昨日はフィアットカフェ松濤で、イタリアのミラノ在住コーディネーター兼ライターの野口祐子さんと初めてお喋りすることができました。NAVIのマルティニ物語の頃から、ひとつひとつ話を掘り起こしていくストーリーに心うたれ、ずっとファンだった野口さんです。
それまでもFacebookではコメントはしていたのですが偶然イタリアの野口さんと電話で話をする機会があり、今回の冊子のプロジェクトへの参加を依頼されました。
野口さん個人が製作している、イタリア石巻プロジェクト冊子の「心」の第3号を拝読しました。
震災から立ち上がった牡蠣の話、力強く素晴しかったです。
笹かまぼこのお話しや、缶詰工場が被災して、掘り起こされた缶詰がきれいに洗浄され復興のシンボルとなっていくお話も。
イタリア人料理人の文化論も、食をとおしていろいろなことがみえてきました。
メンディーニさん
スパーダさん
ブロヴァローネさん
数々の著名な方が心を寄せあって色紙をよせています。この色紙自体も広島で行き場を失って倉庫に保管されていた10トンの千羽鶴から再生された物だそうです。
僕は20年前にナポリで体験しためくるめく日々を色紙に水彩で描いてみました。
心が通いあう時を大事にしたいと言う思いからです。
野口祐子さんは「たいへんなのよ」と言いながらエネルギッシュに進めていらっしゃいます。
素敵な出会いに感謝した一日でした。