中国貴州省で日本語教師

2007年春~2009年春、青年海外協力隊

最近の趣味

2008年10月12日 | Weblog
ここでの仕事も実質あと3ヶ月弱。
まとめの段階にさしかかっている。

だから最近の仕事は、
週8時間の授業と授業準備はモチ、
その合間を縫って、
第二弾DVD教材「貴州省観光ガイド日本語会話」の編集プロジェクト。
そのための会議、
前回の第一弾DVD教材「日本語ビジネス会話」のその後の展開のための作業、
来月の日本文化祭の準備、
そのための日本企業への各種連絡、
そのための学内打ち合わせ、
文化祭スピーチコンテストのために学生が持ってくる原稿添削、
来週の北京への出張講師の準備、
自分が声をかけて始まった日本語コーナーへの協力、
来年春からの就職先探し、
などをしている。
今日、週末になってやっと事務所に第四号報告書を提出した。締め切りを10日も破ってしまった。
編集中のDVDは今月末までの締め切りなので、スケジュールぎりぎりだ。
たぶん、いま一番エネルギーを注いでる仕事は、DVD教材編集で、
いま一番エネルギーをもらってる仕事は、会話の授業と作文の授業だろう。
授業をやって、学生たちの反応を見ていると元気になるから。

仕事であれこれ頭を使っているときほど、
趣味の時間が大切になる。
ただ、日本で持っていた、無心になれる趣味の時間…本屋の立ち読み、車やバイクの運転、温泉等…は、こっちでやることは不可能なことばかり。

でも、それらと同じように無心になれる時間を持っている自分に気づいた。

洗濯。

日本ではン十万もする高額全自動洗濯機を買って、
おおまかに洗濯物を分けて放り込み、
乾燥まで機械任せ。ほったらかしだった。

こっちでは宿舎共有の洗濯機に入れるものを厳選し、
スーパーでは、洗剤をいちいち厳選する。

こっちの洗剤はややもすると環境に悪い物質が入っていたり、
多めに使うと皮膚がかぶれたり、じんましんができるものがあったりするし、
かと思うと、汚れが落ちない中途半端なものもあったりするので、
用途別に考えて買う。

下着手洗い用の洗剤、普通の洗剤、漂白剤入りの洗剤、柔軟剤、洗濯石鹸を、店先で辞書とにらめっこして成分説明を研究し、厳選し、試用し、さらに信頼のおける外国メーカーに絞り込んで、各用途ごとのレギュラーが決定した。

さらに、こっちの衣類は簡単に色落ちしたり、すぐに破れたりするものも多いので、洗濯マークに絶対服従するよう注意し、手洗いするもの、弱水流で洗うものを注意深く分ける。

そして、干し方にも細心の注意を払い、乾いたシャツにびしっとアイロンをかける。アイロンは中国メーカーのものはほとんど安っぽいものが多く、危険なので、中国人たちが勧める外国メーカーのフィリップスにした。

洗濯のプロセスの一つ一つは、とても気持ちがよい。

すっきりする。

無心になれる。

他の趣味のようにお金も時間もかからないし、きちんと生活しているという自己満足感もできるし、いい趣味かもしれない。

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