2019年度第2次試験<2次レポート>(11)【16:30~17:30】(自然災害)
●英語(メルマガ読者、セミナー参加者、無料動画利用者、教材利用者、旧生徒(通信))
●第1次筆記試験の自己採点の点数
・外国語(英語):たぶん 75点 :合格
・日本地理:免除
・日本歴史:免除
・一般常識:免除
・通訳案内の実務:免除
●受験会場:昭和女子大学(8号館)
●受験時間帯:16:30~17:30
【1】日本人試験官:女性。ソフト。実際にとても優しくしていただいた。50~60歳くらい?
【2】外国人試験官:男性。優しそうな感じ。早すぎず、優しい対応をしていただいた。40~50代?
【3】プレゼンのテーマ(3個):同じ時間帯でもテーマが1種類ではないようです。
①ビアガーデン
②分煙
③国定公園
【4】自分が選択したプレゼンのテーマ:ビアガーデン
【5】プレゼンの後の質疑応答
①その場所は外に設けられるのか?
②
③
【6】外国語訳の日本文
日本では、案内が日本語だけのところが多いので、外国人旅行者が困る。
特に、地震や台風などの自然災害が発生した場合は、外国人旅行者は、どうしていいか分からない。
電車などの交通機関も、いつ動くのかも分からない。
したがって、通訳ガイドは正確な情報を伝えて揚げる必要が高まっている。
【7】外国語訳の後の質問:なし。
【8】<シチュエーション>
新幹線で移動中、地震が発生して新幹線が止まってしまった。
アナウンスは日本語だけでお客様は意味が分からない。
そして、とても怖がっている。どう対応しますか?
【9】<条件>
あなたは個人のお客様をご案内中で、特にその後の予定に制限はありません。
【10】与えられた<シチュエーション><条件>に対する私の対応策
※準備の猶予どころか、全部読まないうちに対応説明を求められた。
時間制限に切羽詰まっていたのだろうか?
【11】その後の質疑応答
わたし:日本語のアナウンスしかないんだから通訳する。
そして、次のアナウンスを待つ。(他にどうすんのよねぇ?と思いました)
客(試験官):地震なんて経験したことなくて怖いよ~、
どうすればいいのよ?
わたし:大丈夫、日本の新幹線は安全です!
客:これから京都へ行くのに、時間に遅れる!
わたし:何よりも大事なのは、あなたの安全。エージェントにも電話をして指示を聞きます。
客:いつまで止まってんのよ?
わたし:たぶん、20~30分は動かないでしょう。
それから次のアナウンスを待ちましょう。
新幹線が遅れたら、払い戻ししてもらえます。
(⇒2時間遅れれば、ですよね、それは言いませんでした。)
-----もう、困っちゃってるので、コジツケまくりの言いたい放題-----
客:え~、払い戻してもらえんの!知らなかったよ。
(喜ばれてしまいました、あとで2時間としればガックシするでしょう…)
わたし:これまで新幹線の事故はありませんでした。(⇒少し古いかも)
2011年の地震の時だって、地震の前に新幹線が止まった。(⇒これはホント)
だから、日本の新幹線は安全なの、大丈夫です。
おひらき。
補足:
この間、お客様とされる試験官のほうを見て話してね、と言われました。
日本人女性のほうを見てしまっていたようです。
【12】第2次口述試験受験の感想
ほとんど準備ができなかったので、来年の下見の予定で行きました。
プレゼンの構成・筋書について、先生が色々と書かれておられます。
理屈では分かっていたつもりでも、実際に現場に出てはじめて、どういう筋立てにすればよかったのか、試験が終わってから分かりました。
理屈ではなく、やっと、現場感覚の一端が掴めた感じがします。
【12】ハローの教材、セミナー、動画、メルマガなどで役に立ったこと。
プレゼンのテーマ3つをみたとき、「全部ボツ」、呆然としました。
それでも、先生が「沈黙したらダメ」とあれほど書かれているので、コジツケでも、頼りにならない内容だろうと、嘘八百まで、何か言わないといけないというエンジンに動かされました。
国立公園ならともかく、国定公園とはシブすぎます。
分煙、言えることがない。
仕方ないので、ビアガーデン。
ビールは嫌い、当然ビアガーデン興味ない、ホント困りました。
やはり、1分目の合図はありませんでした。
まだ1分たたないのかと思ったら、もう2分で打ち切り。。。
Thank you すら言うヒマもなく、質問に移行。
なお、16時半からの回のなかの第1グループは、前回のグループが遅れているとのことで、全員移動のスタンバイをしてから、待たされましたので、この回の試験はかなり時間を気にしていた可能性がありそうです。
今回は、全然準備不足だったので、実は試験に行くのも嫌で、行こうかどうしよかギリギリまで迷いましたが、来年の下見と割り切って、恥をかきに行ったのです。
緊張のあまり、生年月日は間違えるわ、住んでる町も言わないままボケっとして、促していただき、挙句の果てに、それも間違えて言い直すというありさまでした。
プレゼンの時間は2分です。
準備してスラスラ言える内容ならば、1分45秒くらいがベストでしょう。
しかし、全く予想外のテーマしかなかった場合は、どうしても、間を置いて考えたり、シドロモドロになったり、言い直したりするため、1分半迄を目途にしておかないと、打ち切りになってしまうと思います。
1分という時間感覚を身につけておく必要があります。
【集団移動】
16時半からの回の人が全員、大きな教室に集められます。
少し経ったら、グループごとに分けられて別な教室へ移動。
自分の受験室と順番番号が書いた机に座ります。
試験が次の番になったら呼ばれて廊下で待つのですが、極寒でコートを着ていたため、呼ばれたとき手間取りました。
廊下の見張りの方々も、もちろんコート着用の寒さでした。
そして、運命のたったの10分を過ごす。
ちなみに、昭和女子大8号館、中の声は全く聞こえません。
あの配置だと、よほどの大声でない限り、内容は外には聞こえないでしょう。
試験後、少し離れた場所に数人溜められる。
さらに、違う教室へまとまって移動して、16時半からの回の人が全員終わるまで待機。
トイレに行きたい人は、係が付き添い、手拭きタオル以外は持って行けない。
お財布などの貴重品が入ったバックも置いて行かないといけない。
係官が見張ってるので信用してほしいということらしい。
迷路状態の学校をあちから、こっちへと連れていかれ、自分がもはやどこにいるのか不明な状態にされる。
ああいうやり方を下見できたのも、次回に役立つと思います。
あそこまでするなんて、驚きました。
当日は、最後まで参考書を見るのもテですが、今日は、行く途中で風邪をひいて具合が悪くなりました。
12月ですから、そのようなことにも注意しないといけません。
思いもかけないテーマも出るわけですから、直前になったら、ジタバタするよりも、待合室では、深呼吸をして静かにしているほうが、効率的かと思いました。
そのせいか、一緒だった方々で、最後の最後まで、本やプリントを見ている人は少数派でした。
呼吸が落ち着かないと、頭の回転も鈍ります。
どの引出に何が入っているのか、どれと、どれを組み合わせたら、よりより筋立てに出来るのか、それを可能にするのは、落ち着いた精神状態でしょう。
私は、英語を話す機会がありませんので、英単語が出てこない。
文章を見ている分にはナンてことない単語や表現でも、シャベリなれてないと出てこないものです、当たり前です。
受験者の殆んどは社会人ですから、思うような学習時間もとれないでしょう。
来年に向けては、既に、少しづつ始めないといけないのだと痛感します。
二次対策は、集中してやろうと思ってもできるものではありません。
1時間ぶっ続けで喋ってたら、けっこう疲れるわけですから。
それを、毎日繰り返すことが肝心です。
先生の「沈黙したらダメ!」の一言が、ジェットエンジンとなり、普段、英会話などする機会がないのに、喋り続けられたのは、先生の喝の入った文章のお陰、感謝いたします。
ダメでしょうが、悲壮感はありません、楽しい時間でした。
ハロー300選の活用法も、つい3日ほど前に、新たな発見がありました。
今回は遅すぎましたが、次回に活かします。
先生、いろいろと、どうもありがとうございました。
次回は、ぜひ合格報告ができるよう、今から精進いたします。
以上