前回までの記事から日付は遡ります。写真整理が追いつかなかったためです。
10月2日(日) 以前より計画していた奄美大島北部一周にでかけました。本日の出発地点は奄美市浦上町です。自転車はそこまで車に載せていきました。ぐずぐずしていたので,自転車で走り出してのは11時を過ぎてしまいました。
このコースは走り始めに難所の奄美市名瀬大熊(だいくま)の「大熊峠」があります。標高約272mとあります。あとは小さなアップダウンがあるだけで走りやすいルートです。あの山を越えていきます。
峠の頂上には奄美カントリークラブが設置した風力発電用の風車があります。奄美大島では唯一の施設です。
峠を下ると奄美市名瀬有良集落です。てっきり峠を隔てているので龍郷町だと思ってしまいました。
海岸沿いは風が強いので電柱は支柱で支えてもらいます。
芦花部(あしけぶ)トンネル。長さ596m。ここを越えると龍郷町です。
龍郷町秋名には奄美では珍しく水田があります。
稲刈り後の切り株から彦生えが育っていました。
田芋の田んぼも水害で泥が流れ込んだようです。里芋の一種ですが水田で育てます。
秋名小学校では運動会が開催されていました。丁度,お昼時間でした。
秋名トンネルです。全長は412m。壁面に国指定無形民俗文化財の「平瀬マンカイ」の様子が描かれています。
龍郷町喜瀬集落です。
2009年の皆既日食の時に建てられた地名標ですね。
ここの電柱は道路の反対側からワイヤーで引っ張っています。海側の支柱が踏ん張っているようでユーモラスです。
以前も紹介した「カガンバナトンネル」です。全長は29mしかありません。
カガンバナトンネルを抜けると「円」という集落があります。読み方はそのまま「えん」です。
円集落。
「安木屋場(あんきゃば)」トンネルです。長さは596m。このトンネルを抜けると龍郷湾沿いの走りやすい道路です。
龍郷町役場前につきました。9月25日の集中豪雨でこのあたりにも泥水が流れ込んだようです。
前方の信号を左折して,国道58号線を北に向かいます。
「屋入(やにゅう)トンネル」です。長さ506m。片側に歩道があります。入口右側にサキシマフヨウが咲いていました。
これがサキシマフヨウ。奄美の秋の花です。
奄美市笠利町に入りました。「一屯」という集落です。そのまま「いっとん」と読みます。
この先で国道58号線は終点です。左折して,県道602号線に入ります。蒲生崎,笠利崎をぐるっと廻るコースになります。
岬に向かう前に昼食です。地元の農水産物を販売している「生鮮市場 さと」という店で弁当を買いました。
隣の「ガジュマルの樹の下で」の前のガジュマルの樹の下でアンちゃんも休憩です。「ガジュマルの樹の下で」は弁当屋兼居酒屋の店名です。
昼食後は途中で写真を撮ることもなく,岬を廻り奄美空港に着きました。ここで長めの休息。
空港ビル入口にはウミガメに乗った人魚の銅像があります。左手に持っているのはアダンの実でしょうか。
空港を出発し,奄美市笠利町の東海岸を南下します。この先を左折して国道58号線をさらに南下します。
龍郷町役場前も通り過ぎ,龍郷町と奄美市の境にある「本茶(ほんちゃ・ふんちゃ)トンネル」を通ります。本日最後で最長のトンネルになります。長さは1055m。ここを越えるとゴールはすぐでした。
5時半にようやく帰着。後半は写真もほとんど撮らずこぎ続けました。集中豪雨の被害の痕があちこちでみられました。自転車で走っていることが申し訳ないような気がしました。
走行距離:94.5㎞ 走行時間:4時間40分 平均速度:20.2㎞ 最高速度:57.2㎞
次回はもう少し早く出かけたいですね。
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