たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

運転免許を更新する

2012年01月28日 | 日記


1月24日,誕生日が近いので奄美警察署に自動車運転免許の更新にいきました。免許証入れに古い免許証が入っていたので全部並べてみました。

左上が一番古い平成3年のもので,右下が今回もらったものです。顔写真を比べると21年の間の面変わりにため息がでました。髪が薄く,白くなって完全なオッサンに変身しています。

新しい免許証にはICチップが埋め込まれています。ICカードリーダーにかざせば所有者の情報が表示されるそうです。免許に関する情報だけでなく,職業や家族構成,趣味,嗜好まで網羅されているのでしょう。こういった情報は年に1回程度駐在さんが各家庭を訪問して収集した訪問カードの記録から簡単に得られます。警察は住民に関するすべての情報を握っています。
ICカードになったので8桁の暗証番号を設定する必要があるそうです。所有者が暗証番号を入力する場面があるのでしょうか?ICカードリーダーがなければ,所有者は中の情報をみることもできないのに不思議です。

さて,更新手数料2550円,講習料700円の合計3250円が必要です。前に更新したときは手数料は2500円でした。手数料が50円値上がりしています。ICチップの費用でしょうか?また講習料700円が付加されています。手数料は県の収入になるのでしょうけど,講習料はどこの収入になるのでしょうか?講習テキストと講習を担当する交通安全協会職員の給与にあてられる?

会計で交通安全協会への加入を勧められました。以前は加入することが義務のように「更新手数料××円,安全協会費××円の合計××円になります」という請求でした。最近は各方面からの批判があったので,きちんと別々に支払うようになっています。でも,会計職員は一緒です。婦人警官の制服を着ていないので事務を委託されている交通安全協会の職員なのでしょう。たいがいは警察関係者の子女を縁故採用したものだと思われます。
オヤジはきっちり3250円を受け付けテーブルの上に並べて,ハナから加入の意思がないことを示したつもりでした。それでも最後まで協会の活動や特典を説明してくれました。入会の意思が無いことを告げたにも関わらず,パンフレットをくれました。

交通安全協会費は年会費は600円で5年分ともなると3000円です。会費の使途をマニュアルに従って説明してもらいました。「協会費を払わないなんてどういう神経をしているんですか?交通事故が増加してもかまわないとでも思っているんですか?」とでもいいたげです。窓口担当者に罪はないのでしょうが,どうも「財団法人 交通安全協会」という組織がわからないのです。理事長や役員はどのように決まるのでしょうか?会費の収支決算書を見たことがありません。
安全協会は交通安全意識を啓発する活動をしているということです。オヤジも季節ごとの交通安全週間に伴う街灯活動を行っているのを知っています。会費はその時に立てられる幟や道路脇に建てられている看板の費用にも使われます。看板といえば,道路脇に建っているパトカーが停車しているように見えるぺらぺらの看板があちこちにあります。スピード抑制の目的と思われますが,看板であることは遠くからでもわかります。毎日同じ道路を通っている人には景観を損なう看板以外のなにものでもありません。あんなものが交通事故防止に役立つとは誰も思わないでしょう。でも,費用は一般人が想像する以上に高いに違いありません。協会は警察官OBの天下り先だともいわれています。

視力検査,運動機能の検査(指を曲げたり,開いたりと足踏み),写真撮影を終え,講習会場に移動します。5年間無事故無違反だったので講習は30分でした。講師は60才前後のおじさん。所属や名前をいわなかったような気がします。講習は「安全協会」という看板のある建物の中であったのでおそらく交通安全協会の職員なのでしょう。そんなものは一般人にに教える必要はないとでも思っているのでしょう。

これ以上悪口を書くとまずいかもしれません。納得できないお金は一円たりとも払いたくないのです。


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