淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

再び読本

2020-12-09 15:30:09 | 棚の上の本

ブログばサボっとる間に読んだすべての本です。
全部の本の紹介は無理やけん(実は忘れとる本が多すぎるとばってん"(-""-)")

その中でもオイの心に残った本ば少しずつ画像付きで紹介させてもらいます。
ボチボチと体力と気力がある限り・・・・(笑)

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・カットバック  今野敏     
     
・ごんたくれ  西條 加奈     
     
・あきない世傳  高田 郁     
     
・竜巻ガール   垣谷美雨     
     
・スワン 呉 勝浩     
     
・運転者 未来を変える過去からの使者 喜多川 奏     
     
・手紙屋 私の受験を変えた十通の手紙 喜多川 奏     
     
・コープス・ハント 下村敦史     
     
・つきのふね 森 絵都     
     
・暗躍領域 新宿鮫11 大沢 在昌     
     
・骨を弔う 宇麻美まこと     
     
・天国はまだ遠く 瀬尾まいこ     
     
・モンスター 百田 尚樹     
     
・憂国始末  藤野眞功      
     
・Iの悲劇  米澤穂信     
     
・ちょっと今から仕事やめてくる 北川 恵海     
     
・ガジュマルの家 大島 孝雄     
     
・少年曲馬団 花村萬月     
     
・羆嵐  吉村 昭     
     
・地球から来た男 星 新一     
     
・ダーティ・ワーク弁護士観察室  法坂一広

・最終陳述 法坂一広       
     
・イマジン? 有川ひろ      
     
・縁見屋の娘 三好 晶子    
     
     
・異人たちの館 折原 一     
     
・ボランティア・スピリット 永井するみ     
     
・おいしくて泣くとき 森沢 明夫      
     
・殺戮にいたる病  我孫子 武丸     
     
・フォルトゥナの瞳 百田 尚樹      
     
・ヒポクラテスの試練  七山 七里

・連続殺人鬼カエル男ふたたび 中山 七里     
     
・開かせていただき光栄です 皆川 博子     
     
・アルモニカ・ディアボリカ 皆川 博子     
     
・丸の内魔法少女ミラクリーナ 村田 紗耶香     
     
・まだ温かい鍋を抱いておやすみ  綾瀬まる     
     
・ザリガニの鳴くところ  ディリア・オーエンズ  (翻訳) 友廣 純        
     
・恋紅 皆川 博子     
     
・サキの忘れ物 津村紀久子     
     
・彼女たちの犯罪 横関 大     
     
・震える天秤 染井 為人    
     
・熱源 川越 宗一      
     
・百万遍 青の時代 上巻 下巻 花村萬月     
     
・百万遍 古都恋情 上巻 下巻 花村萬月     
     
・ストリー・セラー  有川 浩     
     
・正体 染井 為人     
     
・四畳半タイムマシンブルース 森見 登美彦     
     
・残虐記  桐野 夏生     
     
・汚れた手をそこで拭かない 芦沢 央     
     
・水を縫う 寺地はるな     
     
・高校事変 2~8編  松岡圭祐 
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 そしたら先ず最初に
           
・ザリガニの鳴くところ  ディーリア・オーエンズ  友廣 純 (翻訳)



文句なくオイの今年読んだ本ベスト3に入ります。
お話は
アメリカはノースカロライナ州の沼地に6歳で家族に捨てられた少女「カイア」は
たったひとりで暮らしておるとです。
そげな「カイア」は村人から「湿地の少女」と蔑まれていたとです・・・・。
淋しさと貧しさと不安
な日々ば過ごすカイアば支えてくれる黒人の老夫婦
そして初恋の少年との出会いが
カイアの人生は
カイアが愛する湿地地帯の自然と共に過ぎて行くとです・・・。

読んでいて海外小説ば読んでおるとは思えんやったとです。
友廣 純 さんの翻訳が沼地の情景と空気感ば心に優しく
伝えながら
ミステリーも絡ませ進んで行くお話に最後まで引き込まれたとです。

70歳で始めて執筆した本作品がベストセラーになった
動物学者でもある女性小説家ディーリア・オーエンズさんと
作者の気持ちに寄り添う友廣 純 さんの翻訳が
この物語ば創ったと思うとです。

よか本やったです。

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・Iの悲劇 米澤穂信

 

内容(「BOOK」データベースより)
一度死んだ村に、人を呼び戻す。それが「甦り課」の使命だ。
人当たりがよく、さばけた新人、観山遊香。出世が望み。
公務員らしい公務員、万願寺邦和。とにかく定時に退社。
やる気の薄い課長、西野秀嗣。日々舞い込んでくる移住者たちのトラブルを
最終的に解決するのはいつも―。徐々に明らかになる、限界集落の「現実」
そして静かに待ち受ける「衝撃」・・・・・・・・。

過疎の村と知りながらも夢と希望ば抱いて移り住む新住民と地元住民と行政の軋轢ば
軽かミステリと共に進行する物語はアイターンの難しさば、よう描かれておりました。


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・イマジン? 有川ひろ
     
映像製作会社で働くことになった新入り「良助」は
慣れないロケ現場での過酷な仕事ばこなしながら
映画作りにかける情熱が沸きたぎって行くとです。
「有川 浩」改め「有川ひろ」さんの
スピード感あふれるラブコメ小説は楽しく読めたとです。


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・おいしくて泣くとき 森沢 明夫 

   
貧困や虐待さまざまな家庭環境に苦しむ子供達に
「こども食堂」でこども飯ば提供する食堂の息子「心也」と
心也の幼馴染「夕花」の中学3年の夏の日に起きた事件から物語は始まるとです。

心が優しくなる小説やったです。

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・開かせていただき光栄です 皆川 博子  

     
    
         
・アルモニカ・ディアボリカ 皆川 博子

       
  この二作品は続きものです。

内容紹介 
読メより
18世紀ロンドン。外科医ダニエルの解剖教室からあるはずのない屍体が発見された。
四肢を切断された少年と顔を潰された男。戸惑うダニエルと弟子たちに
治安判事は捜査協力を要請する。だが背後には詩人志望の少年の辿った恐るべき運命が
解剖学が最先端であり偏見にも晒された時代。そんな時代の落とし子たちが・・・・

ではオイの感想ば
皆川博子さん初めまして 
貴女の作品に出会うことが出来て大変幸せでした。
ご高齢とは思えない皆川さんの作風に魅せられております。
それでも最初は登場人物の名前ば覚えきらんでイライラしたとです
ばってん当時のロンドンの風景や人々の暮らしやら
貴族たちの気性の悪さば見事に描かれており
良くも悪くも大英帝国ならばの物語にはまり込んで行ったとです。
次作目の本は前作に登場した人物たちが出てきて名前では苦労せんやったです!(^^)!。
そんな訳で
これからも他の作品も 読ませていただきます。
     ありがとうございました。

追伸
  「ザリガニの鳴くところ」の著者 ディーリア・オーエンズさんは
 貴女よりも20歳年下の70歳です(オイ
も同じばってん)。
 ブログばずっとほったらかしとったオイが言うとも何ですが
 オイは皆川さんの執筆力のスゴサに元気ばもらえた気がしたとです。
    気がしたとです・・・・・・。
 
      そしたら、今回の本のご紹介はこれにて閉じます"(-""-)"