わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

本領発揮!

2011年11月04日 | 泰阜村のソコヂカラ
先週、「あんじゃね支援学校」の会議が開催されました。

「あんじゃね支援学校」とは、村のこどもたちの体験活動(あんじゃね自然学校)を、村の大人があ~でもない、こ~でもない、と考えることを通して、大人が学びあう場です。詳しくはこちらへ
「支援学校」が開校して、かれこれ5年になります。

村の猟師から学校教員、Iターン者、陶芸家、保育園職員、村議会議長、教育長、青年団、NPOスタッフ、体育指導員、炭焼き職人、農家、林業士、そして副村長まで、老若男女がこどもの未来(希望)についてゲラゲラ笑いつつ真剣に議論する場は、ほんとに素敵です。

▼これが「あんじゃね支援学校」 愉快な会議です



「あんじゃね」とは、「案ずることはない、大丈夫だ」という意味の南信州の方言です。

泰阜村のこどもたちが「あんじゃねぇ」と過ごせる社会にするために、私たち村の大人が動くのです。

「支えあい」や「お互い様」の文化を、もう一度きちんと見つめなおし、その大事さを村のこどもたちに伝えようと、5年が過ぎました。

NPOグリーンウッドが取り組む東日本大震災の支援基金にもこの「あんじゃね」の名を冠しています。震災支援基金の詳細はこちらへ。

それは、被災地のこどもたちが再び「あんじゃねぇ」と安心して過ごせることを、「あんじゃね支援学校」の人々をはじめ泰阜村の人々が強く強く願うからです。

NPOグリーンウッドでは「冬の信州こども山賊キャンプ」にもフクシマのこどもたちを招待します。

15人定員のところ、それを上回る申し込みがあったようです。

このキャンプ招待を、夏に引き続き冬も泰阜村の人々が渾身の力と想いで支えます。

再び「あんじゃね支援学校」が動き出します。


▼村に復活した青年団の若者。彼らもフクシマのこどもを支えます




夏には、47人のフクシマのこどもたちが、キャンプに訪れて、泰阜村の豊かな風土と村の人々が醸し出す「支えあい」の想いに包まれました。詳しくはこちらへ

フクシマのこどもたちを招待する冬のキャンプは1月3日~6日のコースです。

フクシマのこどもがちが、自然の猛威と矛盾だらけの社会に傷つくばかりだった1年に終止符を打ち、希望あふれる新たな1年を泰阜村で歩みだしてほしい。

泰阜村の人々の力と想いは小さく弱いものです。

しかし、こどもに希望を語るその役割は、大きく強いのです。

そう信じています。

泰阜村の教育力の底力。

本領発揮です。

この想いをどうかご理解いただき、「あんじゃね震災支援基金」にご協力いただければ幸いです。

代表 辻だいち


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