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ねがうこと、ゆだねること

「文楽」の開祖は「淡路人形浄瑠璃」出身

2014-03-29 | art
淡路人形浄瑠璃資料館は南あわじ市図書館の2階にある。
図書館が休館日だったので、一瞬諦めかけたけど、資料
館は開いてて、ほっとする。


独創的な三人づかい

淡路人形浄瑠璃に関するかなりの資料が集められ、ボク
の様な素人にも親切に教えてくださる。

1,人形浄瑠璃は人形芝居が三味線音楽、浄瑠璃と結び
ついて生まれた。江戸時代初期、1600年前後のこと。

2,17世紀前半には江戸、京都、大坂で人形浄瑠璃が盛
んになり、淡路島へも伝播。

3,18世紀初頭には淡路島に40以上の人形座があり、仮
設の芝居小屋「野掛け」をたてて、全国を巡業。



目、口、眉を動かすことができる。

4,各地に伝承されている人形芝居の多くは、淡路系。最
北端は盛岡。

5,淡路島生まれの植村文楽軒は淡路座の巡業に参加。大
坂にでて芝居小屋を始めたのが、のちに「文楽座」と呼ば
れる。

6,明治末期には「文楽座」が唯一の人形浄瑠璃専門の劇
場となったことから、人形浄瑠璃の代表的存在となる。


数多くの台本「床本」

そう整理すると、「淡路人形浄瑠璃」は「文楽」の産みの
親とも言える。もっとも大坂と淡路は近いから、人形遣い
が助っ人で行くなどさまざまな交流があったそうだ。

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