表紙の絵だけで乾さんらしかなぁと嬉しくなったとです。
本当に楽しみにしておりました。
物語は
太平洋戦争末期、小学6年生の清子は蒼い瞳ば持つ美しく孤独な少女やったとです。
清子たち小学生は東京から東北の田舎に集団疎開してきたとです。
ばってん疎開先のお寺には捨て子だった大きか耳と黒か瞳の小学生「リツ」がいたとです。
二人は会った瞬間お互いに相容れない空気ば感じるとです。
その日から海族と山族の逃られない運命が清子とリツば苦しめる日が始まったとです。
そげな時、リツが慕う山でひとり暮らしておる「源助」爺つぁまは
リツと清子の行くべき道を導いてくれるとです・・・・。
最後はリツと清子の切なか別ればってん
二人の遥かな未来が見えてくるようなラストに乾さんば感じたとです。
だけんリツと清子の再会ば本にしてもらいたかとです!(^^)!
思春期の少女たちにも読ませたかった本でした。
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