中国貴州省で日本語教師

2007年春~2009年春、青年海外協力隊

遵義へ

2008年01月22日 | Weblog
重慶に行ったとき知り合った駅員のおばさん。



はい、その汽車はまだ遅れてますよ。1時間待っててね。このお湯飲む?
ん?あんた外国人?日本人だって?あたし日本語を少し勉強したことがあるんだよ!だけどさ、なんたって20年以上も前のことだからね、もうすっかり忘れちゃったよ。え?先生だって?それはうちの息子が通ってる大学だよ!
貴州は今までどこを観光したの?遊びに行くときは言ってよ、車があるから乗せてってあげるよ。あたしはこの駅に住んでるんだよ。今度あんたが汽車に乗るときはさ、あたしが切符とってあげるから電話ちょうだい!

今回また用事ができたので、
おばさん、汽車の切符ある?と電話すると、

先生、この天気で春節前だから、売り切れちゃったよ!
でもいいよ、あたしがなんとかしたげるから。汽車の中で買えるからおいでよ。

と取り計らってくれた。

駅のホームまでついてきてくれて、車掌さんに、
この日本人はあたしの大事な友達だからね、頼むよ!
と言って颯爽と去る。
初老の車掌さんは、日本人?やあニーハオニーハオ、めずらしいお客さんだねと満面の笑みで迎えてくれる。

汽車で4時間。
雪が降っていて凍てつく空の下、遵義に着いたら、学生と学生の両親が駅まで車で迎えに来てくれた。
まずは遵義の名物、羊肉粉を食べてください、と言われて食べる。



貴陽名物の牛肉粉と味はあまり変わらない。唐辛子を少なくしてもらったのにいつものように辛かったが、寒いのと疲れていたのとでその辛さがとてもおいしかった。



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