わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

あんじゃね支援学校の震災支援が始動しました!

2011年07月22日 | 泰阜村の「あんじゃね(震災)支援学校」
皆さん、まずはこの文書を見てください!

2011年7月20日


泰阜村民の皆様

伊那谷あんじゃね支援学校
校長(座長) 木下 藤恒


福島のこどもの招待キャンプにおける協力の依頼について

 平素は私どもの教育活動に格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 伊那谷あんじゃね支援学校とは、文字通り「あんじゃね自然学校」への支援を通して、村のこどもたちの体験教育について議論する有志の機関でございます。

 このたび、泰阜村、NPOグリーンウッド、あんじゃね支援学校が協働し、東日本大震災で被災した福島県のこどもたち50名を、「信州こども山賊キャンプ」(NPOグリーンウッド主催)に招待する運びとなりました。

 福島県のこどもたちは現在、放射線量の高さから「土に触るな、草花の臭いを嗅ぐな、深呼吸をするな、水に潜るな」と、自然との接触を極端に制限される環境で暮らしております。せめて夏休みの短い期間でも、泰阜村の自然やあたたかい村の人たちの人情に触れ、リフレッシュしていただきたいと、ささやかながら支援を行うこととしました。

 つきましては、村民の皆様にも、下記のとおり協力を要請させていただきますので、福島県のこどもたちが「あんじゃねぇ」と安心して暮らせるための支援につきまして、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
なお、キャンプの様子などは随時ケーブルテレビや広報無線などでも報告させていただきます。



1. 福島のこどもへのお米の提供について
 福島のこどもは、左京川キャンプ場で開催される「信州こども山賊キャンプ」(7月21日~8月30日まで全29コース)に参加します。ぜひ、福島のこどもに泰阜村のお米を食べさせたいと思います。
 ご協力いただける方は、8月15日までにNPOグリーンウッド:だいだらぼっち(田本)までご持参いただけますようお願い申し上げます。

2. 招待キャンプ経費の募金について
 今回50名の福島のこどもを招待するにあたり、経費を集めるための「あんじゃね震災支援基金」を開設しております。つきましては、募金箱を、泰阜村役場、役場支所、NPOグリーンウッド・だいだらぼっちの3箇所に8月15日まで設置しますので、村民の皆様にも募金の協力をお願い申し上げます。
 

以上



 この文書が、泰阜全戸に配布されます。

  さきほど、この文書の発行人であるあんじゃね支援学校座長の木下藤恒さんから電話がありました。

「(19集落の区長が集まる)区長会でワシから話をしておいたから。きっと皆さん支援してくれるよ」と。

すごいでしょ~。


 「あんじゃね支援学校」が「あんじゃね震災支援基金」への募金や、お米集めを呼びかけて、山賊キャンプに招待するフクシマのこどもを支えます。

 「あんじゃね」とは、南信州の方言で、「大丈夫だ」「心配するな」という意味合いで使われます。

 まさに泰阜村民が、フクシマのこどもに「あんじゃねぇっつうことよ!」と激励します。

 フクシマのこどもが、「あんじゃねぇ」と安心して暮らすことができますように。

代表辻だいち


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