去年の10月にモデナで出会った、愛らしい1/8フェラーリを手作りするペローニさんの本を作りました。
ペローニさんは元スカリエッティの職人さんで、引退後独自に一人でモデルカーの製作を始めます。
そのスタイルは1950年代のアンティーク、トスキのイメージからインスパイヤされ、あくまでも素朴で手で作り出す形を大事にした素晴らしいもの。
モデナのご自宅で拝見したその大きなモデルカーと工房に圧倒され、本の製作をおねがいしました。
彼のモデルカーは限定10台、世界中のエンスージアストから愛され、フェラーリのチャンピオンモデルは全て作るというお話でした。最初の815や125から312T4までの大きなモデルは魅力的。
ペローニさん自身もすごくチャーミングなおじいさんでした。
最初見せてくれたモデルカーは全てガラスケースの中。おねがいして大きなガラス扉を外していただき、さらにケースから出してての抱えてもらったり。
ペローニさんは僕の無理な注文にも気さくに答えてください、撮影はどんどん進みます。
やはり、戦後直ぐのグランプリカーがお得意で、70年代のラウダやビルヌーブのF1もいい感じ。
スカリエッティといえば、テスタロッサとGTO。どこか素朴で、味わい深いモデルたち。
マセラティやシルバーアローも素晴らしい。
ペローニさんがスカリエッティに入ったのはディーノの時代。思い出深いディーノを作り出しています。
貴重な工房の写真もどうぞ。
貴重なモデナのミュージアムの写真も掲載。詳しくはこのあと発行するModenaストーリーも合わせてお読みください。
オールカラー32ページ1400円送料込み
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ペローニさんの世界
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Modenaストーリー
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Modenaストーリーはもう直ぐ発行です。
こちらは、FBで友人のボイヤーさん（スロットカーのプロトの原型師）がアップしていた1935-40年代ごろの展開図を組み立てたもの。
デザインや立体感が素晴らしく、寸法精度も出ていて驚きました。
昔のクラフトを作るのは考え方がよくわかって、興味深いです。
