舐め終えた飴玉の中の黒い豆状に見えたのはレーズンだった。
飴の中にドライフルーツが・・・・・時代の流れを感じる瞬間だった。
先日、家内と知らないラーメン屋さんに入った。
老夫婦二人の店だった。
3組のお客さんがいた。
とても静かな店だと思った。
良く見るとお爺さんの動作は眠たくなる位ゆっくりとしていた・・・・・・
カウンターから見えた麵は明らかに伸びきっているのが見てとれた。
お婆さんが運んできた値段だけは並みのラーメンの不味さが二人を無言にした。
それでも「ごちそうさまでした」と言い残し勘定を済まし店を出た。
車を降り店に入って行く年配の男性に憐憫の情が湧いてきた・・・・・・・。
さぁ本です。
メール全盛の現代に見知らぬ人との手紙のやりとりを生業にする
文通業を立ち上げた会社(アイ・ラブレター)に務める引きこもりの青年の物語です。
顔も声も分からないお客様の手紙のやり取りばってん
その中から伝わってくる心のふれあいと絡まる事件・・・・・・
優しくてよか本やったです。
そいにしても昔、雑誌「女学生の友」「平凡」「明星」の文通欄に胸ば
ときめかしたとば思い出すとです(笑)。
そんで今、メールと携帯やらが若者の心から切ないほどのときめきば無くした気がするとです。
さぁ手紙ば書くばい!! 誰に?
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