わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【自分の脆弱なステレオタイプに驚く】 ~初めて静岡大学に足を踏み入れて~

2018年01月18日 | 泰阜村が大学になる
初めて静岡大学に来た。
いや、もしかすると静岡駅に降り立つのも初めてかもしれない。
駅前からなんだか新鮮な感じがしている。


静岡大学は都心から少し離れた丘陵地帯にある。
というか山肌に張り付いているように建っているから、高低差がかなりある大学だ。
今回お呼びがかかった農学部も、正門からずいぶんと階段や坂道を上った先にあった。





環境社会学という講義で話をした。
4年ほど前にお会いした富田先生のおはからいだ。
場違いかと想ったけれど、けっこうみんな聞いてくれるものだ。
コメントペーパーにも率直な学びが書きつづられていた。
泰阜村に一度行ってみたいとか、キャンプのボランティアをやってみたいとか、うれしいコメントもある。


農学部か。
縁がないと思っていたけれど。
そういえば、夏前に東京農業大でも講義をした。
おっと、しかも強い縁ができた鹿児島大学でも農学部で講義をしたではないか!
案外農学部とも縁があるんだな、と実感。
学生に自分の価値観だけに閉じこもるな、と言っておきながら、自分の脆弱なステレオタイプに驚く。
と想えば、もっともっと異分野の授業で話をしたい気もする。
なるほど、これは私自身が学んでいるんだな。
学生に学びを提供することを通して、私が学ぶ。
この循環もまた心地よい。


南信州からはけっこう静岡大学に進学する学生も多い。
実は知り合いの子どもも通っている。
なので、大学からの帰り道は、思わずその子を探してキョロキョロしてしまった。
いるわけないか。
怪しまれたかもしれない(笑)
また来よう。

代表 辻だいち


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