sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

FPPモデル1/24 フェラーリ315/335S ミッレミリア1957 製作中3 シャーシ塗装

2020-11-18 08:07:19 | 模型

FPPモデル、フェルナンドさんの作るポルトガルのレジンキット、フェラーリ315Sミッレミリア優勝車を製作中です。


ボディ塗装の終わったモデル。コクピット前の黒塗装をアクリル筆塗りでやりました。

裏側も黒くしました。




シャーシはこれで一体パーツ。フロントアクスルやエンジンブロック、ペダルのアームまで一体です。
シャーシとエンジンベイを呉工廠グレーで塗り、黒とシルバーで塗り分けました。
ボディにセットするといい塩梅のバランスになります。





下から見るとこんな感じ。50年代のレーシングカーらしくなってきました。


小物も整形して中性洗剤で洗ってからミッチャクロンを吹き、グレーサフの後シルバー。
タンクはシルバーの上からタミヤのメタルシルバーを重ねています。このスプレー、ちょっと高いけどアルミ風の色調になります。


ノーズのグリルは口の形状に合わせて外周を削りました。
口に合わせるといい感じ。




エンジンも少しパーツをつけています。タンクはここに収まります。





タイヤとホイールを組み付けるとかっこいいなあ。さすがのデッサンです。







前輪のリムの外周を黄色く塗ってみました。フェラーリチームのチームカラーだそうです。ほんとはフロントホイールは
グリーンがかったグレーなんですが、あまりかっこよくないのでシルバーのままで。







スペアタイヤも放り込んでみました。いい感じ。エンジンは今日塗ってみます。
一体の部品も多く、組んでみてテンションが上がっていきますね。
50年代レーシングカー、好きだなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FPPモデル1/24 フェラーリ315/335S ミッレミリア1957 製作中2 ボディ塗装

2020-11-17 09:35:53 | 模型

先日から作っているポルトガルフェルナンドピントモデルFPPモデルから輸入したフェラーリ315S。
1957年最後のミッレミリア優勝車になります。
今日はボディ塗装をご紹介。




ボディの下穴を開けて各パーツのすり合わせをしていきます。
このキットはレジンパーツに金属線がインサート成形されているので、強度の必要なところは助かります。



さらにクリヤーパーツをバキュームから切り出して、ミラーやエッチングとすり合わせしておきます。


ボディの各部に穴を開けて、中性洗剤で洗ってからミッチャクロンをしっかりと吹き、グレーサフとペーパーを繰り返します。


下地が出来上がりました。


ボディ内側に濃いめのグレー(日本海軍呉工廠グレー)を吹きました。


内側をマスク。


フードの裏もシルバーを吹いてからマスクしました。


トノカバーとフードに隠れる部分に、グレーサフの上からシャインレッドを吹き付け。



トノカバーの部分にフラットクリヤーを吹きマスクします。



全体を組み合わせてシャインレッドを吹いてから軽く3番の赤でコートして深みを出します。
シャインレッドはサフの上から直接吹くと少し濁ってアーリーフェラーリらしい色になります。
そこに3番の赤でコートすると深みのある赤になります。





デカールを貼ってクリヤーでコートしました。フェルナンドさんのデカールは透けないし
一文字ずつ独立しているのでニスも目立たず貼りやすかったです。資料を見ながら貼る位置を調整します。




マスクを剥がすとトノカバーのつや消しの赤と室内のグレーのコントラストがいい感じになりました。






ボディをコンバウンドで磨き、ライト内をリキッドクロームマーカー、ライト前のスコップの部分を4アーティストマーカーの中身を筆塗りしました。ライト前の部分はキラキラしすぎていたのでタミヤアクリルのフラットアルミでコートしています。
ボンネットは昼間の自然光で見ると周りのパネルよりも暗く見えたのでもう一度シャインレッドを吹き赤でコートして明るさを調整しました。
こうしてみると実に雰囲気の良いボディですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FPPモデル1/24 フェラーリ315/335S ミッレミリア1957 製作開始

2020-11-13 07:30:48 | 模型

ポルトガルのフェルナンドさんから数年前に輸入したキット。フェラーリ315/335Sを製作します。
一昨年手持ちのレジンキットはほとんど処分してしまったんですが、こちらは残しておきました。
手作り感溢れるモールドですがデッサンが素晴らしく、特に手編みのホイールの質感が感動的です。





前後のフードの厚みを削って周囲を削り合わせボディに合わせます。
燃料タンクもボディに入るように削り、シャーシやボディもバリを取って合わせます。
素晴らしいタイヤとホイールはレジン製で金属線が編み込んであります。金属線でシャーシに接合します。
前輪はステアしませんが角度をつけて穴を開けました。
前輪のアーチは深く削り込んであります。




燃料タンクにはフィラーキャップをつけて位置を合わせます。
堅いレジンのタイヤは削りこんでリヤのフード裏も削ってなんとか閉まるようになりました。


グリルは裏を削ると開口できました。








佇まいは最高。製作が楽しみなキットです。楽しんで作っていきましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タミヤ1/24キャンパスフレンズセット2 撮影してみました。

2020-11-10 11:52:00 | フィギュア

話題のタミヤキャンパスフレンズセット2、先日完成させましたが1/24の車と一緒に撮影してみましたよ。


車はエブロのキャトル。うちの車、愛車仕様です。フランスナンバーなのはご愛嬌ということで。


冬の澄んだ光線が綺麗で外に持ち出してみました。


ビーノ女子もいい感じ。



台はダイソーの枠付きコルク板を使用。真ん中をグレーのサフで塗って、枠は木枠色に塗ったものです。
フィギュアはコルクの部分にGクリヤーで仮止め。これで倒れることはありません。
あとは板を片手で持ってちょうど良い光と陰、背景になるように板を回しながら撮影していきます。
板を目の高さくらいにあげて撮影するのがコツでしょうか。
背景を借景として取り込むと、いい感じの日常風景になりますよ。
おすすめです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エアフィックス1/32観客席とモノグラムフィギュア 完成です。

2020-11-09 08:17:00 | 模型

依頼品でエアフィックスMRRCの観客席とモノグラムの観客フィギュアを組み合わせて作りましたよ。


ともに60年代の古いもの。MRRCはエアフィックスの再販になります。


オリジナルはビニール袋入りでしたが、MRRCは立派な箱がつきますね。



簡単な説明書とデカール付き。


モノグラムもいい感じ。

フィギュアは一体成型。すごい技術ですね。







他のシリーズも載っていました。


昔作ったエアフィックス製の観客席です。


客席をマスクして






茶色系の色を重ね吹きして、組み立てました。
デカールは薄髪が貼り付いて劣化していたので、紙を剥がして台紙ごと切り抜いて両面テープで貼り付けました。



この側がキットに入っていないので手持ちのキットを撮影

フォトショップで型紙を作りました。



ピットは完成。

昔作ったもの。


観客はボリュームがありますね。


まずはエアフィックスの丸っこい3体を塗りました。


こちらのおしゃれなのはモノグラム製。


残りもなんとか塗っていきました。






細かいところも塗って完成です。




二つ繋げてもいい感じ。







今朝の外撮影。





空がいい感じに入りました。

このころのストラクチャーは夢がありますね。大好きです。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする