住めば公園風田舎町

「住めば都」と言われるがわたしゃ田舎の方がいい。町全体が公園のようなそんな田舎町に住みたい。

307 安岡桜公園

2007-04-05 20:59:27 | 風景

307-1 国見 

 日本には到る所に、国見岳という山がる。
 その山に登れば国が一望できるのだ。国というのは、昔の豪族、大名などの領地のことだ。
 その山に登れば、大名でなくとも国を見ることが出来る。
 地図がなかった時代、国見は非常に大切だった。
 現代人は、地図があるので安心して国見をしなくなった。
 しかし、地図を見ても、そこにある情報は、見ている情報のほんの一部にしか過ぎない。
 地図を見ても、自分の故郷が美しいなどという感動は起こらない。
 時々、高いところに登って国見をするのもいいだろう。
 「煙と○○は、高いところに上がりたがる。」などと言う人が居るが、○○と言われても上がった方が良い。

 遠くに見える左側の高い峰が雄鋤(オンスキ)、右の低い峰が雌鋤(メンスキ)といわれている。
 ちょうど鍬で畑の土をすきとったようだから、二つ合わせて鋤先山(スキザキヤマまたはスキサキヤマ)といわれる。
 手前の桜の木がある丘が、安岡八幡宮のあるところだ。
 左側の桜は斜面に植わっている。右の方に見えるのが、先日、お気楽さんが紹介した八幡さんの駐車場の桜だ。
 guuchanの家は、左側の斜面の桜の下にある。
 

307-2 安岡桜公園

 安岡桜公園は、町内の小さい遊園地で、まだお兄ちゃんたちと遊べない小さい子の遊び場にちょうど良い。
 車もなく安心だ。
 公園の中に桜はないが、後ろの斜面に沢山の桜がある。この斜面は、下が宅地になったときに、植えられている。
 急斜面だから、ここは遊び場ではない。一年に一度草刈の人が入るだけで、滅多に人影を見ることはない。guuchanは人影ではない。
 自分は人影に見えないのだ。 
 しかし、今日は子どもたちの声がする。


307-3 秘密の遊び場

 驚かせたくはなかったが、ここで遊んでいる子ども等の写真が撮りたかった。
 わたしが近づくと、一人が見つけた。



307-4 降りる 

 「写真撮っていい?」と声を掛けながら近づいた。「撮って」、「撮って」と返事が返ってきた。
 この坂道は案外急なので走って降りると止まらない。下は石垣だ。


307-5 登る
 上手に登らないと滑る。
 手前に「ここで遊んではいけません。」と立札があるが、そこにU字型の排水溝があるので、それが危険だからということかと思っている。


307-6 子供服 

 「お尻が汚れる。」「よかよか。子供服は汚れるためにあるっちゃけん。」と聞こえてきた。
 一人が手を広げている。
 桜の花びらを追っかけていたので、何しているのか聞いた。
 「桜の花びらを手に入れて、願い事をしてふ~っと風に吹き飛ばせばかなうの。」
 どうやら、アニメの中でそんなのがあるらしい。
 「マンガの見過ぎ~。」と自分で言っている。



307-7 急斜面

 何とか登れる限界の斜面だ。油断したら滑る。これがコンクリートだと登れないかもしれない。
 草だから、平らな引っ掛かりを探して行くと登れないことはない。
 そういう限界だからスリルがあって楽しい。



307-8 苔

 斜面は、子ども等が遊んでいた芝生の部分や、また苔の部分、露地の部分などがあり、木の根が表面を走って居たりして実に素晴らしい。
 公園風田舎町にはこんなところも、なければならないのだ。

 秘密の遊び場としては最高だ。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (かのこ)
2007-04-06 11:35:38
guuchanさん今日は
桜がもう散っているのですね~。
こちらは未だです。
昨日の総合公園の駐車場は
車が溢れていました。
凄い人出だったのでしょう・・。

子供達の声が聞こえてきました。
素敵は写真でした。
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かのこさん~こんにちは (guuchan)
2007-04-06 14:46:17
 ほんとうに、伸び伸びとした子どもの声が聞こえてきて、良かったですね。
 彼女たちにとってもきっといい思い出になることでしょう。
 guuchanも嬉しかったです。
 
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