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スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/24ハセガワ改造 シビックGL 制作過程

2018-02-04 08:46:17 | 模型


ハセガワ1/24改造 シビックGLの制作過程です。



ハセガワのシビックはRSなので、フロントフェンダーリップが違いますね。
フェンダーアーチを縮小するために、ウェーブの1ミリプラ角材を巻いてみました。
端点を瞬着で固定して、あとは流し込みでつけています。若干はみださせて接着してから、平面を出すように削り出すと良いようです。




白サフを吹き、8番のシルバーを吹きました。
今回もマルニに続きウィンドウモールがデカール付き。前後ウィンドウとルーフレールに良い感じにはれてクリヤーコート。
ここで事故発生です。
ネジが緩んでいたZライトの頭が垂れてきてルーフを直撃し、深い傷が出来て目の前がくらくなりました。
デカールを生かそうとマスクしてルーフの再塗装を試みるも、マスクの際がひどく汚くなりまたはがしてやり直したりして、
ここまでリカバリーするのに前の晩から次の朝も含めて4時間ほど。
ウィンドウモールはシルバーの上からタッチアップして、ルーフレールは自作デカールを貼り込んで何とか復活です。


このキットは各部エンブレムがメッキパーツによる立体表現。
このHONDAの浮き文字はメッキランナーの意味有りげな浮き文字を切り出すとの情報を聞き実践。
あえなく二文字目のOで文字が粉砕。しょうがないのでランナーの8の数字の上半分を使いました。
他の文字はエッチングソーで切り出しています。
ウィンドウも入ると良い感じですね。






細かい外装パーツもこの段階で取り付けるのがマイブームです。




きものホイールはメッキリングのメッキを剥離して裏側を削り厚みを薄くリム幅を狭くしました。
ホイール本体に貼付けて塗装し、センターのメッキキャップを接着。赤をさしています。
ホワイトリボンは透けないラベルシールと言うPPシートにインクジェットで黒地に白の円を印刷。
つや消しクリヤーを吹いてからパンチコンパスで黒枠が残るように切り出して、Gクリヤーで貼り込みました。
PPシールは厚みがあるし固いので、タックシールに比べて真円性や耐久性があると思います。





この段階でほぼ外装を終わらせました。このキットはパーツの色分けが進み、ほぼマスクをせずに細かいパーツ分けで塗装がきれいに仕上がるので凄く楽しめます。テールライトの細い仕切り線は、タミヤアクリルのフラットアルミを筆塗りしています。
細かいパーツがやりすぎなほど細分化されているので、丁寧に組むとそれらしくなります。エンブレムはキットの不要のGLとCVCCエンブレムを使用。やはり立体のメッキパーツは映えますね。




足まわりも細かくパーツ化され、マスキングをしなくていいようにパーツ割されているのはグッド。
シャーシは黒指定ですが、好みでシルバーにしてみました。



タイヤはブレーキパーツもホイール側を削りこんでナロートレッド化。ナローリムとナロートレッドでGL感が出たかと。
車高は無調整です。




インパネは各種メーターを省いてみました。GLはセンターメーターありかもしれないですね。木目風に茶色を奥に塗っています。





メーターにはUVクリアジェルを流しています。各種デカール再現が細かく、ラジオまで再現は凄いですね。
佇まいがリアルです。




外装小物を取り付けて完成。外装メッキ小物やドアハンドル等、セメダインのハイグレード模型用点付けで接着です。
















昨日のオートモデラーの集いIN横浜
娘の学校の最終決定が長引き欠席、苦渋の選択でした。あー、いきたかったなあ。
4月は13-22の東京妙案ギャラリーのフィギュアの個展、4/29-30のエムウェーブながのノスタルジックカーフェスティバル
さらに4/4-17に某デパートの展示に参加となりました。
2-3月で全ての準備をしながら本も製作です。実に大忙しですが、がんばります。
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