たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

4 昭和自転車のフレームを手に入れる

2011年02月02日 | 昭和自転車を作ろう計画

自転車を作るにはまずフレームが必要だ。ロードバイクならともかく,昭和自転車のフレームなど店では手に入らない。
頼りになるのはネットオークションしかない。まめにチェックしていると時々出品される。
競合者もなく4500円でフレームを手に入れた。デッドストック品なので包装紙が一部巻かれたままである。とはいえ汚れが付き,一部には錆が浮いている。

 

 

 


製造した会社は「日進自転車株式会社」で車名は「エレファント号」である。調べてみると昭和27年製造らしい。今では日進自転車は存在しない。
昭和自転車のお約束のヘッドバッジには「Elephant」と刻印され,象の図柄が描かれている。自転車が量産化され始めると,コスト削減のために七宝製のヘッドバッジは消滅し,今では簡便なシールに取って代わられた。

ランプかけにも「進」の文字が入っている。「二点しんにゅう」が昭和だ。

シートチューブには「ニッシンの新車」の文字が浮き彫りされ,透明なシートでカバーされている。いったいどうやったのだろうか?今時の引き抜き式の製法ではないらしい。細長い鉄板にプレスして文字を浮き立たせた後,丸めてチューブ化したものか?
それにしても56年前の「ニッシンの新車」の文字は感慨深い。


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1 コメント

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Unknown (焼酎学生)
2011-02-02 21:49:46
昭和27年といえば、敗戦後の混乱から復興へ立ち上がり、すべての産業が右肩上がりの時代でした。
昭和ジテ通オヤジ号(仮称)の製作、楽しみですね。
いい名前つけてやってくださいよ。
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