やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

地震と地中の構造・NHKスペシャルより。

2014-11-17 | 環境
NHKスペシャルとして9/20に放送された「巨大災害 MEGA 
DISASTER 地球大変動の衝撃 第3集 巨大地震」が
BSで11/17に再放送されたのを見る。

311の巨大地震がなぜ起きたか、そのメカニズムについて科学者
達の最新研究の成果だ。地下というか地球内部の構造に光があて
られつつある。ふだん考えもしないこと満載やった。

冒頭、日本は世界最大の地震国で地震の10%以上が日本で起こる、
ということを再認識させられる。


1700年以降に起きた、世界でのM9.0相当の発生時期と場所

地球のプレートの数は12枚。地震の大半はプレート境界で起こる
そうだけど、そのうちなんと4枚も日本に関わっていること。


この図はこちらから

地震波トモグラフィーという地球内部を地震波を用いて観察する
方法が確立しつつあるそうで、ちょうど人体をコンピュータ診断
するように、地球内部の立体構造を明らかにしながら地震との関
係を研究している。



地震波トモグラフィーによって、固い地殻(青い部分)で大地震が
おきること、固い地殻は地球深くマントルまでつながっていること、
その一部がマントルに落ちることで、マントルが放射されて対流す
るという循環が生まれている。



壮大な規模の話。地殻といいプレートといい大地の確からしさが消
え、マントルやらの対流に浮いてる儚さを感じたりもする。

よくわからないのが地震との関係。番組でも紹介されていた、海洋
研究開発機構。そのセンター長、深尾良夫さんが上の図を使って
明してはるのをネットで見つける。

沈み込んだプレートはいったん滞留し、あるとき落下します。
このようなダイナミックな現象が起きれば、必ず地表にも影
響が出るはず。地球内部と地表をつなげる必要があります。

という段階らしい。急速な進展ぶりだそうで、今後に期待。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿