わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

ほっと一安心

2013年04月24日 | 震災支援:山村留学へ長期受け入れ
やっと追いついてきました(笑)。


福島に行ってきました。

震災後、被災地に入るのは24回目になります。

夕方に、福島駅で待ち合わせ。

3月まで、暮らしの学校「だいだらぼっち」に娘さんを被災児童扱いで参加させていた福島市のお父さんと。

そこに大手新聞社の記者さんも合流。

この記者さんは1月に泰阜村に来ました。

しかも私の大学の学科のゼミの先輩!?

そして、なぜか長野県飯田市の方も。

この方の職場は私もよく知っていますし、共通の知人の話もたくさん出ました。

今日の主役は飯舘村長泥区長さん、のはずでした。

急な用件が入り来れないことになってしまいました。

でも、主役がいなくても、東北の福島市の居酒屋で、「南信州泰阜村」をキーワードに、共通の話題が飛び交います。

つながり連なる豊かな縁に、不思議な感覚に襲われました。

心地よいその感覚に、ついついお酒を飲みすぎてしまいました。


ホロ酔いで向かったのは、前述の福島市のお父さんの家。

福島に来ると毎回泊まらせていただいています。

家でお父さんと再び一献傾けると、3月まで暮らしの学校「だいだらぼっち」にいた女児(中2)が帰ってきました。

元気に学校に通っている様子がうかがえました。

福島に戻ってきて順応が早いとのこと。

ほっと一安心です。

彼女が、暮らしの学校「だいだらぼっち」に最初に来たのが2011年5月。

私が出迎えて、田植え作業をやっていたこどもたちのところに連れていったあのシーンが、鮮明に思い浮かびます。

年度の途中から泰阜村に来て、果たしてうまくやっていけるかな。

福島に戻って、果たしてうまくやっていけるのかな。

線の細い彼女を見ていると不安を感じることも多かったのですが、実は芯が太くて強い。

全国の支えによって、そしえ泰阜村の人々のあたたかい支えによって、彼女に生き抜く力が培われたのかもしれません。

「行ってきます」

二日酔いの朝、彼女の元気な声が、家に響き渡りました。


がんばれ。

信州から支えているよ。

いつまでも支えるよ。

がんばれ。


代表 辻だいち


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