お話は
2011年3月11日、東日本大震災の日
探偵の「神山」は被災地付近におったとです。
その時、東京の探偵事務所から人探しの依頼が来たとです。
衆議院議員の秘書ば殺して事務所の大金ば持ち去り
いわき市付近で消息ば絶った弁護士「酒井」ば探してくれと・・・・。
混乱する被災地の中で酒井ば追いかける神山とのミステリー劇よりも
震災の被害ばノンフィクションとして描かれているとに圧倒されたとです。
本当は知らされてはいなかった被災地の人々の姿と
原発事故は人災だったことば改めて作者は強く訴えておるとです。
利害と責任逃れだけで処置ば誤った電力会社と政治家たちの
犠牲になるとは常に現場の人たちばっかしに腹がたって来たとです。
最近はどこで災害が起きても不思議でなくなっておるとです。
その度に被災に遭ったら想定外だったで済ませてよかとじゃろか?
原発の近くに政治家ば住まわせて
電力会社は本社と管理職ば引っ越しさせたら
オイはそれが安全の証だと思うとばってん・・・・・・。
本ば読んだ後じゃけん
言葉が過ぎたかも知れんばってん
そげんしか言いようのなかとです。
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