淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

2015-02-15 12:42:00 | 棚の上の本

約束の森  沢木 冬吾

内容(「BOOK」データベースより)

警視庁公安部の刑事だった奥野侑也は、殺人事件で妻を亡くし退職を決めた。
孤独に暮らしていた侑也に、かつての上司を通じて潜入捜査の依頼が入る。
北の果てに建うモウテルの管理人を務め、見知らぬ人物と暮らしながら疑似家族を演じろという。
侑也が現地に赴くと、そこにいたのは若い男女と傷ついた1匹の番犬だった。
やがて闇に隠れた謎の組織の存在と警察当局の狙いが明らかになり、侑也は眠っていた牙を再び甦らせる。
 
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沢木 冬吾さんの二冊目の本です。
よか本やったです。

飼い主に捨てられたドーベルマンのマクナイトの暗い目を見て
必死に訓練犬だった昔の姿に戻そうとする奥野侑也の姿がよかです。

犬好きの皆さんにはご一読を おすすめします。
 
 
神様の裏の顏  藤崎 翔
 
あらすじ・内容
第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
元お笑い芸人が描く驚がくのミステリ

神様のような清廉な教師、坪井誠造が逝去した。
その通夜は悲しみで包まれ、誰もが涙した――と思いきや
年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち
とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり……。
 
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お面白かったです。
最初は何だか生ぬるい展開やったばってんラストは
大賞受賞にふさわしい最後やったです。

選者も同じようなこと言うとったばってん
ミステリらしさがあんまし無い斬新な構成はやっぱお笑い芸人だった作者ならではだと思うとです。
今回の二冊は、どちらも楽しく読ませて頂きました。

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