した図。ニップルをリム隔壁に何度も落として取り出すのに手間がかかった。シングルウォールの場合はそういうことはない。写真はフランジの高さを左右とも1㎜程度削っている状況。縁が高くて玉押しとロックナットの締めあわせが困難だったためである。こういう微調整は必要である。
右:グリスを充填し,ベアリングを埋める。使用しているモリブテングリスの色は黒い。


左:一応完成したフロントホイール。
右:いいかげん振れ取りの状況。振れ取り台など持っていない。使用しているのは三角定規,100円ショップで買ったノギス。これらをフロントホークにセロテープで固定して作業を実施した。作業とは大げさすぎる図である。おまけにセロテープで留めることを固定と呼ぶか?しかし,これである程度なんとかなった。微調整はあとで考えることにする。


ここでも途中を大いに省略し,タイヤを装着した図である。チューブはシュワルベ20*1.10/1.50仏式2本で1500円。タイヤはINNOVAの20*1.35。2本で3020円。もっと鮮やかな色を想像していたが,ややくすんでいたのでがっかり。

さて,右と左の写真ではどこが違うでしょう?そのとおり。バルブの位置が違っている。左が私が組んだ前輪で右が新ホイールの後輪である。「やっちまった」である。よりによって一番不都合なところにバルブが来ている。空気を入れるのにとても不便だ。バルブ位置のことなど念頭になく,ホイール組に突撃したためである。自分でホイール組をする場合はよく確認することをお奨めする。私は組み直す気力がなくなったのでこのままで行くしかない。

注意:自転車の改造はあくまでも自己責任で行ってください。私の例がそのままあなたの自転車に適用できるとは限りませんのでご注意ください。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
僕には根気がない (焼酎学生)
2010-07-19 22:39:59
元来、僕はこういう工作が好きなのですが、老化とともにダメになってきました。
でも面白そうな作業ですね。
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