淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

小さなため息に風が

2012-08-15 22:10:28 | すらごと日記

斃れ者に水を   渡辺 容子   

 

13年前の本です。
FAXが事件に頻繁に出ています。
最後には当時珍しい携帯が鍵になると言う昔の本です。

シナリオライターの彼女は一人暮らしです。
彼女には糖尿病で入院する彼がいます。
調子のいいウソツキの彼です。

一途な彼女は彼のために身を隠し病院の付添婦になります。
彼と同室の患者が急性アルコール中毒で亡くなります。
病死では無く殺人です。

色々あって
彼女は犯人かもしれない彼を守ろうと思います。

渡辺容子さんが描く女性には はかなげでひたむきさが狂気に変わる人が多いと思います。

ひょんな事からパチンコに狂った普通の主婦の話です。
パチンコ店にたむろする人々の
繋がりもんです。

私は  パチンコとか ギャンブル関係  まるで興味ありません。
イチカバチカよりも 我が家の洗濯機の機能とかが気になります。

襟首と袖口のカッターの汚れが驚く程に落ちた瞬間ひとりで小さく歓声をあげました。
世の中で、これだけの事に歓声を上げる男は私しかいないと思います。