世の中には二通りの人がいる。
朱に交われば赤くなる人と、ならない人
新しい商品に付いてる透明の保護シールをスグに剥がす人といつまでも剥がさない人
そして書評家が勧める本を信じスグに読みたがる人と読まない人・・・・・・・・・・・。
ブラックライダー 東山 彰良
東山 彰良氏の直木賞受賞作「流」よりもこの「ブラックライダー」がはるかに素晴らしいと言われた
書評家「大森 望」氏の言葉を信じ、オイの隣町に住んでおられる作家、東山 彰良氏の本ば読みました。
確かに面白かSF小説ばってん、オイはやっぱ少しハード過ぎたとです。
まぁそいでも最後の回顧シーンが長い小説の終わりば良か場面にしてくれたと思うとです。
内容(「BOOK」データベースより)
ようこそ。ここは地球の歴史がいちど終わったあとの新しい世界―弱肉強食の大西部。
人を食糧とする者。それを許さない者。暴れる牛。蟲の蔓延。アウトローと保安官。
人と牛の子。異形の王。虐殺。征伐。慈悲。突き抜けた絶望の先に咲く、希望の花
「世界」で闘える愛と暴力の暗黒大活劇。
お引越し 真梨 幸子
お引越しにまつわるホラー短編集です。
「殺人鬼フジコの衝動」の作家さんです。
都市伝説みたいな軽い軽いホラー小説です。
そいにしても、引っ越し先の家のあちらこちらに保護シールが剥がされず
そのまんまだとしたら・・・・何か不気味だとは思いませんか?
そして、もし剥がすとしたら、その時ものすごい決断力と勇気がいると思いませんか?