淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

寒のもどる日

2011-03-23 06:22:14 | 棚の上の本

「秘密」              多田 尋子  (♪さんから)

結婚出来るのに愛されているのに結婚しない女、それでも男とは離れられない

結婚がすべてじゃ無かとばってん やっぱ オイにはわからん 

 

「月と陽炎」  三咲 光郎

少年の日、少女を殺した康平の社会復帰へ向けて作られた更生チームは

康平が住む町に起きた犯罪とテロの中で・・・・

たまたま新刊コーナーの棚にあった新しい手付かずの本だけの理由で借りた本・・・・・

手にしないほうが良かったです。

 

「愛染夢想剣」              藤井 邦夫                    

スーパースター日暮左近の ものすご強かお話。

 

「いっぺんさん」       朱川 湊人

いっぺんだけ願いが叶えられる祠を探しに少年二人は自転車で遠く離れた村へ

いつもの朱川の世界 オイは好きです。

 

「あなたに、大切な香りの記憶はありますか?」  8人の作家による香りのお話

夢の香り(石田衣良) 父とガムと彼女(角田光代)

いちば童子 (朱川湊人) アンタさん(阿川佐和子)

ロックとブルースに還る夜 (熊谷達也)

スワン・レイク(小池真理子) コーヒーもう一杯 (重松清)

何も起きなかった (高樹のぶ子)以上

 

あなたはどなたの香りがお好きになるとでしょうか?

 

「カラフル」              森 絵都  

(以前、Sさんが読んだ本で間違い無いと思うばってん・・・・)

天使が、一度死んだはずのぼくに言った。「おめでとうございます、抽選にあたりました!」 

まぁ良か終わりだったです、そいに本の字が大きくて読むのが楽だった(笑)。

 

「天地明察」(直木賞候補)              冲方 丁

同じくSさんおすすめ! 予約を待った甲斐があった良か本やったです。

日本独自の暦を作ることに生涯を賭けた男「渋川春海」 名前がまた良かです。

何で直木賞ば取れんかったか不思議かです。オイなら「月と蟹」ば落として

これば選びたかったです。

ばってん、こげな事言うたら又誰かから何か言われる気がするとです・・・。

 

「苦役列車」(芥川賞)      西村 賢太

その日暮らしの港湾労働で生計を立てている19歳の貫多の物語。

作者自身が書いた私小説とか。

作者に言う 成人病には気をつけんとイカンですばい・・・・。

そして、これから他の作品も読んでみようと思うとります。

 

「伏」  贋作・里見八犬伝              桜庭 一樹

祖父を失い江戸にいる兄のもとへ来た猟師の娘「浜路」は、

人と犬の子孫「伏」たちを兄と一緒に狩る事になった。

新説里見八犬伝・・・・夢のようなお話ばってん

人間の姿をした伏はすべのに世の中に伏せることはなかったとです

それは矜持とは言えない、宿命に対する姿勢と怨念じゃろか?

 

桜庭 一樹さんの「私の男」は好かんやったばってん

これは「製鉄天使」と同じにおもしろかったです。