わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

ことのほか気持ちがいい

2012年11月18日 | 震災支援:山村留学へ長期受け入れ
土曜日の夜。

暮らしの学校「だいだらぼっち」にこどもを預けている、福島の保護者といろいろと語り合いました。

土曜日は、地元泰阜中学校のPTAと生徒会による資源回収。

だいだらぼっちの保護者の皆さんも、遠いところみなさん駆けつけてくれました。

朝から泰阜村の集落という集落をめぐり、お年寄りが一人で暮らす家にも目を配らせます。

まあ、集めた分だけ生徒会の資金になるのですから中学生は必死なのですが(笑)。

でも、もう車にも乗れないお年寄りの家は、新聞紙や段ボールがたまるばかり。

それを持っていってくれれば、お年寄りも喜びます。

こどもも親も力を合わせて、集落内の資源を回収する。

それは生徒会の資金にもなり、お年寄りも喜びます。

誰も損をしません。

これが「お互い様」

「お互い様」は、教室の中だけで学ぶものではありません。

こうやって、身体で学んでいくものです。

この「お互い様」の文化に身を置くのは、ことのほか気持ちがいい。

福島のこどもも、泰阜のこどもも、そして全国から集まってきたこどもも、そう思っていることでしょう。


夜、保護者の皆さんが集まってワイワイとやっているところに、私もお邪魔させていただきました。

みなさん酔い顔をして、いや「良い顔」をして(笑)、おおいに語り合っていました。

私は、福島の保護者と、泰阜村が発揮する「学力を培う土台と仕組み」について、語り合いました。

それはもちろん、私が以前から指摘・提案している体験学習から培う学力と共に、読み書きそろばんの学力も。

泰阜村の教育力、ますます発揮されるかもしれません。


代表 辻だいち


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