
2022年度<合格体験記>(1)【13:00~14:00】 (駅弁)(フランス語)
●植山先生
おかげさまで、2年前の英語に続いて、フランス語でも合格いたしました。
今年のフランス合格者は、全国で12名のみ。狭き門ですね。今年も、植山先生には大変お世話になりました。ありがとうございました。
●フランス語(メルマガ読者、講演会・セミナー参加者、無料動画利用者、無料教材利用者、<模擬面接特訓>受講者)
①受験の動機
海外駐在(フランス、ハワイ)のときに、現地の方にたいへんお世話になったので、恩返しをしたかった。また、海外駐在時に日本人の顧客向けに観光ガイドのようなことを時々やっていたので、興味があった。
2年前に英語で合格したものの、コロナ禍のため、通訳案内業の仕事は見込めない。
そこで、新人研修を受講するかたわら、以前勉強したことがあるフランス語でも受験することとしたもの。
昨年は1次試験には合格したものの、2次試験のプレゼン問題がいずれも難問で、あっさり敗退してしまった。
今年、ようやくリベンジできた。
②第1次試験対策
<フランス語>(免除)(2021年に合格)
2021年度から、外国語試験はすべて多肢選択式(マークシート方式) に変更された。新形式では、以前からマークシート方式を採用している英語の問題に倣ったものになると予想し、フランス語の基礎学習の傍ら、2015年以降の英語問題の形式を確認した。
結果的には、大問2~4は、いずれも英語に範をとった問題であった。
なお、2021年のフランス語問題は、それ以前のものに比べて 明らかに易しくなった。
そのため、受験生の平均点は大きく上昇することが想定され、2022年度の試験内容は難化するのではないか、と予想していたが、やはり今年はかなり難しかったようである。
<日本地理>(免除)
<日本歴史> (免除)
<一般常識>(免除)
<通訳案内の実務>(免除)
③第2次試験対策
a. 今回は2次試験1か月前になって、病気のため、急遽、1週間入院してしまった。悩んでいても仕方がないので、「試験の直前でなくてよかった」と、気持ちを切り替えた。幸いにも先生の「模擬面接特訓」を受講した直後に入院することになったので、助かった。
①受験の動機
海外駐在(フランス、ハワイ)のときに、現地の方にたいへんお世話になったので、恩返しをしたかった。また、海外駐在時に日本人の顧客向けに観光ガイドのようなことを時々やっていたので、興味があった。
2年前に英語で合格したものの、コロナ禍のため、通訳案内業の仕事は見込めない。
そこで、新人研修を受講するかたわら、以前勉強したことがあるフランス語でも受験することとしたもの。
昨年は1次試験には合格したものの、2次試験のプレゼン問題がいずれも難問で、あっさり敗退してしまった。
今年、ようやくリベンジできた。
②第1次試験対策
<フランス語>(免除)(2021年に合格)
2021年度から、外国語試験はすべて多肢選択式(マークシート方式) に変更された。新形式では、以前からマークシート方式を採用している英語の問題に倣ったものになると予想し、フランス語の基礎学習の傍ら、2015年以降の英語問題の形式を確認した。
結果的には、大問2~4は、いずれも英語に範をとった問題であった。
なお、2021年のフランス語問題は、それ以前のものに比べて 明らかに易しくなった。
そのため、受験生の平均点は大きく上昇することが想定され、2022年度の試験内容は難化するのではないか、と予想していたが、やはり今年はかなり難しかったようである。
<日本地理>(免除)
<日本歴史> (免除)
<一般常識>(免除)
<通訳案内の実務>(免除)
③第2次試験対策
a. 今回は2次試験1か月前になって、病気のため、急遽、1週間入院してしまった。悩んでいても仕方がないので、「試験の直前でなくてよかった」と、気持ちを切り替えた。幸いにも先生の「模擬面接特訓」を受講した直後に入院することになったので、助かった。
b. 2次試験は面接のため、他人に客観的に評価してもらう必要がある。フランス語は英語と異なり情報が少なく、自主学習が難しいので、語学学校の通訳案内士対策講座を受講するとともに、個人授業を受けた。
(1)通訳案内士対策講座
語学学校の対策講座は、全国通訳案内士試験の形式に準拠したグループレッスンである(週1回2時間の授業)。
内容は日本的事象の2分間スピーチとそれに対する質疑応答、および 即興による和文の通訳演習である。
講師はフランス人であるが、日本文化についての造詣が深い方であり、たいへん勉強になった。
(2)オンライン個人授業
グループレッスンの場合、ひとりひとりがフランス語で話す時間は限られている。この欠点をおぎなうために、上記とは別にオンラインによる個人授業を受けた(週1回、毎回1時間)。
主な授業は毎回3つのテーマを選んでプレゼンし、講師による質問に回答するというもの。1週間に3テーマのスピーチを準備するのはかなりたいへんであったが、1年間で100以上のテーマを練習したことになり、数をこなしたという意味ではよかったと思う。
直前の1か月間は、本番の試験と同じ形式で11分間にわたって面接が行われ、その後、発音、文法および内容についてのコメントを受けるという実践的なものであり、本番に向けて「度胸」をつけるのに大いに役立った。
この先生はフランス人の現役全国通訳案内士であるので、「フランス語圏の観光客が、日本のどのような事象に興味を持つのか」という視点でのプレゼン力を鍛えられた。ポイントは奇をてらわないで「基本的な観光情報を提供すること」(例えば「日本の湖」というお題であれば、富士五湖と芦ノ湖を紹介すれば十分)などを学んだ。
なお、この先生からは、「日本的事象英文説明300選」の内容を仏訳して勉強することを勧められた。
c. 英語以外の言語は参考書が少ないため、自習には苦労する。
基礎力ができるまでは、自分である程度、和文仏訳をやってみるべきだが、直前になると時間もないので、翻訳ソフト(DeepLがお勧め)で訳文をつくり、その内容を自分で話せるレベルの簡単な構文および単語に置き換えるのがよい。
なお、「300選」のフランス語版はハローのHPに掲載されている。
d. 本番では、流暢でなくてもよいが、ある程度よどみなく話せる必要がある。そのためにはシャドーイングが役に立つ。私は「音読JAPON」(IBCパブリッシング刊)を利用した。この本には、全部で35テーマが掲載されているが、「スクランブル交差点」「交番」「自動販売機」「聖地巡礼」「民泊」「弁当」(今年の通訳テーマ!)、「ラーメン」「鍋」「祭」など2次試験既出テーマが含まれている。フランス語の難易度は適切である。
本書には各テーマにつき、ネーティブスピードで約2分間のスピーチが収録されているが、我々がプレゼンするなら、話すスピードが遅いから、この半分程度の分量でちょうど2分間くらいになると思われる。
ちなみに、この書物は英語版が元版(「音読JAPAN」)であり、ドイツ語版もある。
e. プレゼン問題対策としては、ともかく数をこなす必要がある。とはいえ、過去10年間、合計354問のプレゼン過去問をすべてやるのは無理だし、あまり効率的とも思われない。大切なのは、とっさの応用力と、お題をどう膨らませるかを考えることであろう。
私の場合、今年のプレゼン問題のお題は「西九州新幹線・なまはげ・俳句」の3択であり、前年度に比べ、取り組みやすかった(昨年のプレゼンは難問ばかりで、あっさり敗退した)。
f. 一方で、通訳問題はプレゼン問題と異なり、何の準備もいらないし、短い文章であるので、早めに練習を始めるべきである。
通訳問題は、プレゼン問題と異なり、選択の余地がないので、逃げるわけにいかない。
私は過去問(10年分で122題)を2回通してやり、すぐに訳せない表現の単語帳を作って勉強した。同種問題が繰り返し出されている(京都と和食はこれまでに4回出題)ので、何年分かをやるとコツがつかめるようになる(通訳文の音声を録音したソフトも市販されている)。
g. この試験には、当たり外れ(問題の難易度、試験官の性格、日本語文の読み上げの速さ)があり、ある程度は運に左右される。
先生の言われるとおり、「人事を尽くして天命を待つ」の心境で最善を尽くすしかない。仮に1回でパスできなくても、日本文化について本格的に勉強できる最良の機会であり、通訳ガイドとしてデビューしたら、必ず役に立つ(はず)なので、決して無駄な試験ではない。
とはいえ「努力は裏切らない」。練習量の多さは結果に反映される。
前年度はこの試験を甘く見て、準備不足のまま 2次試験当日を迎えてしまった。今年度は、昨年度の3倍の学習時間をノルマとして課し、これを達成することができた。
h. 地方の方が、「東京、大阪と異なり通訳案内士に特化したフランス語の授業が受けられない」とコメントされていたが、例えば東京のアンスティチュ・フランセ(旧日仏学院)が行っている授業はZOOMで行われているので、地方の方でも参加は可能である。これは「フランス語通訳ガイドスキルアップ講座」という名称であり、講師はフランス人の現役通訳案内士なので、お勧めしたい(今年も開講されている)。
(下記を利用しました)
<第1次合格体験記>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/03ce4dac773dd5bb9aa07527a42e0610
<最終合格体験記>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/4bb4662130eb6ebb1ae40a73c060708f
2次試験問題(2013年度~2022年度)
http://www.hello.ac/2ji.mondai.2013.2022.pdf
<最終合格体験記>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/4bb4662130eb6ebb1ae40a73c060708f
<2次レポート>のまとめ
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/428e10fe9085c4d498958c9973daa240
<2次セミナー>のまとめ
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/61f55aeddb8a9694b94b50faf863fea8
2次試験対策<特訓セミナー>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/710c0877139032bf502e97f1fdeb3b4b
ガイドマニュアルのまとめ(富士・箱根ツアー、日光、鎌倉・横浜ツアー)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/b5bc28dcb1f7e3a41e23d73982d77606
ハッピー・ガイド・ナビ(第2次口述試験攻略法)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/f8580b22708c49b4a70d8d20ac3b72aa
「通訳案内の現場で必要とされるトラブル対応方法」
http://hello.ac/troubleshooting.pdf
「日本的事象英文説明300選」
https://www.amazon.co.jp/dp/4938174340/
<プレゼンテーション・外国語訳>質疑応答予想問題60題
http://www.hello.ac/yosou60dai.pdf
2次試験対策<出題予想問題>(厳選125題)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/578af7362c8e6f9f2bd57f912208770b
<模擬面接特訓>を受講しました。(無料)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/6e9d47d2851e8968806ec4d2d916777c
「300選」のフランス語、ドイツ語、中国語、スペイン語版
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/979f9ee7369b32f1db5a285bd67de2f2
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/979f9ee7369b32f1db5a285bd67de2f2
④ハローのメルマガ、動画、教材、セミナーなどで役に立ったこと
「ハロー通訳アカデミー」の無料メルマガでは、貴重な情報を毎日のように受け取ることができ、たいへん役に立った。
また、合格体験記には様々なヒントが詰まっているので、参考になる情報は印刷して熟読した。
今年は、植山先生の「模擬面接特訓」を受講させていただいた。この特訓は良い機会であるので、可能であれば受講を勧める。
植山先生および試験官役を務めていただいた現役フランス語通訳案内士の方に感謝申し上げます。
⑤ハローに対するご意見、ご感想、ご希望
昨年失敗しているだけに、まる1年間という準備期間の長丁場でモチベーションを保ち続けることに苦労したが、先生にお送りいただくメルマガに勇気づけられた。とりわけ試験直前にメンタル面が厳しくなってきた時は、ありがたい励みになった。この1年間、どうもありがとうございました。
⑥今後の抱負
2年半の鎖国状態がようやく解消され、外国人観光客も戻ってきたので、通訳案内士デビューに向け、各種研修を受けて勉強を進めます。
⑦<模擬面接特訓>の感想
本日は「模擬面接特訓」を実施いただき、ありがとうございました。
小生は、昨年度、全国通訳案内士試験をフランス語で受験し、1次試験にはなんとか合格したものの、2次試験であっさり敗退しました。
今年はぜひ必勝を期したく、この面接に申し込みました。
昨年度は、自信がないのに、さしたる準備もせずに、2次試験当日を迎えてしまいました。
当日のプレゼン問題のお題はいずれも準備したことのないテーマであり、消去法でなんとかなりそうなテーマを選んだのですが、
我ながら内容のないスピーチで撃沈しました。
また、与えられた外国語訳問題も難しかったです。
今年は昨年の反省にたって、早めに準備を始めたつもりだったのですが、気付いてみたら、本番まであと1か月!
このままでは、ずるずると試験日を迎えてしまいそうです。
そこで、先生に喝!を入れていただきたく、迎賓館の門を叩きました。
面接の予習課題は、当初の440題全部から<厳選125題>に減らしていただきましたが、それでも全項目を予習する時間的余裕がなく、
不安いっぱいのまま、特訓を受けました。
試験官は植山先生と現役通訳案内士の方のお二人でした。
模擬面接はすべてフランス語で行われました。
幸い、プレゼンテーマには事前準備した項目が出たので、途中、グタグタになりましたが、なんとかこなせました。
また、外国語訳問題、シチュエーション問題は、本番よりは易しめの内容でしたので、自信をもって回答することができました。
それでも本番さながらの緊張感があり、このタイミングで受講する機会を与えていただき、よかったです。
植山先生からは、次のようなコメントをいただきました。
・全体に早口すぎる。早口になるとどうしても文法や構文の間違いが増えるので、ゆっくり落ち着いて話すように。
・<厳選125題>は、基礎の基礎であるので、これをしっかりマスターできれば、他のテーマへの応用力が増す。
また、お土産として「フランス語復習用資料」まで頂戴したので、しっかり勉強します。
今回、<厳選125題>を短期間で仕上げたことで(まだ4分の1ほどが手付かずですが)、「やればできる」という気になれたこと、また、基本事項をきちんと押さえる必要性を再認識できたことは今日の収穫です。
この学びを糧に、残り30日を走り切り、先生に良いご報告ができますよう、がんばります。本日は誠にありがとうございました。
本日は「模擬面接特訓」を実施いただき、ありがとうございました。
小生は、昨年度、全国通訳案内士試験をフランス語で受験し、1次試験にはなんとか合格したものの、2次試験であっさり敗退しました。
今年はぜひ必勝を期したく、この面接に申し込みました。
昨年度は、自信がないのに、さしたる準備もせずに、2次試験当日を迎えてしまいました。
当日のプレゼン問題のお題はいずれも準備したことのないテーマであり、消去法でなんとかなりそうなテーマを選んだのですが、
我ながら内容のないスピーチで撃沈しました。
また、与えられた外国語訳問題も難しかったです。
今年は昨年の反省にたって、早めに準備を始めたつもりだったのですが、気付いてみたら、本番まであと1か月!
このままでは、ずるずると試験日を迎えてしまいそうです。
そこで、先生に喝!を入れていただきたく、迎賓館の門を叩きました。
面接の予習課題は、当初の440題全部から<厳選125題>に減らしていただきましたが、それでも全項目を予習する時間的余裕がなく、
不安いっぱいのまま、特訓を受けました。
試験官は植山先生と現役通訳案内士の方のお二人でした。
模擬面接はすべてフランス語で行われました。
幸い、プレゼンテーマには事前準備した項目が出たので、途中、グタグタになりましたが、なんとかこなせました。
また、外国語訳問題、シチュエーション問題は、本番よりは易しめの内容でしたので、自信をもって回答することができました。
それでも本番さながらの緊張感があり、このタイミングで受講する機会を与えていただき、よかったです。
植山先生からは、次のようなコメントをいただきました。
・全体に早口すぎる。早口になるとどうしても文法や構文の間違いが増えるので、ゆっくり落ち着いて話すように。
・<厳選125題>は、基礎の基礎であるので、これをしっかりマスターできれば、他のテーマへの応用力が増す。
また、お土産として「フランス語復習用資料」まで頂戴したので、しっかり勉強します。
今回、<厳選125題>を短期間で仕上げたことで(まだ4分の1ほどが手付かずですが)、「やればできる」という気になれたこと、また、基本事項をきちんと押さえる必要性を再認識できたことは今日の収穫です。
この学びを糧に、残り30日を走り切り、先生に良いご報告ができますよう、がんばります。本日は誠にありがとうございました。
<模擬面接特訓>復習用資料(フランス語)
⑨特別講演会「通訳案内士業界の真実」の感想
本日は、特別講演会「通訳案内士業界の真実」にご招待いただき、ありがとうございました。私は、2年前に英語で全国通訳案内士の資格を取得しました。
この間に一通りの新人研修を受けましたが、コロナ禍で外国人観光客がほとんどいない状況が続き、旅行会社に問い合わせても、「新人は募集していない」と言われてきました(当然ですね)。
昨年10月からコロナの水際対策が緩和され、春頃から本格的に外国人観光客がもどってくると予想されています。そろそろ旅行会社へのアプローチを再開しようと思っていた矢先のご講演でしたので、極めてタイムリーでした。
本日のご講演では、旅行会社への登録方法、仕事の取り方、また、通訳案内士以外に取得すべき資格、などについてご説明をいただきました。特に、主要旅行会社には、植山先生自らコンタクトされ、最新の採用状況をご確認いただいたとのことであり、頭が下がります。
このほか、頂戴した資料には、日本でのガイド業の歴史(初めて、ガイド業が法定化されたのは、なんと1907年とのこと!)や、日本で実施されている主要なインバウンドツアーの情報もあり、具体的なイメージがつかめました。
今日は特別ゲストとして、2016年からガイド業を開始されたベテランのガイドさんも参加されていました。
彼女からは、新人ガイド研修の意義(他のガイドと比較して、自分の強みを知ること)、仕事の見つけ方(ガイド仲間を増やす。情報を集める。できるだけ多くの旅行会社に登録する)、旅行会社から信頼を得る方法(ひとつひとつのツアーを丁寧にこなすことに尽きる)など、具体的にご説明いただきました。
また、お勧めの旅行会社も教えていただきました。植山先生から頂戴した情報も合わせて、さっそくコンタクトします。
この講演会で背中を押されたので、次の一歩を踏み出してみようと思います。
本日は貴重な機会をいただき、どうもありがとうございました。
この間に一通りの新人研修を受けましたが、コロナ禍で外国人観光客がほとんどいない状況が続き、旅行会社に問い合わせても、「新人は募集していない」と言われてきました(当然ですね)。
昨年10月からコロナの水際対策が緩和され、春頃から本格的に外国人観光客がもどってくると予想されています。そろそろ旅行会社へのアプローチを再開しようと思っていた矢先のご講演でしたので、極めてタイムリーでした。
本日のご講演では、旅行会社への登録方法、仕事の取り方、また、通訳案内士以外に取得すべき資格、などについてご説明をいただきました。特に、主要旅行会社には、植山先生自らコンタクトされ、最新の採用状況をご確認いただいたとのことであり、頭が下がります。
このほか、頂戴した資料には、日本でのガイド業の歴史(初めて、ガイド業が法定化されたのは、なんと1907年とのこと!)や、日本で実施されている主要なインバウンドツアーの情報もあり、具体的なイメージがつかめました。
今日は特別ゲストとして、2016年からガイド業を開始されたベテランのガイドさんも参加されていました。
彼女からは、新人ガイド研修の意義(他のガイドと比較して、自分の強みを知ること)、仕事の見つけ方(ガイド仲間を増やす。情報を集める。できるだけ多くの旅行会社に登録する)、旅行会社から信頼を得る方法(ひとつひとつのツアーを丁寧にこなすことに尽きる)など、具体的にご説明いただきました。
また、お勧めの旅行会社も教えていただきました。植山先生から頂戴した情報も合わせて、さっそくコンタクトします。
この講演会で背中を押されたので、次の一歩を踏み出してみようと思います。
本日は貴重な機会をいただき、どうもありがとうございました。
(2020年度英語合格者)(2022年度フランス語合格者)
⑩<合格祝賀会>の感想

本日は「ありえへん」合格祝賀会を開催いただき、ありがとうございました。
お天気にも恵まれ、休日の午後を有意義に過ごすことができました。
祝賀会全体の進行のすばらしさ、料理のおいしさ、ミニ演奏会のクオリティの高さ、など、すべて皆様が絶賛されているとおりです。
私は、なんと合格者代表スピーチをさせていただくという栄誉にも恵まれ、いろんな意味で長く記憶に残る日となりました。
私のスピーチの要旨を公開いたします。
来年は、私のように、合格発表前に「合格体験記」を書いてしまうことを目標とする受験者がもっと増えることを期待しています。
重ねてお礼申し上げます。
***
「皆様、この度は 全国通訳案内士試験にみごと合格され、おめでとうございます。
植山先生、本日はこのようなすばらしい祝賀会にご招待いただき、ありがとうございます。
高級ホテルの祝賀会に無料で参加でき、クラシックの演奏会までセットされているとは、まさにありえへんサービスですね。
・私自身の受験歴ですが、2年をかけて2020年に英語で合格はできたものの、まったくお仕事もこないので、思い切って 昔勉強したことのあるフランス語でも受験することに決意し、こちらも2年がかりで、今年合格できました。
・私は、職場の定年が見えてきた2019年の始めに、以前からあこがれだった通訳案内士試験へのチャレンジを決めたものの、どういう準備をしてよいのか、まったくわかりませんでした。
たまたまネットサーフィンをして見つけた「ハロー通訳アカデミー」さんのサイトは、歴史もあり、メジャーなスクールだというのに、教材のすべてが無料だというのは、どうにも信じられませんでした。
・その後、植山先生が主催された1次試験対策セミナーを数回受講させていただき、先生のお人柄に触れて、
この先生についていけば、大丈夫だと確信した次第です。
・植山先生、この4年間、本当にありがとうございました。
・私は、この4年間、ハローのメルマガに「合格体験記」を載せてもらうことを目標に、がんばってきました。
植山先生の受験日の心得の中に「試験当日は、帰宅後に、楽しい気持ちで、<2次レポート>をハローに送信する様子を思い浮かべる。」というのがあったと思いますが、私の場合は、ずうずうしくも2次試験受験直後に架空の「合格体験記」を書いてしまいました。
おかげさまで、私の書いた合格体験記は、英語、フランス語とも、ハローのメルマガに、体験記第1号として掲載されました。
(昨年は「合格体験記」ではなく「敗軍の将・兵を語る」の方で掲載されてしまいましたが!)
・ハロー通訳アカデミーのすばらしさは、もちろん植山先生の献身的なご努力によるところが大きいですが、それに加えて、今日もこうして多くの先輩通訳者が、お忙しい時期にもかかわらず、ご来賓としてお越しいただいたことからも分かるように、アカデミーの卒業生が、後輩のために、惜しみなく情報を提供するというシステムにあると思います。
私たちもハローのおかげで合格ができたのですから、今後とも後輩のために、協力していきましょう。
・人手不足の日本でも、高齢者の再就職は難しいと言われていますが、通訳ガイドの世界は、年齢に関係なく活躍できるすばらしい仕事です。
今年は、3年間にわたって猛威を振るったコロナウイルスもようやく落ち着き、訪日外国人もどんどん増えてきており、私達新人にも仕事が回ってきそうです。
今日は、こうして同期の皆さんが集まっていますので、皆様と情報交換をしながら、通訳ガイドの世界を大いに盛り上げていきましょう。
・本日は、本当にありがとうございました。」
以上