わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

支え愛です

2012年11月19日 | 支えあいの指導者育成
長野県松本市で講習会の講師をつとめました。

学校の総合的な学習の時間や、地域イベントなどで活躍する地元の人材を育成する人材育成講習です。

NPO法人自然体験活動推進協議会(東京)の主催。

地元の松本大学が主管です。

松本市やEEを推進する企業が絡んだ「中信環境教育ネット ワーク」という任意団体や、食と農と流通の視点から、産官学連携で日本環境協会・トーヨーライスと地元構成団体が絡む「いきものみっけファームin松本推進協議会」などの、幅広い連携で実施される講習です。

その「安全管理」の科目を担当しました。


集まった人びとも実に多彩な顔ぶれで、造園業を営む人、保育士の人、米殻店を営む人、JA職員、林業士などなど。

背景に様々なリスクを抱える受講者の皆さんに対して、基本的なファーストエイドやAEDの扱い方意について丁寧に2時間ほど。

ファーストエイドの技術は世界共通です。

それはもちろんですなのですが、むしろ「救命現場の落とし穴」や「救命率のからくり」や「三途の川理論」などのお話、そしてメンタルな面(特にこどもを相手の場合)を考慮した内容は、皆さんには大好評だったかな~。



あっという間の2時間。

「難しくてやっぱり私にはできないかもしれない」という重い心で帰るのと、「難しいけれど私にもできるかもしれない」という軽い心で帰るのは大違い。

「心が軽くなる安全講習・救命法講座」、もっともっと広げていきたいですね。

受講者の皆さんに、最後にこう声をかけました。

緊急事態にはちゅうちょなく手を差し伸べましょう! 「自分が関わるともっと事態が悪くなる」ではく、「自分が関わった方が、助かる確率が高まる」なのですから。


そう、これって、いろんなことに通じるものだと思います。

問題が起こったときに、それに関わることは確かに労力を伴います。

でも、関わった方が、良くなる可能性が高まるはず。

被災地についても、関わった方が豊かな未来を築く可能性がある。

そう信じています。

マザーテレサが言った「愛情の反対は憎しみではなく、無関心であること」が思い浮かびます。

関わりましょう、1年8か月たった東北に。

関わりましょう、閉塞感漂う日本の現状に。

そうして初めて、愛がにじみ出る未来を築くスタートを切れると思います。

「支え愛」です。

代表 辻だいち


追伸
「救命現場の落とし穴」や「救命率のからくり」や「三途の川理論」、「心が軽くなる安全講習・救命法講座」にご興味のある方、2時間程度のお手軽講座から、8時間の救命法国際認定講座まで、リクエストに応えますので、ご連絡を!

最新の画像もっと見る