淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読 「消えない月」 畑野 智美

2017-11-22 11:17:51 | 棚の上の本

先日の「国道沿いのファミレス」から二冊目になる畑野さんの本です。

今回はストーカー被害者「さくら」と加害者「松原」の二人の視点から書かれた物語です。

物語と言うても実際にストーカー犯罪は多発しておるけん簡単にお話では済まされん
重たか内容でした。

ばってん作者の読者に対し被害者「さくら」の気の弱さにも原因があったのではと思わせてしまう
極端なさくらの書き方にはオイは少々反発ば感じたとです。

加害者は異常者であります。
だけん警察は犯罪ば犯してからしか異常者だけでは逮捕出来んと言います。

弱者は自らの方法でしか我が身ば守らんとイカン法律とは一体何じゃろか?

さくらは被害者じゃろもん・・・・・・。

 


読 「泥棒役者」 原作・西田 征史 小説・三羽 省吾

2017-11-22 07:30:05 | 棚の上の本

ガバイ面白かったです。

まるで吉本新喜劇の舞台ば観ているようでした、ばってん小説です。

物語は昔の悪か先輩に脅され金庫ば開けるように命じられた気の弱か「はじめ」が
先輩と二人で忍び込んだ豪邸は絵本作家の家やったとです。
ばってん誰もいないと思いこんでいた家には誰かがいたとです・・・・。

それからの数時間、作家の家で繰り広げられた勘違いと思い込みの連続その後に待っていたのは・・・・・。

笑いと涙あり  よかラストでした。

つい最近、映画化されております。