たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

今朝の憂鬱

2010年07月12日 | 日記
今朝,出勤してしばらくすると同僚が「道路に猫が死んでいる。このままじゃいけないからなんとかしないと」といいながら入ってきた。
思い当たるふしのある私は「やはり,死んだのか」と憂鬱な気分になった。
5月頃,職場の近くで野良猫が4匹の子猫を生んだ。天気の良い日は親子5匹でじゃれあっている姿を駐車場で見かけたものだった。

本格的な梅雨が始まり,建物の軒下で雨を避けている猫を見ると,いつの間にか子猫は2匹に減っていた。どうやらいなくなった2匹は死んだらしい。親猫は痩せさらばえ,残りの2匹が遊んでいる様子をじっと見守っていた。

そして今朝,残った2匹のうち1匹が死んで道路に横たわっていた。死骸の上には誰かが置いた小さな花があったので,死んだのは今朝ではなく金曜か土曜らしい。

死骸を新聞紙にくるみ職場内の木の根元に穴を掘って埋めてやった。その後,しばらくすると子猫を探す親猫の鳴き声が聞こえた。今朝の憂鬱である。

さて,我が愛猫の「ハク」である。鰹節は好きなくせにダシをとったあとの出がらしには見向きもしない。煮干しは好きだが,頭は必ず残す。極めて甘やかされ,贅沢に育ってしまった。でも,それでもかまわない。この子は我が家の癒し猫である。妻が,子供達が,落ち込んでいるときに癒しを与えてくれるのである。多分私たちよりも「ハク」のほうが先にあの世にいくだろうから死ぬまで面倒を見てやれる。

一方,わが子らである。この子達が死ぬまで面倒を見ることはかなわないだろう。ことわざに「いつまでもあると思うな,親と金」とあるように永遠に続く命と天からお金は降ってこないのである。強く,自分の足で立って生きて欲しいと思う今日であった。

本日の記事にはコメントは不要です。ただの憂鬱です。読んで落ちまれせんよう祈ります。
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