2月8日東京都千代田区にある「昭和館」に行った。第二次世界大戦の記録を後世に伝えるために建てられた施設である。興味の半分はやはり自転車である。
入口脇の看板。
建物は見上げるほどの大きさである。
中の展示はこういう感じ。戦前,戦中,戦後の暮らしについて解説してある。戦争で亡くなった方の遺品も数多く展示してあった。こういう方々の犠牲のうえに現在の私たちの生活がある。
肝心の自転車関連の展示物はほとんどない。直接は関係ないが三菱十字号と同じ素材のジュラルミンで作られた日用品が展示してあった。
左はすり鉢,中央がはかり,右端がやかんである。
直接自転車と関連するものとしてはナショナルの手提げランプのポスターが1枚。戦前の商品でボディーが樹脂製だったので衝撃に弱かったらしい。電源は乾電池だが,左上にあるように今とは違って四角い紙パッケージである。単一,単二,単三の規格が定められたのは戦後のことである。