1983年、目黒区蛇崩に一軒の店ができた。店名『居酒屋ふじ』。
強烈なキャラクターの「おやじ」高橋俊男と小気味よい包丁の音で
彼を支える料理担当の「お母さん」高橋光子が二人で深夜まで営んでいる。
そこには中日ドラゴンズの立浪和義が2000本安打を達成したバットが飾られている。
なぜ、ここに。アルバイト帰りにふと訪れた「僕」はその謎を探ろうと
おやじの話に耳を傾けるのだが……。戦後と昭和とバブルと平成。
なさそうで、ありそうな、路傍のおやじが生きた八十余年が、僕たちの生きる道を照射する。
● 実在の店と「おやじ」ばモデルにしたノンフィクションだそうです。
舞台俳優として成長していく「僕」の成長がよかです。
● 内容紹介ばコピーしようとしたばってん、あまりにも説明がグダグダ長すぎて
それば最後まで読んだらもう本は読まんでもよか気になる内容の無い内容紹介に笑うとです。
まぁ つまり退職して悠々自適の爺ちゃんが同居しとる娘の代理で
孫娘が通う小学校のPTAの副会長になって バタバタ過ごす一年間の物語です。
そいにしてもこんなに嫌われているとかいなPTA役員・・・・・・・・・。
やっぱ皆からこげん大変やと思われているとかいな
何でやろかね 小学校と中学と高校で違うと思うとばってん
まぁそれでも、やってよかったと最後には終わる物語でした。
●すんません初めて読んだシリーズ物ばってん多分オイは次作ば読む事は無かとおもうとです。
勤め先はブラック企業、うつうつと暮らしていた潤。
日曜の夕刻、近所の夏祭で目に留まった金魚を持ち帰ったら、部屋に妖しい美女が現れて……!?
金魚の化身に戸惑う潤。だがそれ以来、商談が成立するようになり。
●やっぱ内容紹介は、短いほうがよか。
ばってん肝心な事は書いていないあらすじも少し物足りん・・・・・。
この本は今年「海の見える理髪店」で直木賞受賞した荻原さんの約一年前の作品です。
「海の見える理髪店」もよかったばってん、オイはこの本がよかったです。
詳しくは書かんばってん金魚姫のリュウと潤とのファンタジーの世界・・・・・・・・最後は涙と感動
荻原さんの今後の作品が楽しみとです。
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