この週末は田植え。
一生懸命苗を植えるこどもたちの姿を見てふと想い出しました。
「あいつ元気にやってるかなあ」
暮らしの学校「だいだらぼっち」の田植え。
この日は、こどもたちが手掛ける1反(10a=1000㎡)の田んぼ。
1反といっても、3枚に分かれた棚田です。
この棚田、92歳になるおばあま(おばあ様の意味の方言)から「もう米作りをする体力はないが、手入れしないと田んぼが荒れていく。だいだらでやってくれないか」とお願いされて、手がけているものです。
このおばあまは、何十年この美しい棚田を守ってきたのだろう。
私たちがその棚田を借りて米作りをするということは、このおばあまと彼女を支えた地域の人々の歴史を受け継ぐということなのだと、身が引き締まります。
こどもたちは4月から、畔を作り、手作業で田起こしをして、水路をひっぱり、苗代を作って、代かきもして、今を迎えています。
田植えまでがたいへんなのです。
そして、手で植えることを選択したこどもたち。
「自分たちでやっている」
「俺たちがうけついでいる」
実感が違いますね。
▼まずは水イトを張ります。
▼イトにそって植えます
▼昔から「お田植え」は一家総出の大仕事
2年前、この田植え作業中に、一人の女の子が東北からやってきました。
東日本大震災で傷ついた福島の女の子です。
年度途中から、暮らしの学校「だいだらぼっち」への参加(被災児童受け入れ枠)を検討しているとのことで、お母さんと二人で見学しに来たのです。
覚えています。
二人が車から降りてきたのを。
華奢な体の女の子を見て「やっていけるかな~」と思いました。
一緒に田植え作業をして、先に暮らすこどもたちと溶け込み、1か月後の6月に、私たちの仲間になりました。
そして、今、福島に戻っています。
この田んぼには、福島のこどもの歴史も流れています。
そして彼女にも、泰阜の歴史が流れています。
たくさんの想いを載せて、コメを作ろう。
「福島でがんばれよ! 俺たちも泰阜でがんばるぞ!」
一生懸命苗を植えるこどもたちの姿を見てふと想い出しました。
「あいつ元気にやってるかなあ」
暮らしの学校「だいだらぼっち」の田植え。
この日は、こどもたちが手掛ける1反(10a=1000㎡)の田んぼ。
1反といっても、3枚に分かれた棚田です。
この棚田、92歳になるおばあま(おばあ様の意味の方言)から「もう米作りをする体力はないが、手入れしないと田んぼが荒れていく。だいだらでやってくれないか」とお願いされて、手がけているものです。
このおばあまは、何十年この美しい棚田を守ってきたのだろう。
私たちがその棚田を借りて米作りをするということは、このおばあまと彼女を支えた地域の人々の歴史を受け継ぐということなのだと、身が引き締まります。
こどもたちは4月から、畔を作り、手作業で田起こしをして、水路をひっぱり、苗代を作って、代かきもして、今を迎えています。
田植えまでがたいへんなのです。
そして、手で植えることを選択したこどもたち。
「自分たちでやっている」
「俺たちがうけついでいる」
実感が違いますね。
▼まずは水イトを張ります。
▼イトにそって植えます
▼昔から「お田植え」は一家総出の大仕事
2年前、この田植え作業中に、一人の女の子が東北からやってきました。
東日本大震災で傷ついた福島の女の子です。
年度途中から、暮らしの学校「だいだらぼっち」への参加(被災児童受け入れ枠)を検討しているとのことで、お母さんと二人で見学しに来たのです。
覚えています。
二人が車から降りてきたのを。
華奢な体の女の子を見て「やっていけるかな~」と思いました。
一緒に田植え作業をして、先に暮らすこどもたちと溶け込み、1か月後の6月に、私たちの仲間になりました。
そして、今、福島に戻っています。
この田んぼには、福島のこどもの歴史も流れています。
そして彼女にも、泰阜の歴史が流れています。
たくさんの想いを載せて、コメを作ろう。
「福島でがんばれよ! 俺たちも泰阜でがんばるぞ!」
代表 辻だいち